2004年12月12日日曜日

読売社説:セクハラ教師

■読売社説[教師処分]「尊敬できない先生が増えている」
 教え子にいかがわしい行為をする教師が増えている。だが、それを根絶しようという教育関係者の強い姿勢が見られない。これでは安心してわが子を学校へ送り出せない。

 昨年度、わいせつ行為で懲戒処分を受けた公立小中学校、高校などの教師は百五十五人で、過去最多だった。五年前の三倍という急増ぶりだ。

 免職になったのは百七人、停職は四十人。免職のうち六十一人は、児童や生徒を対象としたわいせつ行為だった。
 ま、ここまではありきたり。しばらく具体的なセクハラ教師の悪事をのせて、いきなりこうくる…

 教師には、教育者としての高い使命感と倫理観が求められる。養成、採用、研修を通じ、資質の向上を図ることが急務だ。同時に、不適格な教師には、今以上に厳格な対応が必要となろう。

 一方、卒業式などの国歌斉唱の際、校長の職務命令に従わず、起立しなかったなどとして懲戒処分を受けた教師も百九十四人いた。ほとんどが東京都の教師たちで、「命令は内心の自由の侵害だ」などと主張し、裁判に訴えている。

 同様に、教師の政治活動は法律で禁じられているのに、政治的主張を載せたビラを配るなどして八人が処分された。山梨県教組の傘下の政治団体が、今夏の参院選で教師らから多額の選挙資金を集め、一部を民主党議員の政治団体に寄付した疑惑が表面化している。自民党が追及し、文科省も調査を始めた。

 倫理観や法を守る意識に欠けた教師、公務員としての義務を怠り、権利ばかり主張する教師。子供たちは、そんな先生を尊敬するだろうか。
 わいせつ教師が過去最多というニュースにこれをからめてくるってのが、なんとも御用新聞らしいんだが。

■ちゃっかり君が代斉唱もセクハラの同列に入ってるところがね。後段に該当する事象においては、むしろ昔の方が、読売の言う「尊敬できない先生」ってのは多かったんじゃないか。


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