2005年1月8日土曜日

ヒーローゲームで暴力的に?

■ヒーローものゲーム、子供の攻撃性増加の可能性 (読売新聞)
 坂元教授らは2001年11月から12月にかけて、神奈川県や新潟県などの小学5年生を対象に、よく遊ぶテレビゲームと攻撃性に関するアンケートを実施、1年後に同じ児童に追跡調査を行い、周囲の人への敵対心を表す「敵意」など、攻撃性に関する5つの指標について、その変化を調べた。

 6校の児童592人についての調査結果を分析すると、知的だったり、見た目がかっこよかったり、魅力的な特徴を持つ主人公が登場し、攻撃するゲームでよく遊んでいた児童は、1年後に「敵意」が上昇していた。

 「ひどいことをした悪者に報復する」という、暴力を正当化するゲームでよく遊んでいた児童も同様に「敵意」が高くなっていた。  これに対して、攻撃回数が多い、たくさんの人を攻撃するなど、暴力描写の程度が高いゲームで遊んでいる児童の場合は、研究チームの予想とは反対に、むしろ攻撃性が低下していた。

 この結果を坂元教授は「かっこいい正義の味方だと、プレーヤーが自己同一視しやすいため」と分析している。
 もちろん、因果関係がはっきりしていないしないけども、なかなか興味深い調査だな。

■話はややそれるが…「正義」による暴力の正当化ってのは、そこらじゅうにあふれてるけどな。ここに来るような人はアメリカを思い浮かべるのかもしれないけど。

■たとえば、アンパンマン。バイキンマンの再犯率を考えたら、矯正教育が必要なことは明らかなのに、アンパンマンときたらバイキンマンを見つけては、いつも「アーンパンチ!」とか暴力をふるって、ぶっ飛ばす。

■前にも書いた暴れん坊将軍。水戸黄門でもそうだが、個人的感情でもって、成敗や懲らしめたりする。部下に取り締まらせればよいにもかかわらず。

■あるいは昔話の『桃太郎』。「鬼を退治する」という大義でもって、子分の犬・猿・キジを引き連れて、鬼が島に出兵。鬼に暴行をしたうえに、鬼の財産を強奪し、ちゃっかり自分のものにしつつ「めだたしめでたし」と正当化。

■さて、これらの物語の暴力への影響も…って調べるのは無理ですよね。


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