2003年10月31日金曜日

石原慎太郎&西村眞悟


■石原慎太郎・東京都知事
「高速道路無料化は聞こえはいいけど、財源をどう確保するのか」
「今ごろマニフェストなんて持ち出して、『新しい』なんてチャンチャラおかしい。民主も自民もろくなこと書いてない」
「自民にだって民主にだって、役人に可愛がられてきた人間がたくさんいるんだ」
��民主党・西村眞悟の応援演説で)

民主党の西村真悟を応援するのに、民主党批判…結局、自分が目立ちたいばっかじゃないっすか。自民党が73歳定年制を導入したことに対して、慎太郎おじいちゃん(71歳)あせってるんでしょうか?
で、高速道路無料化では、ちゃっかり長男・石原伸晃国交相を援護射撃してるし。
まぁ、民主党の高速道路無料化案は、単なる「アドバルーン」でしょうね。でも、思ったより効果が出ていないばかりか、批判の対象になるばかり。
マニフェストは確かに旧来の「公約」を抜けきれてないが、最初だからやむを得ない面もある。批判にさらされているので、今後それを生かしていくことだろう…と期待したい。
また、「中身がない」という批判するのは構わないが、一方で現実を見る必要がある。というのも、マニフェストの中身が詳細になればなるほど、選挙民には遠いものになってしまうわけで、ジレンマがあるのである。
政策で選ぶという文化が浸透していないばかりか、ただでさえ無関心が蔓延しているんだ。政党としては、票につながらないようなことを書いて、他党に批判材料を提供するという愚を、どこの政党がおかすというのだろうか?(民主党以上に、与党の自民党が慎重になるのは当然だ。)
そういった事情もあって、「郵政民営化」とか「高速道路無料」といったわかりやすいものばかりに注目が集まっている。
今回の選挙で本当に争点にすべきだったのは「社会保障」ではなかったかと思っている。社会保障は国のあり方を規定する。2006・2007年には人口減少社会という転換期を迎える。その後の社会をどうやって設計していくかを提示していく問題となるはずだ。
…と脱線してしまった。


もうじき衆院選

 ごぶさたしてます。第2回です。

 大学のゼミでは、卒論の発表をしていて、これがなかなか厄介なのです。中身のない発表をすれば、「お前はそんなんで大学院に行くのかよ」と思われかねず、必死なのです。
 でも、ある程度、目処はたちましたね。

 いろいろ書き溜めてあったものを放出してみます…
 多過ぎやしないか。
 これでは更新を停止した意味がないのではないかと正直へこんだ。思考がとまらない。それもまた悲劇だ。


■「ジン♪ジン♪ジン♪ジン♪松原仁♪」というわけで、衆院選が始まった。本当に騒音がうるさい。前にも書いたが、選挙の宣伝カーから流される騒音は環境破壊である(参照:中島義道『うるさい日本の私』新潮文庫)。特に耳に障るのが「日本共産党」だ。「日本共産党!日本共産党!日本共産党!」とやたら連呼をする(比例代表じゃないと議席を獲得できないからね)。共産党は凶産党と名前を変えたほうがよい。こんな非人道的な洗脳が許されるのか。共産党は「生活」に身近な政策を訴えているが、我々にとって現在進行形で生活を脅かしているものが、他ならぬ「日本共産党!」連呼である。

■候補者が握手をしたり、笑顔で手を振ったりして、票を獲得しようと考えるのは、選挙民をなめてないか。親近感を覚えて投票するだろう、と選挙民をなめきっているのだ。だが、その隙をつかれる要因は選挙民にあって、それで投票してしまう人が少なからずいるのである。「マニフェスト選挙」と言われているが、実態は何も変わっていないし、政治家は変えようと言う気がない。「政策本位の…」という言葉だけが虚しく響く。

■今回、民主党の選挙キャッチフレーズは「つよい日本をつくる」である。「つよい」と聞いて、思わず「軍備増強か?」とか「小沢一郎が入っておかしくなったか?」と思ってしまうが、そういうことではないらしい。これが「強い日本を作る」だったら、さらなる誤解を生んだだろう。平仮名でやわらかいイメージを作ってるわけね。

■「つよい日本」と聞いて「あぁ日本経済再生のことを言ってんだな」と思うものの、何だか「経済成長至上主義」のような臭いも同時に感じてしまう。もう少し違ったキャッチコピーはなかったのだろうか。

