2004年10月23日土曜日

自殺予防対策

自殺率が3年で27%減 ワースト1位の秋田県(共同通信)
 9年連続で自殺率ワースト1位の秋田県で、県と秋田大が2001年4月からモデル地区の県内4町で自殺予防の事業に取り組み、自殺率が3年間で27%減少したことが22日、同大の本橋豊教授(公衆衛生学)の調査で分かった。
 都道府県の自殺予防事業で減少が確認されたのは初めて。個人の問題とされがちな自殺だが、自治体の取り組みが効果的だったことを裏付けた。
 本橋教授は「うつ症状や悩みがある住民を知り、地域全体でうつ病などの理解を広め、早期に芽を摘み採ることで自殺者数を減らせることが証明できた」としている。
 松江市で28日に開催される公衆衛生学会で発表する。
 秋田県は01年から順次、県内6町のモデル地区で予防事業を開始。
 本橋教授らは自殺率の数値を得られた合川、中仙、藤里、東由利の4町(約2万8000人)を対象に調査、事業開始後の3年間の自殺率の平均を全国と秋田県の自殺率と比べ、統計学的に減少傾向が偶然でないことを証明した。
 やればできるじゃないですか。もっとこれに関連した記事はないかなぁ…詳細が知りたい。

■それにしても、9年連続で自殺率ワーストって…秋田県にはいったい何があるんだ?ま、インターネットが原因でないことは確かだ。インターネットを悪者にするよりも、こういった取り組みを紹介した方がよっぽど建設的だ。


0 件のコメント: