タイから拳銃を密輸したとして、銃刀法違反などの疑いで大阪府警などに名古屋市の女子大生(21)らが逮捕された事件で、共犯者として逮捕・起訴された男は1970年代の人気時代劇「子連れ狼」の映画版で主人公の子、大五郎役を演じた元俳優だったことが8日、分かった。
調べでは、男は東京都足立区関原3丁目、無職富川晶宏被告(35)。同被告らは6月、国際宅配貨物でタイから女子大生の自宅にあてて送ったパソコンの内部に拳銃と実弾を隠し、関西空港に到着させ密輸したとされる。
富川被告はタイで戦車試乗や射撃ツアーを行っていたミリタリーマニア。容疑を否認しているほか、経歴や家族構成についても口を閉ざし、捜査員が大五郎の話題を振っても「一切言えない」と話しているという。
オヤジが「胴太貫」(どうたぬき) なら息子は拳銃ですか。さすがである。
んーっと…だいぶ前にも別の「大五郎」が逮捕されていたような。
■“大五郎”西川容疑者が新潟に着く(夕刊フジ,1999/12/25)
新潟県上越市の金融業佐藤幸雄さん(56)が殺され同県朝日村の山中に遺体が遺棄された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された元新潟県白根市議、西川和孝容疑者(32)=同市和泉=の身柄は25日捜査本部のある新潟県警上越南署に着いた。
同容疑者は事件後の今月1日、捜査を逃れるため香港に出国、国際手配されていたが、タイで現地警察に拘束され、身柄を捜査本部に引き渡された。西川容疑者は容疑を大筋で認めているといい、捜査本部では今後、殺人容疑でも追及する。
調べによると、佐藤さんは11月29日、同容疑者と会食した後、行方不明となった。佐藤さんと知り合いのマージャン店店員、川原裕一被告(30)=死体遺棄罪で起訴済み=が今月2日、「西川容疑者に頼まれて一緒に遺体を運んで捨てた」と供述。遺体は同県朝日村の林道わきで発見された。西川容疑者は佐藤さんにマージャン店開設資金の融資を依頼していたといい、同捜査本部はこの融資をめぐって佐藤さんとトラブルがあったとみて、動機を追及する。
今、ちょうどテレ朝でやってるけど、あのかわいらしい大五郎も、のちのちは「冥府魔道」(めいふまどう)の道を行く運命なのか。
大五郎、乳母車から戦車に乗り換え迷い道(夕刊フジ2004/09/13)
映画版子役、拳銃密輸で逮捕、起訴「乳母車から戦車に乗り換え迷い道」ってタイトルがうまい。「猫侍」ってのは「狼侍」じゃだめだったのか。
「あいさつはちゃんとする人でしたが、いつも軍服みたいなのを着ていたので、ちょっと不思議な感じだなぁと思ってました。大五郎? そうなんですか…。どこで道を誤ってしまったんですかねぇ」
東京都足立区の自宅アパート。近所の主婦がそう思い返す男は、時代劇「子連れ狼」の映画シリーズに「大五郎」の子役で出演していた富川晶宏被告(35)。タイから拳銃を密輸したとして、銃刀法違反などの疑いで大阪府警に逮捕・起訴された。
富川被告は、インターネット上では軍事マニアとして知られていた。「猫侍」というハンドルネームを使い、ネット上の軍事関連掲示板など常連だった。同じアパートの住人は「全身真っ白の海軍の軍服みたいな格好で、外出しているのを見たことがある」と話す。
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