■宮沢喜一と大勲位・中曽根康弘が去る。それにしても、大勲位の往生際の悪さは見てるこっちが気の毒になった。「使命感」なるものに突き動かされて政治家を続けるそうだが、国民にとっては…「こいつはまさに大迷惑♪」(ユニコーン)…なわけですよ。

■山崎拓が選挙戦ピンチらしい。女性票の獲得に躍起になっているらしい。ここで思うのは、なぜ「変態プレイ」は、女性に強く影響を与えるか?という点だ。男性にはそれほど影響はないのか?女性は自分が山拓に「変態プレイ」をされることを想像して、「気持ち悪い」と思ってしまうのだろうか。

■何が選挙行動に影響を与えるか、というのはなかなか面白いテーマだ。男性・女性、および世代間では政策の優先順位も違ってこよう。スキャンダルや汚職事件もそうだし、例えば、経済を重視するのはどっちか?「女性は平和を好む」という言説がまかり通っているが、これは真実か…など。


■ニュースステーションやNEWS23もたまには見るが、毎日見るわけにはいかない。というわけで、『サンデーモーニング』を見ている。やはり特徴的なのは「ご意見番スポーツ」である。張本勲が、新庄剛に「喝!」を入れるのがこのコーナーの醍醐味であったが、最近出てこない。しかし、張本の「生きる化石」っぷりは健在で、「女々しい(めめしい)」「男らしい」「日本人なら」「日本男児として」という言葉のオンパレードだ。

■書いていて改めて思うのだが、「女々しい」というもののインパクトはすごい。「大辞林 第二版」によれば、?いくじがない、思いきりが悪いなど、男としてふさわしくない。柔弱である。?女のようだ。…ということだ。それに対して「雄々しい/男男しい(おおしい)」はどうか。?男らしくて勇ましい。いさぎよく力強い。…あまりにも対照的である。女性蔑視表現として、放送禁止用語に指定していいと思う。「女々しい」で今でも印象に残っているのが、高校の頃、女の子が「うちのクラスの男子って、女々しいなぁ…」とぼやいていたことがあった。自虐ネタではなさそうなので、無自覚ということだろう。

■最近よく聞くのが「男・星野仙一」である。「星野仙一」というのは「男らしさ」の代名詞になっている。だが、この「男らしさ」も変容を迫られているのではないか。化粧をしたり、エステに通うことが女性の専売特許でなくなり、男性も利用するようになった。そういった現象を見て、「最近、男らしい男がいなくなった」と嘆くわけだが、これって語義矛盾のような気がする。「男らしさ」とは、「男の平均的な特徴」と解釈するのが本来の姿じゃないか。であるならば、「男らしい男がいない」なんて状況はありえないのであって、人々が昔の「男らしさ」にとわれているだけのことである。(もちろん、この語は多様性を否定する論理を内在している)

■「男らしさ」喪失の嘆きが、どういうわけか「女性は家庭を守れ!」という意見と共鳴し合っている。「男性は仕事、女性は家庭」という役割分担を主張するのがまさにそれで、どうもそこには既得権を守ろうと必死な男性の姿がある気がしてならない。このことと石原慎太郎の支持層が中高年の男性に多いことは無関係ではあるまい。

■男女間の賃金格差は、依然として大きいわけで、なるほど「男性は仕事、女性は家庭」というのは「合理的」であるかもしれない。夫婦間の合意で役割分担が決められるべきことなら何も問題はあるまい。しかし、そのこととその既成事実が「制度化」されてしまっていいということは別問題である。女性から「働く自由」という潜在的自由を奪うことは問題だし、日本の男女間賃金格差は依然として大きい。社会的公正という観点から言って、これは見過ごされるのは問題で、是正が検討されてしかるべきである。

■…こんなことを某女子大の知人と話していたら、「うちのサークルの学習会で、経済学と女性との関係で何か話をしてくれないか?」というオファーが。「卒論が忙しい」と言って断ったものの、「じゃぁその後で…」という何だか厄介な方向にことが進みつつある。田嶋陽子的な似非フェミニストがいることが常で、かなり面倒なことになりそうだ。「右翼」「左翼」などと同じく、イデオロギーに凝り固まっていて、思考が停止しているからだ。

