2003年7月31日木曜日

福沢諭吉の留任

■「ホログラム」、見る角度で色が違う「パールインキ」、傾けると文字が現れる「潜像模様」などの偽造防止の最新技術が施された新紙幣の印刷が始まった。新一万円札の肖像は現在と同じ福沢諭吉だが、10月以降に印刷が始まる新千円札は野口英世に、新五千札は樋口一葉に変わる…らしい。新渡戸稲造はどうかと思うが、僕は夏目漱石はそのままにしておいて欲しかった。漱石の著作ってのは親しみやすいく、千円札に適していると思うのだが。
■髭とか髪型に特徴がある人物が偽造防止に役に立つらしい。塩爺によれば、樋口一葉は、女性の社会進出の先駆者として、21世紀の日本社会の方向性を示すに相応しい(男女共同参画社会)、野口英世は我々がチャレンジ精神を持って国際社会に貢献していく上で、素晴らしいお手本(科学技術国家)…だそうだ。男女平等ねぇ…いつも掛け声ばっかじゃねぇかよ。お札を変えるよりも、女性蔑視の自民党議員をなんとかした方がいいんじゃないか?
■福沢諭吉の留任は、小泉総理が慶應大出身だからというのが定説です。


2003年7月30日水曜日

ガチンコ!

■ドイツの世論調査機関、フォルサ研究所が行った最新の調査で、調査は最新の双方向テレビ「セット・トップ・ボックス」を使用し、1630人の参加者が、家庭のテレビ画面に映し出された質問にリモコンで答えた。それによると回答者の99%はシュレーダーの顔と名前を知っていたが、役職を答えられたのは51%にとどまった…らしい。
■そんなバカな。ドイツでは「シュレイダー首相」と呼ばないのだろうか?「シュレイダー」とか、英語でいう「ミスター」みたいなものがつくのだろうか。ちょっとわからん。ドイツ国民は、シュレイダーがイラク戦争に反対してたのを見ても、「そう言えば、あのオジサンなにやってる人?」という感じなのだろうか。
■シュレーダーで思い出したのが、三宅正治アナだ。『クイズ!ヘキサゴン』が深夜で三宅アナが司会をやっていた。回答者の一人(蛭子能収だったかな?)が「シュレイダー」と書いたことがあった。その時、三宅アナの口から飛び出した言葉…「誰なんですか、それは?」とツッコミを入れた。いやいや、ツッコミがおかしいよ。あぁ、フジテレビ女子アナウンサーが知性の欠片もないことは一目瞭然なのだが、ベテラン男子アナウンサーまでもがこの状況ですか。こんなことを思うのはもはや、ドイツの首相の名前を知ってることが異常であったり、アナウンサーの固定観念を捨てきれていないからかもしれない。
■四年半続いてきた『ガチンコ!』(TBS)が、最終回を迎えた。「やらせ」を堂々と使い、「修羅場」コントを繰り広げるという全く斬新な笑いの手法で、一部で人気を博してきた。そもそも「ガチンコ!」ってタイトルからしてボケなのだが。
■最終回…初っ端から、全員参加によるドタバタ喜劇だ。「札付きのワル」は、胸倉を掴んだり押し合ったりするが、相手が怪我しないように配慮をして、決して殴ったり蹴ったりはしない…「とんでもない修羅場」をなんとなく作り出している。取っ組み合う者とそれを止める者…役割分担がしっかりとできており、バランスよく均衡している。
■最終回を「修羅場」で終えるわけにはいかないだろうと思っていたら案の定、「ワル」が騒いでいたのは最初だけで、講師やTOKIOの話を非常にしっかりと聞いている。ある講師がスピーチで「人の話も聞けないお前らが…」みたいなことを言っていたが、「ゴミども」は非常におとなしく話を聞いていたよ?番組製作者は「最終回は感動で終わらせなければいけない」と思っていたはずだが、『ガチンコ!』の「ワル」は本当に空気が読める。「ゴミども」と講師・TOKIO・製作者とのすばらしい意思疎通こそ、この壮大な喜劇を続けてこれた秘訣だ。
■大和龍門は演技もうまいし、しっかりと笑いがとれる業師だ。「仰げば尊し」を熱唱もよかったが、その替え歌も秀逸で笑えた。あるいは、「ガチンコは一番の倫理・道徳教育番組」というボケの発想はすごい。「やらせ+暴力」なしでは成り立たなかった、この番組が教育番組だと言うのだ。こんな真顔ですばらしいボケをかます者が、今の芸能界にどれだけいようか?
■最終回は笑いどころ満載だったのだが、なかでも一番笑ったのは、ガチンコダイエット学院の参加者がリバウンドしていたとこだ。


2003年7月29日火曜日

民主党・自由党合併

■民主、自由両党の合併合意を受けて、朝日新聞社・全国世論調査をしたところによると、合併後の新しい政党について「期待する」が36%で、「期待しない」の52%を下回った。「政権をねらえる」とみる人も18%にとどまった。新しい党に「期待する」は民主支持層で7割、自由支持層でも6割だったが、他の政党支持層では期待感が薄く、無党派層でも3割強と低い。
■総選挙があれば与野党どちらの候補者に投票するかでは、野党が39%で、与党の35%をやや上回った。ただ、民主支持層では野党が前回と同じ8割台だったが、自由支持層では約8割から4割台に落ち込んだ…らしい。よく指摘されたことだが、自由党支持層が自民党(あるいは保守新党)に流れ込んでいる。菅直人政権を作るぐらいなら、小泉純一郎の方がましだ…というわけでね。
■それを表しているのが次の問いだ。「小泉首相と民主党の菅代表のどちらが首相にふさわしいか」と聞くと、小泉氏が46%と半数近くを占め、24%の菅氏のほぼ倍になった。支持政党別では、自民支持層で小泉氏が7割台を占めた。これに対し、菅氏は民主支持層でこそ6割だったが、自由支持層では小泉氏に水をあけられている…らしい。
■そうなるでしょうね。自由党の支持層は、小沢一郎の新保守主義的な政策を好んで支持している人が多いわけで、菅直人政権よりも小泉純一郎政権が好ましいと思うのは当然のことだ。
■つんくファミリーの女性アイドル集団「ハロー!プロジェクト」のサマーコンサートが、国立代々木競技場第1体育館で行われ「モーニング娘。」の安倍なつみが、モー娘を卒業することを明らかにした。卒業後はソロアーティストとして、女優として再出発。ハロープロジェクトには残る…らしい。
■「あぁそうですか」としか言いようがないが、「モー娘。」オタクたちは衝撃を受けているのかもしれない。ソロでやっていくったって、後藤真希のように失敗する可能性だってあんじゃないの?あるいは女優だって、演技力もなかろうに。で、モーニング娘の人気低迷にさらに拍車をかけることになるだろう。なんだ、いいこと尽くめじゃないか。


2003年7月28日月曜日

ブックマーク

■Googleの検索に、用語集のインデックスは拾われるものの、記述してあるページは対象から外されている。これによって、アクセスは激減。全盛期の半分以下まで落ち込んでいる。データベース作成ツールの事情によって、用語集のページを移動させることを余儀なくされたのだが、古いページをそのままにしておいたから、大量の「隠しページ」として認知されてしまい、ページランキングを大きく下げてしまったからかもしれない。…と、こんなことを書いていても、読んでいる人には伝わらないか。まぁ、しばらくは低アクセスになるということでした。

■ついでに管理日誌的なことを書くと、サイトの価値というのは、単なるアクセス数ではなくて、いかに多くの方にブックマークしていただくかこそが問題だと思う。その意味で、用語集を目当てに来ている人ってのは、目的が違うところにあるわけで、それほど定着は期待できず、それほど痛手にはならないはずだ。

■ブックマーク促進のために、コンテンツを充実させることが必要なのだろうが、時間的にも不可能だ。これまで通り、だらだらと「生活ノート」の更新をしていくことになるだろう。

