2003年10月31日金曜日

石原慎太郎&西村眞悟


■石原慎太郎・東京都知事
「高速道路無料化は聞こえはいいけど、財源をどう確保するのか」
「今ごろマニフェストなんて持ち出して、『新しい』なんてチャンチャラおかしい。民主も自民もろくなこと書いてない」
「自民にだって民主にだって、役人に可愛がられてきた人間がたくさんいるんだ」
��民主党・西村眞悟の応援演説で)

民主党の西村真悟を応援するのに、民主党批判…結局、自分が目立ちたいばっかじゃないっすか。自民党が73歳定年制を導入したことに対して、慎太郎おじいちゃん(71歳)あせってるんでしょうか?
で、高速道路無料化では、ちゃっかり長男・石原伸晃国交相を援護射撃してるし。
まぁ、民主党の高速道路無料化案は、単なる「アドバルーン」でしょうね。でも、思ったより効果が出ていないばかりか、批判の対象になるばかり。
マニフェストは確かに旧来の「公約」を抜けきれてないが、最初だからやむを得ない面もある。批判にさらされているので、今後それを生かしていくことだろう…と期待したい。
また、「中身がない」という批判するのは構わないが、一方で現実を見る必要がある。というのも、マニフェストの中身が詳細になればなるほど、選挙民には遠いものになってしまうわけで、ジレンマがあるのである。
政策で選ぶという文化が浸透していないばかりか、ただでさえ無関心が蔓延しているんだ。政党としては、票につながらないようなことを書いて、他党に批判材料を提供するという愚を、どこの政党がおかすというのだろうか?(民主党以上に、与党の自民党が慎重になるのは当然だ。)
そういった事情もあって、「郵政民営化」とか「高速道路無料」といったわかりやすいものばかりに注目が集まっている。
今回の選挙で本当に争点にすべきだったのは「社会保障」ではなかったかと思っている。社会保障は国のあり方を規定する。2006・2007年には人口減少社会という転換期を迎える。その後の社会をどうやって設計していくかを提示していく問題となるはずだ。
…と脱線してしまった。


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