「教員、大聖堂に落書きで解任の危機」--。イタリア・フィレンツェの大聖堂に落書きをした日本人が、日本国内で停学や務めていた野球部監督の解任など厳しい処分を受けていることに対し、イタリアでは「わが国ではあり得ない厳罰」との驚きが広がっている。これ、なかなか面白い記事だ。
イタリアの新聞各紙は1日、1面でカラー写真などを使い一斉に報道。メッサジェロ紙は「集団責任を重んじる日本社会の『げんこつ』はあまりに硬く、若い学生も容赦しなかった」と報じる。
フィレンツェに限らず、イタリアでは古代遺跡はスプレーにまみれ、アルプスの山々には石を組んだ文字があふれる。その大半がイタリア人によるものだ。同紙は「日本のメディアによる騒ぎは過剰だ」と、日本人の措置の厳しさに疑問を投げ掛けた。コリエレ・デラ・セラ紙も「行為はひどいが、解任や停学はやり過ぎ」と論評した。
一方でレプブリカ紙によると、大聖堂の技術責任者、ビアンキーニ氏は「日本の出来事は、落書きが合法と思っているイタリア人にはいい教訓だ」と語った。
■いろんな要因が考えられると思う。イタリアのことを知らないのでわからないが、まず単純にイタリアよりも日本は落書きが少なく、厳しいのかもしれない。
■森永卓郎さんがスーパーモーニングで「日本人は世界遺産と聞いてすごいと思ってしまうけど、イタリアは世界遺産だらけなんですよ。法律上はたしかに犯罪だけど、それ(落書き)ぐらいたいしたことねえじゃねえかというのがイタリア人の国民性です」(J-cast経由)と発言したらしい(イタリアでの扱いを知ったうえでの発言かどうかは不明)。大沢孝征(弁護士)さんは「言いすぎですよ」「たくさんあるからいいってもんじゃないでしょ」とたしなめたそうだが、森永説は十分に説得力を持っている。さすがは「ラテン系エコノミスト」である。
■個人的に思ったのは、いわゆる「恥の文化」的なことで、「世界遺産」に落書きした「日本の恥さらし」もしくは「世間をお騒がせした」ことに対する社会的制裁。いつだってそうなのだ…世間を騒がせることには時として過剰な制裁を加えるのが日本なんだ…って他国を知らない私が言っても何の説得力もないんだ。こんな思い込みだけで発言した自分を心から恥じいるばかりだ。
1 件のコメント:
落書きした事はいけないことだと思いますが…日本の処分は厳しすぎると思います。
そのような処分をするのではなく、世界遺産に書いた落書きを自分で消しに行く、
つまり、自分がやったことを自ら消すということの方がだいじなのではないでしょうか。
日本の処分は厳しすぎると思います!!!
すいません。なんか、変な文章で…
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