■やるとしたら、大沢真知子『新しい家族のための経済学―変わりゆく企業社会のなかの女性』中公新書でもテキストに指定するかなぁ…

新しい家族のための経済学―変わりゆく企業社会のなかの女性中央公論社このアイテムの詳細を見る


■そう言えば、うちの父親は「サザエさん一家」を「よい家族」と評している。あれも「父性」なるものへの憧れの一形態なのかもしれない。波平という「大黒柱」によって、安定が保たれる家庭だ。かつて、父は「一家の大黒柱」「誰のために飯が食えると思ってるんだ!」と暴君ぶりを発揮していた。そう言えば、いつしかそれが聞かれなくなった…僕を含めた家族から、いかにそれが間違った考えであるかを指摘する反乱が起きたからだ。これは、まさに「父性」の喪失であって、「父性の復権」を渇望する意識が、「サザエさん一家」につながっているのかもしれない。


■有栖川殿下が詐欺で逮捕されちゃった。騙された面々が笑える…石田純一、エスパー伊東、そして羽柴秀吉だ。「俺も皇族に呼ばれるほど名誉を手に入れたかぁ…」と喜び、のこのこと騙されにやって行ったなんて最高じゃないですか。エスパー伊東や羽柴秀吉なんて、ワイドショーに出てきて「自分はバカです」と発表する始末だ。いや、そんなことわかってるって。おかし気の毒だ。


2003年10月28日火曜日

ブッシュ大統領


■ブッシュ米大統領
「最近、日本を訪問した際、私と小泉首相の関係が極めて親密で個人的なものであることに感銘を受けた」「戦争に勝っただけでなく、戦後に正しいことをした結果として、緊密な同盟関係を築くことができた」(28日ホワイトハウスでの記者会見で)

 第二次大戦での勝利、そして対日占領政策の成功の結果、日米同盟の良好な関係につながっているとアピールし、米国のイラク統治政策への理解を求めたもの。なるほど、真っ先に支持をし、そして国民がこれほど苦しんでいる中でも、巨額な資金を惜しみなくだしてくれる…日本ってのはなんて「いい同盟国」なんでしょう。
 太平洋戦争ってのは、悪者である日本を、アメリカは正しい戦争によって勝利した。はて…これを「小林よしのり用語」で言うところの、いわゆる「ポチ保守」の皆さんはどう考えるのだろうか。


石原慎太郎「彼らの総意で日本を選んだ」


■石原慎太郎東京都知事―日韓併合に関して
「彼らの総意で日本を選んだ」(拉致解決を訴える集会で)

確信犯ですね。反発が来ることはわかっていながら、あえて発言したのだろう。

拉致問題の集会でこの発言をしたわけだが、拉致問題および対北朝鮮外交では韓国との連携も重要になってくるはずだ。
このような発言は、韓国のナショナリズムを煽る行為であり、北朝鮮との民族的な団結を強めるものとなりうる。

なぜこんな発言をする必要性があるのか。
もう少し「国益」を考えたらどうか?

石原慎太郎総理はもはやありそうにないが、想像するだけでおそろしいではない。まぁ、彼が日本の首都である東京の都知事という事実は、世界に恥ずべきことである。


2003年10月26日日曜日

宮沢喜一・引退


■宮沢喜一 元首相
「総理総裁に恥をかかせるわけにいかない。自発的に立候補を辞退し、党の若返りに貢献したい」

 こちらはすんなりと受け入れ。まぁ、宮沢の引退は既に決っており、一応、儀式として小泉首相が直接会うという形を取ったようだ。


中曽根康弘「憲法改正・使命感」


■中曽根康弘 元首相
「断じて了承できない。憲法改正実現を使命感としてやってきた。それが政治日程に上がっている。平成8年に『北関東ブロック終身1位』という約束もある。これは党の公約だ。私は議員を辞めない」
「突然やってきて、このようなことを言うのは非礼だ。爆弾を投げるような一種の政治テロだ。『老人はいらない』というなら、全国の老人が反発する。選挙という目の前の利害のみで物事を動かすと過ちを犯す」

 中曽根が終身1位に決定したのは、小選挙区から比例区への転出する際、当時の橋本龍太郎首相と加藤紘一幹事長だ。この判断は間違ってたと当人たちは後悔しているのではないか。国会議員を名誉職にしてしまうのは問題だろう。
 「党の公約」というのは全くの間違いである。国民に対して約束したものではなく、あくまでも自民党と中曽根の間の約束である。それに、小泉さんは「この程度の公約たいしたことはない!」と言ったように、公約軽視はお手のもの。
 で、今やすっかり邪険にされてしまって、大勲位もご立腹の様子。
 にしても…「テロ」という言葉は非常に便利ですね。