■このサイトに関して、なんか改善すべき点や意見、感想をください。どんなことでもいいから…是非、是非、是非。


2003年7月27日日曜日

国会の暴力シーン

■もう北島康介はいいから。いいかげんにしてください。テレ朝としては、北島康介サマサマだろうけど。
■自民党・橋本派の笹川尭副幹事長が自民党総裁選に立候補したいと言っている。橋本派内では他にも、藤井孝男元運輸相と熊代昭彦衆院議員も立候補に意欲を示しているようだ。いや、はっきり言うが、世間的には「お前、誰だよ」という状況であり、とても選挙に勝てそうにない。自分の身がかわいい議員サンは支持しないんじゃないか。売名行為で出馬するのかな?
■本気で小泉打倒を考えているなら、反小泉の候補者を一本化しないと、とても小泉純一郎には勝てないだろう。いや、「抵抗勢力」の人も小泉総理を本気で倒す気は無いのかな。「抵抗」を演じるのも大変だぁ。
■イラク復興支援特別措置法は参院本会議で採決され、自民、公明、保守新の与党3党の賛成多数で可決・成立した。民主、自由、共産、社民の野党4党は反対した。これに先立ち参院外交防衛委員会が特措法案の総括質疑と採決があった。野党は審議終了に反対したが、与党の動議提出で審議を打ち切って強行採決され、可決された。場内は一時混乱した…らしい。
■相変わらずのドタバタ劇…小競り合いがあった。「与党は数の論理で押し切った!」「野党は反対したぞ!」ということをアピールするパフォーマンスなのだが、どうもバカに見えてしかたがなく、国民が政治に失望するばかりのように思える。メディアなどの暴力シーンに対しては、「子供に悪影響を与える」「暴力を助長する」とかってやかましい国会議員に、国会での暴力シーンは許されるのかと問いたい。
■今回、注目を集めたのは、自由党の森ゆうこ参議院議員だ。名前が売れてよかったね。あと、大仁田厚(バカプロレスラー)も見かけた。「自分の存在意義はここにある!」とばかりにがんばってましたね。なんで自民党の用心棒を国のカネで雇わなければいけないのだろう。


2003年7月26日土曜日

眼の検診ぼったくり

■災難続きでへこんでいる。?コンタクトレンズを紛失した?ペンケースを紛失し、中学校の頃から愛用していたシャープペンを失った?自転車のタイヤがパンクした。ショック度⇒?>?>?

■コンタクトを紛失したので、注文をしに行った。僕の瞳が人よりも大きいらしく、いつも取り寄せになり、めんどくさいことにまた行かなければならない。

■コンタクトだけが欲しいのに、眼の検診というのを強制的に受けさせられる。3分ぐらいの検査なのだが、2230円も取られた。なんだ安いじゃないか、と思われるかもしれないが、保険がきいてこの価格であるということを忘れてはいけない。以前、保険証を忘れた時、実費でひとまず8000円払って、保険証を持ってきた時に差額を返却すると言われたことがある。なんで3分ばかりの検査で8000円も必要なのか。ぼったくりとしか言いようがない。

■これは日本医師会と厚生族議員が作り出した国民を食いつぶすシステムのせいに他ならない。普段は保険がきいているから気にならないが、やつらはとんでもない額をぼったくっているのである。利用者の負担感を麻痺させるために、サイフから徴収する際は少なく取っておいて、保険料と称して給料からすっぽりと差っ引くのである。自民党政権が続く限り、こういった既得権はなくならないだろう。


2003年7月25日金曜日

新民主党への評価

■7月になってからのアクセスが伸びている。テスト期間だからだろうか、用語集からのアクセスがいつもの3倍は伸びている。記述していないものも多いし、ほとんどのものは用語の簡潔な意味しかなく、とても試験の役に立つようなものは提供しているようには思えないのだが。そこらへんが心苦しい。

■このサイトの新規のアクセスは、Googleの検索に依存している。検索対象となるコンテンツのストックが増え続ける以上、今後も安定的なアクセスは期待できそうだ。あとは、どうやってリピーターを増やすか。いや、問題の核心は全てそこにあると言ってよい。


■民主党と自由党の合併…各社の論調を見てみる。「政策ではなく選挙のための合併」といった批判で足並みをそろえる…と予想していたが、どうなったか。

【朝日新聞】
「核武装を検討すべきだと主張する西村真悟氏でも、自由党議員だから無条件で入党させるのだろうか。政策で踏み絵を踏ませなければ、文字通りの野合だ。」
⇒あまりにも朝日的だが、まぁ安保問題で政策一致ができるのかと言いたいのだろう。経済政策ではそれほど対立は起きないだろうから(これまでがひどかったから、さしあたりは目指す方向性はすでに決っている)、問題は安保・外交問題だ。そこで収斂できるのか。それが一番の問題だろう。「政策や理念へのこだわりを自負してきたはずの小沢氏が、なりふり構わぬこの身売りだ。彼のこれまでの言動は一体何だったのだろうか。」⇒我が意を得たり!という感じ。小沢一郎のいいかげんさは過去にもこのノートで指摘してきたとおり。「小沢氏は今後も、相手をとっかえひっかえしながら政界再編を仕掛けたいのかも知れない。民主党はそんな小沢流ではなく、あくまで選挙を通じた政権交代をめざすべきだ。それが、自民党支配を結局崩せなかったこの10年の苦い教訓である。」

【毎日新聞】毎日は好意的に捉えているようだ。「民主・自由両党の合流は、選挙戦では有利に働く。二大政党革制を目指し、導入された衆院小選挙区制に勝利出来る基盤整備も進む。野党政権樹立の可能性も増す。」「政権交代こそ真の意味での政治改革だ。」⇒このあたりはかなり議論の余地があろう。むしろ、合流しないまま、選挙協力をしていた方が議席は増えるかもしれない。「合流後の党内での不協和音が懸念される。」「自民党内での小泉首相と『抵抗勢力』との確執は今後ますます強まるだろう。統一のマニフェスト(政権公約)作りも困難かもしれない。民主党は合流後、早期にマニフェストを作り、政権担当能力を内外に誇示すべきだ。」⇒マニフェストにどれだけ国民が重視するのか、それが問題だ。あるいは、政治的無関心の層をどれだけ起こせるか。

【読売新聞】読売は手厳しい。
「民主党と自由党は、これまで安全保障問題などで政策を異にしていた。それが政策協議も経ずに合併するのでは、近づいた衆院選向けの野合という批判を免れることはできない。有権者の政治不信を増幅するのは避けられないだろう。」「とくに自由党の小沢党首は、九三年に自民党を離党した時から政策重視を強調してきた。九四年の新進党結成や九七年の同党解党の際も、政策の違いと主張していた。自由党党首として、二〇〇〇年に自民党との連立政権を離脱した時も同様だった。」「自由党は衆院選に備え、『日本一新十一基本法案』を提示している。それも捨て去るのだろうか。政策が二の次では、小沢氏にとって自己否定ではないか。」⇒いやぁ、おっしゃるとおりですよ。「自由党は、もともと自民党に飽き足らない保守層を支持層としてきた。民主党に『吸収』されるなら、すんなりと民主党を支持するとは限らない。小沢氏の処遇次第では、むしろ自民党支持に回帰する可能性もある。」
⇒ポイントはここですね。同様に、左派だって社民党に支持を移す可能性だってある(避難しようにも沈みそうだが)。現在は単純に「1+1=2」だけど、選挙後はそうはいくまい。

【産経新聞】産経は、まぁ普通かな。
「小泉自民党と政権を競い合うことは、政界に緊張感を高めることになるだけに合併の意味は小さくない。二大政党制への移行にも弾みをつけることになろう。」
⇒こういうとこでいつも安易に「二大政党制」という言葉がでてくるのが嫌なんだよね。「二大政党制」が好ましいっていっても、その時々の状況によるだろ。
「今回の合意は、秋に取りざたされている衆院解散・総選挙をにらみ、野党が結束して戦うことを優先したものだが、政策の一致がないままの合併は泥縄との批判を免れないだろう。」
「野党共闘がいかなる政策、理念で日本の将来を切り開いていくのか、を明確にしなければ、国民の期待に応えることにはならないだろう」

■政策・理念が明確でなくても、党内にまとまりがなくっても、現在の政権はあるわけで、民主党がよい政策をいくら打ち出したって、そう簡単には選挙民は起きてこないだろう。自民党や公明党の強固な組織基盤は崩せるようには思えない。はっきり言って、自民党の総裁選で、小泉純一郎が再選されないことを望むしかないんじゃないか。


2003年7月24日木曜日

石原慎太郎「犯罪者DNA」

『日本よ/内なる防衛を』(産経新聞 2001年5月8日朝刊)
過日、知事として初めて警視庁を視察した時いろいろ印象的なものを目にさせられたが、その一つに科学捜査研究所で見た、被害者の割り出しのための死体修復技術の成果があった。見るも無残に顔の皮をすべて剥がれて誰ともつかぬ死体の顔を科学的に分析し、その原形の顔立ちを割り出し、構成しなおして出来上がった想像写真を元に捜査を進め被害者の身元を確認したのだが、被害者は仲間割れした不法入国の中国人だった。捜査の過程でこの被害者が多分日本人ならざる外国人、おそらく中国人だろうことは推測がついていたという。その訳は、何だろうと日本人ならこうした手口の犯行はしないものですと。やがて犯人も挙がったが推測通り中国人犯罪者同士の報復のためだったそうな。しかしこうした民族的DNAを表示するような犯罪が蔓延することでやがて日本社会全体の資質が変えられていく恐れが無しとはしまい。

