2004年9月8日水曜日

韓国で中国産キムチ躍進

「キムチの本場」韓国の名が泣く(朝鮮日報)
  中国産キムチの躍進で、今年に入りキムチの宗主国である韓国のキムチの輸出量と輸入量が逆転する現象が生じている。中国産キムチは、高冷地白菜の凶作で国内の白菜価格が暴騰する中、「低価格攻勢」をかけ、国内キムチ市場を攻略している。

 7日、農林部や関税庁などによると、今年8月の中国産キムチの輸入量は8247トンで、昨年同期(1714トン)の4.8倍に膨れ上がったことが分かった。これにより、今年1〜8月の中国産キムチの輸入量は3万5976トンに上り、昨年の輸入量(2万8707トン)をすでに上回った。
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 現在、キムチは輸入自由化品目であるため、30%の関税を賦課すれば、いくらでも輸入できる。輸入される中国産キムチのほとんどは、国内のキムチ製造業者が中国現地で生産し、再び国内に持ち込むもの。

 農林部の関係者は「昨年下半期から小規模な輸入業者が乱立し始め、輸入業者の現況さえ把握できない」とした。中国産キムチの輸入単価は1キログラム当たり500ウォンほどで、国産の10分の1に過ぎない。
 背景には、白菜不足による価格高騰があるらしい。キムチを作るよりも中国産を買った方がいいってことになるらしい。
■今後、ますます攻勢を強めてくるんじゃないか。キムチ生産なんて、設備投資も必要ないし、労働力の質も重要じゃない。ノウハウも簡単に転用可能だ。キムチの国のプライド…はたしてどうなるのか?


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