日本テレビ・視聴率至上主義


■萩原敏雄・日本テレビ社長
「多くの方に見てもらいたいと思い、視聴率を上げようというのは貴重な努力だが、何をやってもいいということではない。そう思わせ、不正を生む風土があったとすれば改善する」(プロデューサーの視聴率操作に関して)

 「視聴率至上主義」が社風である日本テレビ…そこの社長のお言葉。
 視聴率のためには、障害者を利用するのが日本テレビであり、日テレこそ「視聴率の権化」である。「視聴率…年連続四冠王」などと誇ったり、「おじゃマンボウ」(関東ローカル)では視聴率ランキングを毎週発表している。さらには「ザ・視聴率ベスト30!!」なる特番まで作ってしまうありさま。
 そういった意味で、萩原社長の発言…よく言えたものだなぁ…と茫然とした。この厚顔無恥っぷりが社員にも浸透しており、視聴率のためには何でもやるという社風が完成しているんだろう。
 ちなみに、「TVおじゃマンボウ」は、前週の番組の視聴率ランキングで日テレが視聴率4冠を達成した場合は祝いの花輪を飾っているが、25日の放送では「祝いの花輪」を自粛する…らしい。ちょっと待ってくれ。なんなんだ「祝いの花輪」って。視聴者が日テレに「おめでとう!」などと一緒に祝う気持ちはないわけで、視聴者は置き去りだ。誰なんだ、それを祝ってる奴は?


2003年10月22日水曜日

悪いのは自転車か?―放置自転車問題

 しばしば、駅などで放置自転車を問題視するテレビ報道がなされる。駐輪している人を見つけ出しては「ここに駐輪禁止って書いてありますよね?何でするんですか?」とリポーターが説教するものもある。駐輪した人は「皆やってるから…」とか「ちょっとの時間だけ」苦しい弁明をするものや「すいません。」とか「気付かなかった」とか、無視したりするものがある。

 これはいいイメージを与えない。おそらく、一般の人々は「歩く人の迷惑を考えていないで駐輪するなんてモラルがない!」と怒ることだろう。(私はあまのじゃくなので、インタビューしている人間に腹が立つが。何であんなに上から見下して発言をするのか、と。)

 人間とは弱い存在である。インセンティブがなければ他人のことなど考えるはずもない。その弱い存在であるがゆえにほとんどの人が「皆やっているから…」という集団心理が働き駐輪しているのだ。その心理の合成が多くの自転車の集合となっている。

 もちろん、モラルがないことは否定しようのない事実だが、集団心理から発生している弱い個人による悪さの現場で、自分達の局のモラルを棚上げして、メディアがこらしめるのはどうかと思う。取材対象を相手が一人で弱いものに的にし、強いメディアが攻撃することはモラルに反しないか?

 カメラに向かって攻撃的な言葉を吐く人もいるが、こういうのはテレビ局側にとって大歓迎である。その場でのやりとりはあまりないが、後のナレーションで「悪いのは自分なのに居直っている」と攻撃するのだ。テレビ局にとってはこういった緊迫した場面は視聴者を喜ばせるものであるのだ。こんなものは視聴者を喜ばせるためのパフォーマンスでしかない。

 そもそも、自転車の環境を整える必要性こそ訴えるべきではないのか?自転車ってのが何でこんなに奨励されないかがわからない。排気ガスを撒き散らす自動車にも乗らず、超クリーンの人力で動く自転車に乗っているのだ。公共交通機関を使わないで、自動車に乗っているよりはよっぽどよいと思うのだが…とりわけ、地球温暖化ってな環境問題が深刻なご時世なんだから。


2003年10月12日日曜日

自民党VS民主党?