石原の中国人への偏見を持っていることを示すもの。


西村眞悟

週刊金曜日からの孫引き
小渕恵三内閣当時、防衛庁政務次官を務めていた西村は『週刊プレイボーイ』(99年10月26日号)で、大川興業総裁の大川豊と対談し、今の永田町の政治家の女性観を代弁するような一連の発言をしている。そして、「軍隊は天皇の軍隊であり、天皇という皇位を守ること」など、一連の発言が問題になり、防衛庁政務次官の職を追われた。
以下、抜粋する。
大川 パキスタンつながりで聞きますけど、今度のクーデターでインドとパキスタンの間で核戦争の危機が叫ばれていますが、やっぱり危険な状態なんですか?
西村 いや、核を両方が持った以上、核戦争は起きません。核を持たないところがいちばん危険なんだ。日本がいちばん危ない。日本も核武装したほうがええかもわからんということも国会で検討せなアカンな。
大川 それは政務次官である西村さんが国会で発言するんですか。
西村 個人的見解としてね。核とは「抑止力」なんですよ。強姦してもなんにも罰せられんのやったら、オレらみんな強姦魔になってるやん。けど、罰の抑止力があるからそうならない。周辺諸国が日本の大都市に中距離弾道ミサイルの照準を合わせておるのであれば、我々はいかにすべきなのかということを国会で論議する時期に日本もきているんです。
大川 社民党が「いつか来た道」って言うんじゃないですか?
西村 まあ、アホですわ、あんなもん。何を言うとんねん、と。だからボク、社民党の(集団的自衛権に反対を唱える)女性議員に言うてやった。「お前が強姦されとってもオレは絶対救ったらんぞ」と。
大川 強姦という言葉がすごくお好きなんですね(笑)。
西村 あ、ちょいと使いすぎるかな(笑)



小沢一郎は自民党にいけ

■民主党の菅直人代表は自由党との合流問題について、民主党の人事や名称を現状のままとするなど、事実上、自由党を吸収することを条件に再検討する意向を固めた…らしい。再三、僕は言ってきたが、民主党は小沢一郎と手を組むべきではない。民主党が保守化することに何のメリットがあるのか。横路孝弘と小沢一郎の同居だ。原理原則もあったもんじゃない。
■だいたい小沢一郎は、ニューライトなんだから、民主党よりも小泉純一郎に近いんじゃないか。だったら、自民党に合流して、「抵抗勢力」と小競り合いでもしてりゃいいじゃないか。僕は菅直人や枝野幸男など民主党左派(怪しい定義だが)を支持しているので、小沢が入ってくることで右派が台頭するんじゃないかと危惧している。最悪の場合、小沢に担がれて、鳩山由紀夫が復活してくる可能性だってあるのだ。


2003年7月23日水曜日

がんこに平和

■今年の夏休みは、引きこもりに徹しようと計画している。すでに本を三冊ばかり購入した。長尾伸一・長岡延孝編監訳『制度の政治経済学』(木鐸社)G.エスピン−アンデルセン『福祉資本主義の三つの世界』(ミネルヴァ書房)ポール・ミルグロム/ジョン・ロバーツ『組織の経済学』(NTT出版)…どれも骨の折れる著作ばかりだ。しかも、金額が高い。三冊で一万円を越える。 さらに、コーリン・クラウチ/ウォルフガング・ストリーク編『現代の資本主義制度―グローバリズムと多様性』(NTT出版)の再読、および、青木昌彦の『比較制度分析に向けて』『経済システムの比較制度分析』の再チャレンジ(一度、ゲーム理論で挫折している)を計画中。
■2ヶ月で全て吸収するのはとても不可能だろうが、一応、ハードルは高くしておく必要がある。それに加えて、卒論の骨格を完成させ、英語の勉強もやろうと意気込んでいる。これはもう外界との接触を断つしかないんですね。それぐらい必死にやらないと、この目標はクリアできない。■このホームページの更新は、勉強の息抜きとして続けることだろうが、毎日というわけにはいかないかもしれない。で…家に引きこもった結果、以前よりも頻繁に更新されているようだったら、僕が勉強に集中できてないと思ってください。
■社民党は、党本部で土井たか子党首らが出席して臨時常任幹事会を開き、秘書給与流用事件よる辻元清美前衆院議員などの逮捕を受けた今後の対応を協議、土井党首を中心に団結していく方針を確認した…らしい。社民党…ピンチですねぇ。
■社民党は、政策オンチの集団で、外交や安保においても不安が残るが、環境問題、女性の地位向上、福祉政策に力を入れてきた政党であるし、「がんこに平和」を代弁する勢力があってもよい。その意味で、社民党は存在意義があると思う。ってなわけで、社民党よ、がんばってくれ…投票はしないけど。
■映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ!」が好調らしい。やっぱ根強い人気があるんだねぇ。先週、先々週と再放送がやってたけどね。僕も見に行きたいんだけどねぇ…。今回の憎まれ役に真矢みきが出てるみたいだけど、当然、東京大学卒のキャリア。東大卒ってだけで「出世のことばかり考えていて、エリート意識丸だし」という設定になるからな。視聴者の学歴コンプレックスを汲み取ってのことだろうか。


2003年7月22日火曜日

チャリティーマラソンランナー

■お笑いタレント山田花子が日本テレビ「24時間テレビ26 愛は地球を救う」のチャリティーマラソンランナーを務めることになった。今年で12回目のマラソン企画で、研ナオコ、西村知美に続き3人目の女性ランナーとなる…らしい。毎年、毎年、走る意味がわからん。だが、山田花子でなら感動エピソードを作り出すのは、意外と簡単かもしれない。
■雪印や日本ハムの偽装、辻元清美のど忘れ禁止法、中国製のダイエット食品…どれも懐かしい響きだ。


2003年7月21日月曜日

戦後民主主義と滅私奉公

■森喜朗前首相は、福井県敦賀市での講演で、少年による凶悪事件に触れ、その背景について「この世代の子供たちの父親、母親、学校の教師は、日本の教育の中でもっとも組合運動が盛んだった(時期に教育を受けた)。いわゆる左翼偏向思想、わかりやすく言えば日教組。そういう人たちによって作られてきた人格だ」との認識を示した…らしい。

■いかにも低脳な森喜朗が言いそうな発言だ。よくいるんだよねぇ…社会の不安定な原因を「戦後教育」「戦後民主主義」に求めたがるバカが。イデオロギーで雁字搦めになってんのね。いったいどういった因果関係があるんだよ。「左翼偏向思想」とやらに染まった教育こそが諸悪の根源であり、森さんのように「天皇中心の神の国」「女性は子供を産むために生きている」という思想教育を受けさえすれば、万事うまくいくとうのだ。森喜朗は北朝鮮のような「理想郷」に憧れているのかもしれない。

■この成熟した社会の中で、学校教育さえしっかりしていれば、よい子供が作れるという発想から間違ってんじゃないか。あるいは、「左翼偏向教育」の結果、どれだけの若者が「有事法制反対!」「憲法改正反対!」と言っているのか。森は「滅私奉公」の精神を叩き込みたいのかもしれないが、そんなものが現代の子供に受け入れられると本気で信じているとしたら相当にめでたい奴である。そもそも政治家や官僚は、「滅私奉公」の精神とやらを持っているのか。自分たちだけは私利私欲を追求しておいて、子供には「滅私奉公」を求める。そんなご都合主義が許されますかね?あぁそう言えば、日本国民がアメリカ兵に殺されたってのに、ゴルフに興じていた総理大臣がいたよねぇ…


2003年7月20日日曜日

イデオロギーまみれ

■辻元清美逮捕…やっぱ各誌の社説には特徴が現れるみたい。
■各社のスタンスを象徴的にわかりやすいのは、辻元に対する呼称だ。朝日新聞は「辻元前議員」、毎日新聞は「辻元元議員」、そして読売新聞、産経新聞は「辻元容疑者」となっている。
■朝日は辻元に対して同情的で、「今秋の解散風が吹き始めた矢先の突然の逮捕だった。なぜ今なのか。政治的な意図はないのか」冒頭こんな感じで始まり、「犯意を否認しているとはいえ、在宅でなく逮捕という捜査手段に踏み切る必要がどこまであったのだろうか」「永田町では国会議員の逮捕が年中行事のようになっている。だからこそ、捜査当局には、国民が納得するような徹底した、かつ公平な捜査が求められる」としている。
■毎日は「政治とカネをめぐる不祥事をあいまいにすれば、政治に対する国民の信頼を揺るがせる。違法行為があれば、司直の手による解明がなされるのは当然のことである」と語りつつ、「事件の解明を待って、国会は政策秘書のありかたを根本的に再考しなければならない」と締めくくっている。
■読売は「政策秘書は、国会議員の政策立案能力の向上を目的に導入された制度だ。国から支給される秘書給与をだまし取るための手段に利用したとすれば、国民を欺く行為だ」「(社民党は)政党として、この問題について、きちんと説明する責任がある」「とりわけ土井党首は、自分の秘書だった五島容疑者が秘書給与流用にかかわった疑いで逮捕されただけに、政治的責任は免れないだろう」と批判的スタンス。
■産経はもちろん興奮気味で、社説の見出しも「あまりにも遅すぎた逮捕」だ。よっぽど待ち遠しかったんでしょうね。「国からの秘書給与をだまし取った刑事責任は重い」「辻元容疑者は支持者を欺いたことにもなる」「捜査の進展によっては、土井党首の責任問題に発展することも免れないだろう」
■なんだかイデオロギーにまみれている気がするのは、僕が色眼鏡で見ているからだろうか。平均すればちょうどいいあんばいになるのかも。まぁ、ポイントは三つあるんじゃなかろうか…
?なぜ今なのか?警視庁は十分な説明責任を果たしていない。
?社民党は事実関係の説明責任を果たすべき。
?秘書給与制度、政治とカネの問題を再検討すべき。


