2005年2月2日水曜日

中村七之助

■七之助広がる深酒のツケ…父・勘九郎もイベント自粛(夕刊フジ)
 泥酔し、タクシー運転手とのトラブルで警察官を殴り、警視庁大塚署に公務執行妨害容疑で逮捕され、31日に処分保留で釈放された歌舞伎俳優の中村七之助(21、右写真)が同日会見を開いて謝罪。茶髪を黒に染め変えて反省の様子を見せたが、周辺へのショックは予想以上に大きい。

 会見に黒のスーツ姿で現れた七之助は「親の顔に泥を塗りファンにもご迷惑をおかけしました。恥ずかしさ、情けなさ、おわびの気持ちでいっぱいです」と頭を下げた。

 3月3日から歌舞伎座で父・勘九郎(49、左写真)の「18代目中村勘三郎襲名披露公演」があるが、勘九郎は関連イベントの出席自粛を決定。31日出席予定の「朝日舞台芸術賞」の祝賀会を欠席し、日本橋三越で1日から始まる記念イベントのセレモニーとトークショーもキャンセル。
 いつも思うのは、こういう親が責任を負うシステムってんが、どうも納得できんのですよ。

■百歩譲って、親が被害者に謝ることに関しては、是としよう。だが、「世間」なるものに息子の不祥事を詫びて、自身の仕事を自粛するという状況をどう理解すればよいのだろうか。

■ここにも「世間を騒がせる」ことへの恐縮ぶりが見て取れるが、「世間」は勝手に騒いでいるだけである。


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