 配信登録ありがとうございます。
 えぇっと…まずは説明責任(?)を果たしておきましょうか。
 いきなり更新を停止をした理由ですが、卒論をがんばいないといけないんですね…前にも書いたけど。卒論のテーマは、大学院に行ってからも研究対象となるんで、力作を作ろうと思っているわけです。
 それにしても、なぜこんなにあせることになったのかと言うと、エンジンがかかり出すのが遅いんですね。これはいつものことだけど、僕は追い詰められないとエンジンがかかりません。たとえば宿題や試験なんて典型的で、いつも前日にあたふたしてる。宿題で満足のいく物が出来たためしがない。
 今回も同様に、追い詰められて、ついにエンジンがかかり始めた。もう自分でもビックリするぐらいの集中力ですよ、これは。満足のいく物を作るためにはやるしかないんですが、そのためにはこれまで消費していた時間を卒論に当てなければならない。
 その犠牲になったのが…ニュースチェック、テレビ、読書、英語の勉強、そしてホームページ。
 この中でも、ニュースチェック・テレビには無駄な時間を費やしていることに気がついた。人間ゆとりがなくなると、無駄なことをカットする。今の僕にとっては、世間がどうなっていようが知ったことではない、というか、余計な思考をさせるニュースなど耳障りだ。ニュースを切ったことで、ネタを仕入れることができなくなるというわけで、ホームページの更新を止めるということと密接に関連している。
 んー、まぁ伝わったかどうかは自信ないけど、そんなわけで更新ストップになったわけです。
 とりあえず、「スロースターターの悲劇」という奇妙なものを不定期で配信することにしました。
 これは2004年3月1日(早まる可能性もありますが)まで続きまして、だいたい5回くらいの配信になりそうです。
 もちろんニュースを見ないんで(『サンデーモーニング』のような一週間をまとめたニュースでチェックするのみになると思う)、内容に関しては保証しかねますが。。。
 ↓以下、うすっぺらな雑感…
■解散のたびに「○○解散」とかって名づけたがる癖があり、どうもいけない。小泉首相は「改革解散」、菅直人は「マニフェスト解散」、綿貫民輔衆院議長は「与野党による談合解散」…などと名づけている。
■「支持政党は?」と聞かれると、一応「民主党」と答えている。これは日本には政権交代がないことへの憂慮と政策軸が比較的近いことに起因する。
■現在、僕の政党ランキング(「政党好感度」と「政権を担当して欲しい政党」は違う!)
・政党好感度ランキング
?民主党
?社民党
?自民党
?共産党
?保守新党
?公明党
・政権期待ランキング
?民主党
?自民党
?社民党
?公明党
?保守新党
?共産党
■今回の選挙で、「自民党VS民主党」という二大政党のバトルに、社民党が沈没してしまうんじゃないかと憂慮している。
■保守新党が潰れますように…
■石原宏高が落選しますように…
■かといって、東京3区の対立候補…民主党・松原仁はどうか。「ジン♪ジン♪ジン♪ジン♪松原仁♪」と薄気味悪い歌を作って洗脳しようとしてるし、ホームページのトップページには『脱完了支配宣言!』とおもいっきり誤変換してるし(そのうち修正されるんだろうなぁ…)。大丈夫か。
■民主党のマニフェストはざっと読んだものの、他の政党のまで読んでない。新聞も読んでいないため、政策や争点に関して語る知識も時間もない。
★次回の配信は衆院総選挙後…かな。


2003年10月11日土曜日

「スロースターターの悲劇」へ

■「スロースターターの悲劇」なるものが発刊されています。⇒スロースターターの悲劇


2003年10月9日木曜日

更新停止

突然ですが、来年の3月まで更新を停止します。次回の更新は…2004年3月1日…です。


2003年10月8日水曜日

バント職人・川相昌弘

■通算514犠打をマークした巨人の川相昌弘が、引退を撤回し、現役続行を目指す。球団への不信感からコーチ就任を拒否し、自由契約で他球団へ移籍の道を探ることになった…らしい。巨人のゴタゴタ…アンチ巨人の僕としては、ニヤリとするばかりだ。あと、川相を取る球団なんてあるのだろうか。「バント職人」って言われてもねぇ。

■これは野球に限らないが、引退したスポーツ選手が「引退するのをやめます」って言うのもどうかと思う。引退というのは重い決断のはずで、そう簡単に覆していいものだろうか。たとえば、選手の引退に涙したファンの心理はどうか。感動の涙を流したと思ったら、しばらくして「やっぱ現役で続けます」と言い出す選手。選手のために流した涙はどうなってしまうんだ。「涙を返せ」と言いたくなるじゃないか。

■道路公団の藤井総裁は徹底抗戦の構えだ。この更迭劇を「政治利用のツケ」と毎日新聞は評している。総裁の解任手続きには2〜3週間かかり、泥沼化が必至。「衆院選に向けた小泉内閣のパフォーマンス」の側面が否めなかった更迭劇だったが、人事を政治利用したツケが早くも回ってきた、と報じている。