2003年7月19日土曜日

オールスター

■松井秀喜、イチロー、長谷川滋利の日本人3選手が出場し注目されたの米大リーグ・オールスター戦中継の平均視聴率が関東、関西の両地区で最高9.8%だった…らしい。平日午前では非常に高い方だ。当然、高くなることは理解できる。松井ってのに日本人は妙に入れこんでるみたいだからね。巨人の選手だったし、ブサイクだし、誠実っぽく見えるところに好感が持てるのかな。
■日本のプロ野球・オールスター戦中継の平均視聴率は15日の第1戦が関東14.7%、関西28.1%。16日の第2戦が関東14.3%、関西26.2%で「西高東低」状態。これも予想通り。巨人の人気がどんどん低下していっている印象が強い。後半戦の視聴率はガタガタだろうし、来年だって上がるという確証はない。巨人の人気に依存してきた野球界全体の人気も低迷していくだろう。
■アテネ五輪アジア地区予選を兼ねたアジア野球選手権の日本代表候補33選手が発表された。初めて日本代表候補全員がプロ選手だけで構成された…らしい。そうそうたるメンバーなのだが、監督が長島茂雄というところが解せぬ。
■世界水泳…って盛り上がってんのか?テレビ朝日が異常なまでに力を入れているのだが。不可解なのは、あの「ぱちゃぽ」というちっともかわいくない河童のお化けだ。あの気持ち悪さはバレーボールの「バボちゃん」にも匹敵する。一度、戦わせてみてはどうか。
■「打ち首」「市中引き回し」の愛好家である鴻池祥肇防災担当相が、衆院予算委員会で、都内で監禁されていた小学6年の女児4人について「加害者であるのか、被害者であるのかよく分からない」と述べた…らしい。「被害者の女児らにも責任がある」とでも言いたかったのだろうか。なるほど、無用心にもついて行き、男を誘惑したってわけね。こうなると、「黒豹」の福田官房長官も黙っちゃいないよ。
■長崎市の男児誘拐殺人事件の「打ち首」発言の撤回要求には「いったん口にしたものは(録音)テープもあり撤回できない」と述べてたくせに、今回はすんなりと撤回した。あれ?なんでだろう?国会では議事録までご丁寧に取ってあるはずですが。
■国連児童基金(ユニセフ)は、イラク戦争で米英軍が投下したクラスター爆弾の不発弾や、イラク軍が公共施設や住宅地に隠した数千トンの備蓄弾薬などにより、戦後に1000人以上の子供が死傷したと発表した。「大量破壊兵器は必ず見つかる!」と言い続けてる人たちはこの状況をどう思うのだろうか。これだけの犠牲があっても、戦争する理由はなんだったのか。
■衆議院の予算委員会で、菅直人が小泉総理に「イラク攻撃支持について、イラクが大量破壊兵器を有していたと断言していたが、その根拠は?」と問うても、いいかげんな答弁でごまかした。小泉首相のロジックは「前科がある⇒今も有罪、疑惑がある⇒有罪、ゆえに攻撃支持」というものになっている。今回の査察でイラクは協力的であって、今後の査察続行によって「大量破壊兵器を持っている」という確信を得られたかもしれない。にもかかわらず、攻撃したわけだ。
■「大量破壊兵器を持っていないという立証責任はイラク側にある」と言ってきたのに、それを果たそうとしていたイラクを攻撃した。であるならその時点で、「大量破壊兵器を持っている」と説明する責任が生じないかい?
■ちなみに、菅直人は自身のホームページで「へきへきして追及を止めると、マスコミも総理の答弁を問題にしないので、今日はしつこく食い下がってみた。」と言っているが、メディアではほとんど取り上げられていない。
■秘書給与流用に関して、辻元清美が詐欺容疑で逮捕された。土井たか子の側近の五島昌子も逮捕されたことから、土井党首の責任問題にも発展しそうだ。北朝鮮拉致事件や辻元清美容疑者だけでも痛手なのに、土井党首まで辞めたら…社民党はいったいどうなるんだろうか。別に社民党支持者じゃないんだけど、近年の左派勢力の弱体化にちょっと危うさを感じる。


2003年7月18日金曜日

長崎幼児殺害事件 顔写真

■やはり隠された情報は知りたがる人が多いらしく、このサイトの予備ページ(はてなダイアリー)の方に「長崎幼児殺害事件 顔写真」とかってキーワードで飛んでくる人が増えている。もはや、この状況は「バカが多い」と言って片付けることはできないように思える。こういう過剰な好奇心を持つ人(あるいは「鴻池派」)がいる以上、いくら規制措置をしても無駄であろう。今後もこういったことは大いにありうるので、法務省も検討せざるをえないのだろうが、たとえば海外のサーバを利用している場合、規制は不可能のように思えるし、2chのようなとこで、どれだけ書き込みを管理できるかというのも疑問だ。
■アメリカのメジャーリーグ・オールスター戦の視聴率が史上最低だった昨年と同じ9.5%だった…らしい。いろいろ小細工してるみたいだけど、歯止めはかからなかったようだ。大リーグ自体、人気が無くなってきてるからねぇ…。日本のオールスターも関西以外では低いんじゃないかな(希望的観測)。セリーグが阪神ばっか…ってのはやっぱ冷める。


2003年7月17日木曜日

昭和の日

■殺害された知人は司法解剖された。絞殺だとわかっていても、刑事事件である限り、解剖して死因を確かめないといけなかったのだろう。変な男に殺された上に、体まで切り刻まれる…ろくな死に方じゃない。彼女の姉は先天的に問題を抱えており、ご両親としても、彼女に期待するところは大きかったと思う。
■殺した男は妻子持ちだったらしい。彼女を殺して「自分も死のうと思った」と言っているようだ。身勝手な動機で殺しておいて、自分は死ぬ勇気がなくて生き残ってるなんて。最初から自分も死ぬつもりなら、自分だけ死ねばいいのに。
■まぁ、これ以上このことについて触れてもしょうがないので、気分を変える。
■ミュージシャンをしている旧友に会った。CDを出したと得意げに語っていたが、どうせ売れないのだろう。「ミュージシャン」としての活動に専念するために、某有名大学を休学中らしく、彼の両親の教育投資はことごとく無駄になっている。
■ホームページを開設しているというので、訪問してみた。いかにも「ホームページ作りたてです」って感じで、あまりにも野放図なデザインだった。ミュージシャンと名乗ってる人間の掲示板は、大学の身内からの書き込みしかない。この程度で「ミュージシャン」を名乗っていいものか。むしろ「ラーメン店バイト」と名乗った方が正確のように思えた。
■ホームページには、彼が作詞したと思われる文章があった。それは、僕ならば迷わずに自主規制をするであろう、すさまじいものだった。だいたい作詞などというのは、自分だけが名作だと思い込んでいて、他人から見ればおおむね寒い。特に恋愛に関するものは、見てるこっちが恥かしくなるぐらいだ。彼は自己陶酔しているために、それに気がついていない。
■まぁ、活字だけ見てるから違和感があるのかもしれない、曲が乗っかれば、まだ何とかなるかもしれない…などと思い、曲も聴いてみた。「絶対売れない!」と思うのに30秒かからなかった。「こんなものが売れてたまるか!」と怒りさえ覚えた。チープな詞に、チープな曲が融合しても、いいものが産まれるはずがない。彼の行く末が心底心配だ。
■メジャーのオールスター…日本人は活躍できなかったね。まぁそれでも、松井秀喜が初安打、イチロー好守と騒いでるけど。長谷川滋利にいたっては、4失点だ。
■昭和天皇の誕生日である「みどりの日」を「激動の日々を経て復興をとげた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」趣旨から、「昭和の日」に改める…らしい。まぁ、高度成長期、日本の黄金時代を顧みようという「プロジェクトX」的な発想のようにも思えるが、「天皇陛下万歳」な人の立案だってのが気持ち悪い。


