■南野法相、ハンセン病の差別的表現繰り返す(読売新聞)
南野法相は10日、島根県平田市であった島根県議(自民)の新春の集いで、ハンセン病に言及し、「法務省でも『らい』の問題について啓発が必要なので予算をお願いしました」などと、旧病名の「らい」との差別的表現を3回繰り返した。なかなか斬新なボケしはりますね。「“啓発”が必要なのは大臣じゃないっすか!」とツッコミ希望?
元患者の団体は「人権問題を扱う法相として認識不足だ」と批判している。
南野法相は「看護職にあった長い期間、ずっと使われてきた名称だったので使ってしまったが、差別や偏見の意識は全くない。今後はハンセン病という名称に統一したい」と釈明している。
伝染性が強いとの誤った考えからハンセン病患者を隔離してきた旧らい予防法は1996年廃止され、「らい」という表現も法律上、消滅している。
■以前の迷答弁といい、この人に大臣の資質なんてないことはわかっていたけども、ちょっと茫然とさせられますね。
■ってか、「らい」をついつい使ってしまったのか、それとも、差別表現であることとの認識すらなかったのか。勉強不足な彼女のこと…後者である可能性も捨てきれないのだ。
■ちなみに、今日、ハンセン病療養所「多磨全生園」(東京都東村山市)を視察するらしい。法相が全国十五カ所ある療養所を視察するのは初めてのこと。で、このバカ法相は「(元患者らを)少しでも慰めたい。来年度予算案でハンセン病問題の緊急啓発活動費が認められた。」と記者会見で述べていたらしい。
■「慰めたい」そうですよ。前フリもしっかりしてからボケはるってのは…やはり、かなりの業師ですな。
【追記】いや、むしろこれは「啓発」キャンペーンかも。「緊急啓発活動費」っても、その効果はあやしいもんで、大臣自ら身を削って「啓発」キャンペーンをしているのかもしれない。なるほど、反面教師は最大の教材である。
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