■泥沼化は自民党にとってプラスなるということもありうる。石原伸晃が積極的にメディア出演し、「善VS悪」を演出するだろう。小泉政権は抵抗の摩擦熱があればあるほど、原動力を増しますから。

■問われなければならないことは、「なぜ今なのか」ということだろう。扇千景が大臣であった時、小泉総理がリーダーシップを発揮して、藤井総裁を辞めさせればよかっただけのことだ。


2003年10月7日火曜日

真紀子節

■ワイドショーで田中真紀子の「オダブツ」発言を久しぶりに聞いて、笑ってしまった。「小渕の恵ちゃんなんか『僕が1年間で借金100兆円つくった。ガハハ』なんてカブを上げて喜んで、頭がバチッと切れて、小渕さんがオダブツ(お陀仏)さんになっちゃったんですからね。これはもう自業自得ですよ」
■政治家にあるまじき「ブラックジョーク」なのかもしれないが、「真紀子節」の中では最高傑作だと僕は思う。


2003年10月6日月曜日

藤井治芳・日本道路公団総裁・更迭

■石原伸晃国土交通相は、日本道路公団の藤井治芳総裁を更迭することを決めたようだ。「国民のみなさん、改革反対派を粛清しました。改革は進んでます」ってことでしょうか。民主党・自由党の合併大会にぶつけてくるとは何とも露骨だ。

■田中真紀子は、次の衆院選への明確な出馬表明は避けた。党員資格を停止されており、このまま立候補すると党則に違反して除名になるからだ。自民党への未練を見せたかたちだ。また、「いろんなオプションがある」と自民党への牽制もしている。自民党も「真紀子節」は怖いだろうから、対応は困るだろなぁ。

■「ニュー真紀子」「生まれ変わった」などと言っているが、疑惑が払拭されたとは思えない。秘書給与に関する疑惑は事実無根であることが証明されたと言っているが、それならなぜ議員辞職したのか。理解に苦しむ。

■だが、田中真紀子の影響力の大きさは依然として高い。その影響力の前に、民主党と自由党の合併大会が霞んでしまった(藤井総裁更迭も重なったわけだが)。

■カルフォルニア州知事選挙…セクハラ行為やナチス・ヒトラー称賛発言にも関わらず、アーノルド・シュワルツェネッガー候補が優勢のようだ。あぁ、いやだいやだ。


2003年10月3日金曜日

江藤隆美・政界引退

■田中真紀子が出馬を表明したとか。あらら…彼女の能力は全く評価しないものの、自民党とどう関わるのかが見物で、非常に興味深い。まぁ、民主党に入って、小泉政権と直接対決…となることは考えにくいが。

■そういえば、鈴木宗男も帰ってくるそうな。でも、ムネオハウスの場合は、田中と違って強固な地盤を持っているわけではないし、ダーティーなイメージが付きまとう。選挙は厳しいと見るのが一般的のようだ。

■帰ってくる奴もいれば、去る者もいる。自民党江藤・亀井派会長の江藤隆美が辞任するようだ。眉毛オバケの後任会長には亀井静香がなるそうな。「政界のご意見番」「抵抗勢力」として珍獣扱いされていた江藤が去る。これは日本にとって、大いなるプラスだ。

■「われわれはなぜ女性にモテないのか」というテーマを大まじめに論じた異色のレポートを民主党が作成した。世論調査では、同党の女性の支持率は男性のほぼ半分だ。

■なかなか興味深いテーマだ。なぜ民主党が女性の支持を獲得していないか。時代錯誤な発言をする議員は圧倒的に自民党が多いのに、なぜか。あるいは、フェミニズム的な視点を持つ社民党はどうか。さらには、マッチョ思想の石原慎太郎、しなやかに気持ち悪い田中康夫はどうか。要因などを考えてみたいが、僕には時間がない。そのうち考えたい。


2003年10月2日木曜日

大学の授業開始

■大学の授業が始まってしまった。

■そう言えば、某国立大学の経済学研究科になんとか合格できました。あとは卒業するのみ…なんですが、これがけっこう単位を取らねばならんのですよ。あと、卒論も書かなきゃ。

■とりあえず、夏の宿題というのがやってなくて、明日までに外国語文献を30ページばかりを読んで、要約しなければならない。もう崖っぷちなのです。今日は徹夜だ〜。