2003年7月15日火曜日

家庭教師のトライCM

■「家庭教師のトライ」のCM…上戸彩が出てますよね。WEBの広告では、上戸のテストの点数が「70点⇒100点」へと変化して「+30点」とか言ってるわけですよ。で…そもそも、オツムに重大な問題を抱えている上戸彩が、「70点」取れる試験っていったいどんな試験なんだ…といつも思ってしまう。

■トライのCM…ちょっと前には、SMAPの香取慎吾が先生役で出演していた。あんなアホがカテキョとしてやって来たら、偏差値は下がる一方という気がする。じゃぁ、星の下で授業をしてしまうカテキョは良い先生かと言えば、それもどうかと思う。家庭教師のトライ…先生も生徒も、かなり頭がやばい、ということは伝わってくる。すっかり忘れていたが、僕もトライで教えてたことがあった。頭、大丈夫かな…心配になってきた。

■大阪市が、ミナミの道頓堀川で、川底に沈む自転車など廃棄物の撤去作業を始めた…らしい。せっかくバカが飛び込むんだから、汚いままにしておいてやればいいじゃないか。バカだって飛び込み甲斐がなくなるってもんだ。飛び込む行為よりも、飛び込んだ後の方が面白いと思う。飛び込んで陸に上がる時はかなり惨めだろうし、痒いし臭いんだろうなぁ…その滑稽な姿が見てみたい。鴻池派ではないが、それを「さらし首」にすればいいと思う。

■大相撲の横綱朝青龍と前頭旭鷲山が、打ち出し後の風呂場であわや乱闘の小競り合いを起こした。通路で顔を合わせた2人が激しい口論から一触即発の状況になり、その場に居合わせた大関魁皇が仲裁に入った…らしい。またかよ。ちょっと前に、朝青龍はまげを掴んだり、サイドミラーを壊したばっかだ。協会側は黙殺したい考えだそうで。プロレス的手法を真似て、朝青龍が「ヒール」を演じてんのかな。

■自民党の山崎拓幹事長が、愛人問題を報じた「週刊文春」の記事が名誉棄損にあたるとして、文芸春秋などに5000万円の損害賠償を求めている訴訟(文芸側も反訴)の口頭弁論で、山拓と愛人関係にあったという山田かな子さんが提供した“愛の証拠品”が次々と証拠提示された。文春側は公判で、山拓がホテルのベッドで寝ている写真やホテルのコースターに山拓が書き込んだメモ。山田さんに雑誌の切り抜きなどをさせて製作し、山拓が愛読していたという自家製アダルト雑誌、電話の会話記録のやりとりを書き記した文書などを次々と証拠として提出した…らしい。

■すごいことになっている。なんと言っても、自家製のエロ本だ。変態山拓…訴訟して、ガンガン墓穴を掘ってる気がする。それにしても変態山拓特製エロ本…それはさぞかしすごいんでしょうなぁ。小泉総理、こんなことがあっても盟友・山拓のクビは切らないのかな?

■いきなりヘビーな話題で申し訳ないが、大阪の知人が絞殺された。彼女は僕と同い年だ。なんでも20歳近く年の離れたオッサンに殺されたらしい。犯人は「好意を寄せていたが、冷たくされたので首をしめて殺した」とほざいている。ふざけるなと言ってやりたい。いい年こいて何を言ってやがるんだ。そんな理由で殺される身にもなってみやがれ、ばかやろう。


2003年7月14日月曜日

アクセス数

■昨日、アクセスカウンターがやっと5000を回ったようです。(2003/01/06) アクセスカウンターを設置(2003/03/19) 1000hits(2003/06/10) 3000hits(2003/07/01) 4000hits(2003/07/12) 5000hits…徐々に早くなってきているけど、まだまだですね。
■マリンメッセ福岡で開催された『K−1ワールドGP』。フランシスコ・フィリォvsマイク・ベルナルド…フジテレビは例のごとく引っ張りまくってたけど、超がつくくらいの「凡戦」。自分から攻める気持ちはまったく無いらしく、消極的。あれがメインだって言われても見に言った人は納得できないよ。


2003年7月13日日曜日

長崎市の幼児誘拐殺人事件

■土屋義彦・埼玉県知事長女の献金隠しで引責辞任したようだ。あぁ、よかったね。土屋知事も逮捕されるのかな?
■長崎市の幼児誘拐殺人事件で、補導された同市内の少年(12)とは別人の顔写真が携帯電話のメールで出回っている…らしい。個人間のメールのやり取りを確認することは不可能だろうから、ネットとかで出回った分に関しては名誉毀損で訴えた方がいいんじゃないか。間違いなく勝てるんじゃないの?で、携帯メールで少年の顔写真を送ってこられても、「だからなんだよ」と思うし、こんなことではしゃいでる奴の気が知れない。幸い僕のところには回って来ず、バカな友人がいなくてよかったと思っている。
■長崎幼児殺害事件…法務省が2ちゃんねるに削除要請500件だとさ。複数の氏名や住所、学校名などの個人情報や顔写真も飛び交っているようだ。くだらないない。なにが楽しいんだろ。少年や親を「さらし首」にしたい連中…このような活動をする工作員を私は「鴻池派」と呼びたい。「鴻池派」は鬱積した思いを、「さらし首」にすることで憂さ晴らしを行ったり、連帯をして安心感を得たりして、自己満足している。鴻池派の2ちゃんねらーは、社会で得られない連帯感を、ネットで充足してんのかもね。


2003年7月12日土曜日

鴻池祥肇「市中引き回し・打ち首」

■土屋義彦・埼玉県知事の長女・市川桃子容疑者が逮捕された。かつて知事は「(長女が)逮捕された場合には辞めるかどうかも含めて進退について考える」と発言していたが、辞任するつもりはないようだ。「さらなる県政発展のため、おわびを含めて全力で県政に取り組む決意を新たにしている」とやる気満々。無能でバカなことで有名な土屋知事が全力を出したら、埼玉はめちゃくちゃになるんじゃないの?
■やっぱりと言うべきか…長崎市の幼児誘拐殺人事件で、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」で、補導された中学1年生の少年(12)に関連して、複数の氏名の書き込みがあった。で、法務省人権擁護局は、掲示板の管理者に削除を要請した…らしい。
■まぁ、2chってのは、低脳な暇人の巣窟ですからね。こうなるだろうなぁ…とは予想できるけど。隠されると余計に知りたく人間のさがかもしれんし、他人が知らない情報を知って優越感にひたってんのかもしれない。こういった人間が、インターネット規制への原動力となっている。
■少年が『三国志』を読んでいたいことから、戦争や殺戮シーンに触発されたのではないか…なんてことを報道していた。おいおい、脳みそ大丈夫なのか。いくら不安だからって、無理やり事件の原因を捏造するなよ。そうやって、いつも単純化したがるんだなぁ。なんだか、マイケル・ムーアの『ボウリング・フォー・コロンバイン』を思い出したよ。じゃぁ、『三国志』を「有害指定図書」にでもしましょうかね。
■鴻池祥肇防災担当相は、長崎市の男児誘拐殺人事件について「嘆き悲しむ(被害者の)家族だけでなく、犯罪者の親も(テレビなどで)映すべきだ。親を市中引き回しの上、打ち首にすればいい」と述べた。鴻池は青少年犯罪やフリーターなど青少年問題に取り組む政府の「青少年育成推進本部」の副本部長で、政府は閣僚懇談会で鴻池氏を中心に対応策を検討することを確認したばかり…らしい。
■最近、頭の悪い政治家の発言が多くないか?「市中引き回しの上、打ち首」ですよ…「鴻池」って育ちの良さそうな名前とは裏腹に(?)、とんでもなく野蛮なことを言うのであった。なんのためにこんなことを言うわけ?いくら鴻池がバカだからって、本気で言っているわけではないだろうが(と信じたい)。犯罪者の親を写せばいい?…アホか。そんなことをしたら少年のプライバシーを保護する意味がねぇじゃねぇかよ。そんな「見せしめ」で解決すると本気で思ってんだろうか。この国の「青少年育成」はとんでもない方向を向いている。


2003年7月11日金曜日

鴻池祥肇

鴻池祥肇 防災担当相
「(加害者の)親なんか市中引き回しの上、打ち首にすればいい」
��7月11日、記者会見で長崎市の男児殺害事件に関連し)


朝青龍×旭鷲山

■長崎市の幼稚園児誘拐殺人事件が世間を騒がせている。新聞各誌の社説の論調も、極めて重大な事件であり、同じような事件の再発を防ぐためにも、できる限り調査結果を公表すべき…という感じで足並みをそろえている。「再発防止のために事件解明を…」と紋切り型のコメントであふれているが、空虚な言葉にしか思えず、ただただ茫然としてしまう。さすがに12歳まで処罰対象を引き下げろという意見はほとんど聞かれない…まぁ、一部では感情的になってる人もいるが。
■彼が、小さい子に欲情する異常性欲の持ち主かどうかはわからんし、殺人の動機もわからない。12歳の少年のことだ、ただの八つ当たりであったり、物を壊したり、虫を殺したりすることの延長線上ということかもしれない。
■大相撲名古屋場所、横綱朝青龍は旭鷲山のまげをつかむ反則負けした。横綱の反則負けは史上初。先場所の「朝青龍×旭鷲山」でも朝青龍の品格を問題視される事件があった(5月19日のノートを参照)。朝青龍は意図的にまげをつかんだ可能性は否定できない。そう言えば、先場所、旭鷲山にはたき込みで負けた際、朝青龍は「今度からはたくやつは罰金だ。そんなことをするから相撲がつまらなくなるんだ。」と言っていた。今回、朝青龍はまげを掴んだのははたき込もうとしたからでしょう?罰金払えよ。


2003年7月10日木曜日

福田康夫「男は黒豹」

福田官房長官が太田議員の発言を擁護して。オフレコの記者懇談会の席で、
福田官房長官が、
「女性にもいかにも『してくれ』っていうの、いるじやない」
「そういう格好しているほうが悪いんだ。男は黒豹なんだから、情状酌量ってこともあるんじやないの」


政権公約

■阪神タイガース、マジック点灯。はいはい、阪神優勝…よかったね。
■小泉純一郎首相は9月の自民党総裁選で掲げる「政権公約」を8月に発表し、再選されればそれを今秋にも予想される次の総選挙の党の公約とする考えを明らかにした。一方、民主党の菅代表は次の総選挙を「政権選択の選挙」と位置づけ、月内にも政策実現の具体的な数値目標や時期を示した党の「マニフェスト」の第1弾を発表する方針。次期総選挙は小泉自民VS菅民主の「マニフェスト対決」の様相を示し始めた…らしい。
■小泉首相は具体的に、?道路公団民営化の法案を来年の通常国会に出す?郵政事業民営化を次期総裁任期である3年間で必ず実現?地方分権を推進し、3年で国から地方への補助金を約4兆円削減し、地方に税源移譲する…などが掲げられる予定だとか。まぁ、党内でマジョリティーになる必要があるわけで、民主党ほどラディカルなものは無理だろう。それほど中身には期待できそうにもない。
■だが、「人寄せパンダ」の田中真紀子を引きつれて「改革!改革!」と絶叫していた前回の総裁選からしたら大きな進歩だと思う。あとは「この程度の公約は大したことはない」と言ってはばからない小泉さんが、「政権公約」をちゃんと守ることを信じるしかないのだが。
■こうなると、小泉批判派も具体的な数値目標を少しは出してくるだろう。で、それらが提示されたうえで総裁を選ぶ。それによって選ばれた政策は、「党の総意」ということになるので、首相はよりリーダーシップを発揮できるだろう。「小泉改革VS抵抗勢力」といった茶番も減るだろうし、総裁選で小泉純一郎を支持した亀井静香の「日和見主義」も許されないものとなるだろう(…と信じたい)。
■まぁ、それゆえにマニフェストは党内での理解を得られるものでなければ、小泉再選の動きを妨げる物になりかねない。しかし、それこそ健全な議会制民主主義のあり方だろう。野党以上に野党的な「抵抗勢力」にばかり注目されるのは問題だし、「小泉改革VS抵抗勢力」という善悪の二項対立でとれえることはあまりにも短絡的で、弊害が大きすぎる。
■日和見主義者の亀井静香さんが「ミサイルが飛んでくるなら撃ち落とす。向こうに対しては攻めていかない。そうした懸命の努力を日本がして初めて我々は安全。拉致された人はほとんど殺されているんでしょうけど、あと100人以上おられるかもしれない。その問題が解決できると思う。非常に残念ながら政治家として責任を感じる」と述べた…らしい。
■う〜ん、「拉致された人はほとんど殺されている」んですか?こりゃぁ…失言だね。拉致被害者家族は、「北朝鮮で生きている」と信じて救済活動をしているわけで。北朝鮮にはたらきかけをする政治家がこんなことを言うのはちょっとねぇ…。
■政治家として配慮の欠ける発言だとは思うが、亀井は本音で言ったのだと思う。拉致された人々が生きているのに「死亡した」と嘘をつくメリットってあるのだろうか。日本からの反発が予想されるのに、あえて「死亡した」と嘘をつく…ちょっと考えにくいのでは?
■国立大学法人法なるものが成立した。で、来年4月1日に全国の89校が国立大学法人となる…らしい。僕が通っている大学も当然、国立大学法人になる。何がどう変わるかは不勉強でわからないけど、大学の裁量が拡大され、特色ある教育や研究を進めることが可能になる。大学は、企業から研究の委託を受けたり、研究による特許権収入で利益を得られるようになる…らしい。
■90年代のアメリカの繁栄は、80年代のイノベーション・システムの構築ぬきにしては語れないだろう。特許によって、大学や研究機関にインセインティブを与え、それが産業と結びつくことでイノベーションを活性化させた(シリコンバレーとスタンフォード大学の連携ってのがよく例に出されますわな)。で、日本も産学官の連携が可能にしよう…ってわけでしょうか。


2003年7月9日水曜日

三瓶

■ある方からお便りをいただいて、イチローや松井秀喜のファンもメジャーリーグのファンとカウントされても問題はないのでは…という意見を頂戴した。う〜ん、僕としてはどうもすっきりしないんですよねぇ。
■たとえば、大人気の「デビット・ベッカム様」を思い浮かべてください。ベッカムに熱狂する日本人、日本のメディアが報じるベッカムが出場する試合…どれもサッカーの「試合」には興味がなく、あくまでもフォーカスは「ベッカム」。これをファンと呼べましょうか?で、それってイチローや松井など日本人メジャーリーガーの報道に類似点がありません?そんな「ファン」が純粋に一流選手による野球が見たい人の邪魔をするんですよ?「民族主義的だ」とアメリカ人に皮肉を言われても、僕は反論する気にはなりません。
■永田町の関心事は自民党総裁選挙、総選挙にあるらしい。総裁選は小泉再選となるだろうか。そういえば、昨日のTVタックルで、福岡政行は小泉再選は無いと言っており、三宅久之は小泉再選できまりだと言う。う〜ん…なかなか難しいところですね。小泉批判派が結束すれば、おもしろいことになるかもしれないが…僕としては、小泉再選の可能性が高いと思う。
■三瓶が『ナンバ壱番館』(ABCテレビ)、「『もう辞めてもいいですか?』って言ったこともある」「携帯の電源を3日間、切って過ごしたことも」と精神的に追い詰められていたことを告白。しかも、「いまも新しいネタを作るのが辛いんです」と悩み続けている…らしい。
■なんだ…消えたと思ったら、まだいたのか。「な〜んも考えてません」ってキャラでは生きていけないことに気がついて、同情でも買おうと思ってぶっちゃけたのだろうか。三瓶ってのは実力もなく、運と珍獣っぽさ(?)だけで成り上がって来たからね。飽きられたら消えるのは当然の定め。■そういえば、松本人志が「芸人は同情されたら笑いが取れなくなる」みたいなことを言っていたのを思い出した。でも、三瓶なんて元々笑えないわけだから、超ネガティブなキャラでも演じてた方が少しは延命できるかも。
■さらに、興味深いことが明らかになる。幼いころ、普段はかわいがってくれるおじさんが、酒に酔うと三瓶のことを「デブ」と呼んだため人間不信に陥ったという。愛嬌のある三瓶は中学校で人気者になったが、「どうせオレはデブだから」と子供のころのトラウマから抜け出せなかった。上京後も友だちを作らず、アルバイト先のパン店と自宅を往復するだけの日々を過ごしたが、「自分を変えよう」と決心。“ショック療法”として、お笑いの道を選んだというのだ。
■これほど馬鹿げた動機があるだろうか。太っていることをトラウマと言うのは、他のトラウマを抱えている人に失礼だと思う。よほど体質に問題がない限り、デブってのは本人の気持ち次第で克服できるわけで。自分を変えるために芸人になる?そんな動機で芸人になるからいけない。三瓶には、一刻も早くやめることをおすすめする。


2003年7月8日火曜日

亀井静香「拉致被害者は殺された」

自民党の亀井静香前政調会長は8日、福岡市内で講演し
「ミサイルが飛んでくるなら撃ち落とす。向こうに対しては攻めていかない。そうした懸命の努力を日本がして初めて我々は安全。拉致された人はほとんど殺されているんでしょうけど、あと100人以上おられるかもしれない。その問題が解決できると思う。非常に残念ながら政治家として責任を感じる」


デジタル万引き

■「阪神タイガース優勝」という悪夢が現実となりつつある七夕の今日…もし願いがかなうなら、他球団のファンよりも抜きん出てバカが多い阪神の優勝を阻止してください。バカな阪神ファンが視界に入ってくることがありませんように。
■じゃぁ、巨人が優勝ならばいいかというと、それはそれで困るんですね。「メイクドラマ」「メイクミラクル」とかいう陳腐としか言いようの無い言葉の類が出てくるわけでしょう?で、巨人偏向メディアによる巨人優勝の感動物語ですよ。メディアは阪神に対しては「熱狂的な阪神ファンがまたやってらぁ…」という報道姿勢だが、巨人の場合は「やったー!おめでとう!」だ。世の中からいかにして野球の話題を排除するか…やはり、阪神・巨人以外の球団の優勝だ。
■もし阪神が優勝した場合、道頓堀に飛び込む馬鹿者がたくさん出ることだろう。行政もメディアも建前では「危険だから止めろ」と言うが、実際にはそれを助長している。たとえば、太田房江大阪府知事は「阪神の優勝に備えて、道頓堀を清掃しよう」と言い出すし、メディアも報道することで、目立ちたがりやの(アホをアピールしたい)バカが飛び込むことを煽っている。
■こんなダブルスタンダードが許されていいものか。行政は「道頓堀飛び込み禁止条例」でも「道頓堀飛び込み税」でも成立させて、金を取ってやればいいと思うし、メディアも完全に無視すればいいと思う。あぁ、言っててむなしくなってきた。道頓堀に飛び込んでる人を見ても、「アホだなぁ」と笑って済ませる寛容な人間に私はなりたい。
■カメラ付き携帯電話で情報誌(映画の上映時間や飲食店の紹介、料理のレシピなど)を写す立ち読み客に、出版社や書店が困っている。カメラの画質の向上で出現し始め、「デジタル万引き」とも呼ばれる。社団法人日本雑誌協会は客のマナーに訴えるキャンペーンを始めた…らしい。
■これまでだって、書店で雑誌の情報を携帯に打ち込むことはあった。が、カメラつき携帯の性能がよくなったら、わざわざ打ち込む必要はなくなったってわけだ。法的には、規制する法律はなく、個人的に使う以上、撮影行為が著作権の侵害にあたるかどうかは微妙ということだ。で、そうなるとマナーに訴えるしか方法がない、というわけか。「デジタル万引き」か…なるほど、ネガティブなイメージを埋め込むためにはよいネーミングだろう。
■カメラ付き携帯、あるいはデジカメは、これからも小型化・一般化がなされ、その精度は高まるだろう。そうなると、今後さらに「デジタル万引き」は増加し、売上にも影響がでることが予想される。著作権を守るために、規制することは避けられないことだろう。
■イチロー、松井秀喜がファン投票で、長谷川滋利が監督推薦で、オールスターに選出された。たしかに最近の松井は好調だが、それにしても票を集め過ぎだと思う。MLBに関するスレッドも「Matsui is no ALLSTAR」「Japan shouldn't be allowed to vote for the allstar game」といったものが見られた。日本と同じように、オンライン投票はやっぱり問題をかかえているように思われる。
■川崎憲次郎への悪意的投票に関して「けしからん!」と言うのはいいんだけれども、イチロー、松井、あるいは阪神の選手への多すぎる票を許している「オンライン投票」こそ再検討に付されるべきだ。後者の投票も、悪意が無いからといって許されるものではない。
■その一方で、アメリカ人から「野球はもはやアメリカ人だけの娯楽ではない」「ベースボールは国際的な娯楽になったのだ」と擁護もなされている。だが、これは、日本人はメジャーリーグの野球のファンではなくて、あくまでもイチロー、松井のファンであるということを忘れている。第一に報道されるのは「何打席何安打」ということであり、所属するチームの勝敗ですら二の次だ。
■日本人票が日本の選手に集中する以上、フェアじゃない。もっとも、それでも日本からMLBへ大量の資金が流れ込むからOKなのかもしれないが。
■サッカーJ2・モンテディオ山形の柱谷幸一監督がNHK山形放送局古瀬絵理キャスターとの不倫でピンチらしい。気になったのは以下の二点。?古瀬絵里アナのことを「巨乳アナ」「爆乳キャスター」と呼ぶのはセクハラではないか。別に「イエローキャブ」のタレントのように「乳」で商売していないんだからねぇ(野田社長は古瀬アナを受け入れると言っているようだが)…。セクハラだと思うし、露骨な女性差別だと思う。「巨乳」「不倫」といった文字が踊っているだけで、古瀬アナに卑猥なイメージがでてしまう。?議論の余地があることだと思うが、「不倫」ってのは当事者間の問題であって、社会的責任を負わせるのはどうかと思う。


2003年7月7日月曜日

マニフェスト選挙

■「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)の調査で、マニフェストに国会議員の約8割が賛成した…と報じられている。マニフェストで掲げるのにふさわしい政策(複数回答)は「税・社会保障」が90.7%で最も多く、「地方分権改革」(87.2%)や「行政改革」(77.0%)が続いた。作成意義(複数回答)は75.5%が「公約実現過程や達成度の検証が容易になる」、62.3%が「官僚に対する政治の指導力が強化できる」と評価した。
■確かに、国政レベルでもマニフェストへの関心が高まっているのだろうが…「約8割が賛成」という報道の中に、隠されている問題も大きい。このアンケート、衆参両院議員723人のうち、回答したのは330人というのだ。
■マニフェスト型選挙には短所がほとんどなく、はっきり言って、反対する者の根拠には正当性がない。こういうわけで、反対する者は「反対」と公言したがらないと思う。「反対」と思っている連中の多くは、アンケートに答えないんじゃないだろうか。で…マニフェストを厄介なものと思っている多くの自民党議員は、調査への有効回答率は36.3%と非常に低くなっている。マニフェストに関して「反対!」と言えない気まずさゆえのことだろう。
■前にも述べたが、そもそも自民党がマニフェストを作るということ自体、考えにくいわけでしてね。政権与党がマニフェストを作らなくて、どうしてマニフェスト型選挙を定着させることができましょうか。各マスコミは「国政レベルでマニフェストへの関心が高まっている」と報じたが、「自民党」にこそ焦点が当てられるべきだろう。
■さらに、国政選挙で有権者に示すべき選挙公約の内容については「政党の理念や政策」(42%)、「政治家個人の所信や政策」(39%)との回答が多く、「政権の方針や実現を約束する政策」は12%にとどまった。これは、マニフェストの意義が正確に理解されていない証拠だろう。「政治家個人の所信や政策」がどれほど議院内閣制において無意味であるかを知るべきだし、「理念」という抽象的なものが前面に出てくるようでは政策本位の選挙など不可能だ。
■北川正恭らは、マニフェストによって「国民が責任を持つようになる」「よって積極的に政治に参加するようになる」と言うわけだが、この点は疑ってもよいだろう。マスコミが政策を検証しやすくなるということにはなるだろうが、そもそも関心の無い国民が、主体的に判断し業績投票をするとは考えにくい。国民に対しては過剰な期待はできないと思う。


2003年7月6日日曜日

立浪和義、2000本安打達成

■家庭教師してた頃、教えていた子と会った。中央大の法学部の子なのだが、司法試験の勉強も順調のようだ。法科大学院という選択肢もあるので、けっこういいかもしんない。それに比べて、僕はどうだ。大学院に行っても、その先が見えない。う〜む、まぁ勉強する以外、道はないということは同じなのだが。

■よくよく考えてみたら、卒論に手をつけていないのだった。本は読んでるんだが、なかなか書けない。これは困りましたよ。

■WHO(世界保健機関)は、SARS感染地域として唯一残っていた台湾の地域指定を解除したらしい。「日本で流行するのも時間の問題」などと報道熱が高まっていたわけだが、しばらくしたら急に冷めてしまいまったく報じられなくなった。で、SARSの終息ですよ。そりゃよかったね、と言うわけだが、いったいあの病気はどこからやってきたのか。ハクビシンが感染源と言うのだが、じゃぁ何故これまでは大丈夫だったのか。結局、謎のままだ。なんだか薄気味悪さを感ずる。

■改めて感染症の恐ろしさを知ったのであり、バイオテクノロジーの発展でとんでもない細菌兵器ができるのではないか、という言説がリアルに見えた気がする。人類は文明が発達しすぎたゆえに、滅亡していくのかもしれない。

■中日・立浪和義、2000本安打達成。やったー!ついに、やってくれましたよ。(元)中日ファンとしては嬉しいかぎりです。走攻守の三拍子がそろった理想的な選手で、僕含め中日ファンの野球少年はみんな立浪選手に憧れたものです。3000本いけるぞ!がんばってください。


2003年7月5日土曜日

ナンシー関、出版ラッシュ

■『トリビアの泉』の平均視聴率が20.5%、瞬間最高は27.0%を記録した。へぇ〜。お前は「視聴率低い」と言ってたじゃないか、と言われそうだが、いやいや…まだまだこれからが問題ですよ…たぶん。

■ナンシー関の本、いったいどれだけ出版したら気が済むのか?…そんなことを書店でふと思った。まぁ、それだけファンが多いということだろうし、ネット上にもナンシー関の影響を受けた文章をよく見かけるしね。出版社やこういった信者の存在をナンシー関が生きていたらどう思うだろうか。

■共産党の志位和夫委員長は、筆坂秀世・前政策委員長のセクハラ問題に関し、幹部・党本部職員に対する自宅外飲酒の原則禁止の内規を徹底するとした発言について事実誤認があったとして撤回した。自宅外飲酒の原則禁止は内規にはなく、約30年前に節度ある自宅外飲酒を呼びかけた自主的な申し合わせだったという。また「セクハラの再発防止の一つとして飲酒の問題を述べたのは間違いだった」とも語った…らしい。さすがに共産党の内部からも批判がでたんでしょうね…珍しいことに。


2003年7月4日金曜日

ゴジラ市

■深夜枠で好評だった『トリビアの泉』がゴールデンで復活した。感想?タモリ、うざい。もう全般的に…別に視聴者はタモリのくだらないトークを求めていないと思う。「へぇ」を押しているだけでいい気がする。感想?「CMまたぎ」が多い。CM後にも繰り返しで同じことが流されるからうっとうしいったらない。録画で見るのが吉。感想?視聴率は厳しそう。あの時間帯だと安っぽさだけが目立ってしまう。感想?ビビる大木はフジテレビ専属タレントみたいだなぁ…
■共産党の志位和夫委員長は、自宅以外での飲酒を禁止する内部規定を徹底する考えを示した。筆坂秀世前参院議員が酒席でのセクハラで議員辞職したことから、一層の綱紀粛正を目指す…らしい。「自己批判」好きの共産党は、「筆坂同志」だけの「自己批判」では物足りなかったようだ。しかし、自宅以外ではアルコールはいけません、ってのはかなり間違った方向の「自己批判」じゃないっすか。ますます共産党がとっつき難い政党になったような気がする。
■大リーグのヤンキース松井秀喜外野手の出身地・石川県根上町と周辺の寺井町、辰口町の合併協議会が、辰口町で開かれた。名称案を検討した結果、「ゴジラ市」「松井市」は選考外になり、手取市、能美市の2つに絞り込むことを決めた…らしい。
■「ゴジラ市」って、いったいどこのバカが言い出したんだ。そんなふざけた市があってたまるか。住所を書く時、「ゴジラ市」なんて書きたくもないし、「ゴジラ市民」の心境を考えてみろってんだ。もし町の役場に勤めていたが、合併で来年から「ゴジラ市役所」に勤めることなったらとしたら…きっと、仕事をやりたくなくなると思う。
■あるいは、「ゴジラ市出身です」と言ってしまったら、必然的に松井の話題になってしまい、どうも嫌だ。それ以上に深刻なのは、(近い将来に)松井秀喜の存在が忘れ去られた時、「そもそも、ゴジラって何?」ということになりかねない。そうなると、残されるのは「ゴジラ市」という恐ろしくセンスの無い名前だけだ。
■ブッシュ大統領は、イラクで相次ぐ米兵襲撃について「かかってこい、というのが私の答えだ。米国には対応できる十分な兵力がある」と述べた…らしい。ずいぶんと挑発的だなぁ…「強い大統領」を演じたいのかな。でも、バカ大統領のとち狂った外交戦略のせいで、襲撃される側はたまったもんじゃねぇっつうんだよ。
■また、大量破壊兵器が見つかっていないことについて「(証拠が見つかるのは)時間の問題だ」と自信を示した…らしい。はぁ…捏造するのに手間がかかってんのかな?本当にあると良いのですが。


2003年7月3日木曜日

子どもを作って滅私奉公?

■太田誠一議員の「レイプ=正常」というトンデモ発言の余波だろうが、同じシンポジウムでの森喜朗前首相の発言も問題視されているようだ。森の暴言…「子どもをたくさんつくった女性が、将来国がご苦労様でしたといって、面倒を見るのが本来の福祉です。ところが、子どもを一人もつくらない女性が、好き勝手といっちゃなんだけど、自由を謳歌して楽しんで、年取って……。税金で面倒見なさいというのは、本当におかしいですよ」
■森の「福祉」の概念は、「国のために子供を産んだ女性に対するご褒美」らしい。さすがレイプ、美人局で話題の「早稲田大学」卒業です。さぞかし早大ですばらしい教育を受けたんでしょうな。
■いやぁ…こんな人が首相になれちゃうんだから、日本ってのはすごい国だ。「国のため」ですか…森さんのお好きな「滅私奉公」の精神だ。
■女性であれ、男性であれ、「結婚しない」「子供を作らない」権利はあるだろう。税金や保険料を払っているのに、福祉を受けて何が悪いのだろうか。森のようなアホな国会議員よりかはよっぽど「お国のため」になっていると思うのだが。森の「滅私奉公」ほど日本にとって迷惑なものはない。
■社民党はここぞとばかりにはしゃいでいる。まぁ、社民党の看板ってのは「女性政党(人権)」「平和主義・護憲」「環境問題」ですからね。


2003年7月2日水曜日

たばこ税

■たばこ税の増税で、大半のたばこの価格が今日から上がる…らしい。値上げは禁煙に踏み切る大きなきっかけになればいいだろう。が、その反面で見過ごせない問題も抱えている。ってのも、「どうしても止められない」というタバコ依存症って人がいるわけですよ。悪い習慣がついちゃったってわけでして。
■「タバコありまっせ!」と言ってきたお国がですね、「財源不足」を補うために増税ですわ。官僚的・政治的税源調達の原則…「取りやすいところから取る」。これの典型が「タバコ税」だ。というのも、我々は「タバコ=害」という意識があり、冒頭に僕が書いたように「値上げが禁煙を促進するきっかけになれば…」と賛成してしまう。まんまとその意識を利用されている。
■タバコは依存性があるために、増税をしたからといって、税金の収入が減るということはないと考えられる。これほど、おいしい財源はありません。でも、問題はやめたくてもやめられない人にあると思う。しかも、その人が経済的ゆとりがない人だったら、なおさら深刻だ。NGO「たばこ問題情報センター」の渡辺文学代表って人が「未成年者の喫煙を防ぐためには1箱500円にしてもいいぐらい」と言っていた。たばこ依存症貧乏人は苦しめばよい、という考え方なのだろうか。価格を上げれば、たばこを止める…そのような短絡的思考こそが「禁煙ファシズム」の原動力になっている気がする。
■「禁煙ファシズム」という世の風潮を再考する必要がある…と常々思っているわけでして、そのうち考えてみたい…前にも同じようなことを書いた気がするが(笑)


2003年7月1日火曜日

ドタキャンt.A.T.u.

■ミュージックステーションのドタキャン騒動に対して、「t.A.T.u.」のプロデューサーのイヴァン・シャポヴァロフは「事前にプログラムの詳細を知らされておらず、タトゥーのイメージに合わないと判断した」と説明した。オブラートに包んでいる表現だが、ようするに、日本人のミュージシャンと同じ扱いだったことに不満だったということらしい。
■まぁ実際は、話題作りのためにMステを利用して、一番無難な言い訳を取ってつけたということかもしれない。ボイコットした結果として、「tATu」に対するメディアの注目度はますます大きくなったわけでして。
■いろんな報道を見ていてわかることは、プロデューサーによってイメージ戦略が管理されているということだ。プロデューサーによって作り出されカリスマ像を、ジュリアとレナが演じることで「t.A.T.u.」は完成する。そして…ファンは、彼の構築物に酔いしれる。
■タトゥーの人気の秘密は、過激なパフォーマンス、常識にとらわれない、大人に媚びないところにあるらしい。だが、プロデューサーの存在を知れば知るほど、彼女たちがただの「操り人形」に見えてくる。
■「大人」が「タトゥー」を作り出した。「タトゥー」はその「大人」に従順だ。しかし同様に、彼女たちも、芸能界で生き残っていく術を知っている「大人」だ。そして、それらの対極にいるのが、プロデュースされつくした「カリスマ」に憧れる「子供」だ。児童心理学者からしたら、彼女(彼)らほど扱いやすいものはないのかもしれない。「大人社会」に反抗しているつもりが、「大人」にまんまと踊らされる。まるで「お釈迦様の手中で、いきがっている孫悟空」状態である。