2004年10月10日日曜日

長谷川京子VS松浦亜弥

ハセキョーVSあやや+モー娘。ガチンコ勝負の行方(夕刊フジ)
 今年上期のシェア44.9%(IDC Japan調べ)のキヤノンが3年連続で女優の長谷川京子(26)をキャラクターに「スマート路線」を推し進めれば、同41.1%のエプソンは昨年の売り上げに貢献したタレントの松浦亜弥(18)にモーニング娘。を加えた総勢13人の「物量作戦」で挑む。

 実は、このCMキャラクターには、製品開発とマーケティング姿勢の違いが反映されている。

 長谷川起用について、キヤノン販売の岡野宏宣伝制作部長は「当社のメーンターゲットである20−34歳の男性に非常に高い人気を得ており、おしゃれでスマートという商品のブランドイメージにも合致している。プリンターの場合、印字見本としてキャラクターの写真を店頭に置くため、フォトジェニックな点も重視した」と語る。

 同社の「ピクサス」はスタイリッシュ性が売りで、とくに今期の主力機が「折りたたむと、おしゃれな“黒い箱”にしか見えない」(関係者)のも長谷川の“スマートさ”と共通する。

 一方、主演ドラマが視聴率低迷するなど、「一時の勢いはなくなった」(芸能関係者)といわれる松浦。広告業界ではキャラクター交代もうわさされたが、エプソン販売の北原洋一宣伝部長は「人気の動向は私たちもウオッチしているが、ドラマは必ずしもタレント1人の人気によるものではない。それよりも、老若男女幅広い世代に支持されている松浦さんとモーニング娘。の訴求力を生かし、当社製品・カラリオの多機能性を訴えたいと考えた」という。

 キヤノンが従来の顧客層を重視し、“安定したブランド戦略”なら、エプソンはより幅広い層を開拓して市場を広げていく“冒険戦略”。これは「芸能界における長谷川と松浦・モー娘。それぞれの立ち位置とも共通する」(広告業界関係者)との分析もある。
 なるほどねぇ。

■両社とも女性はターゲットにはしていないのかな。長谷川京子は女性に嫌われる要素はあんまりないんだろうけども、松浦やモー娘はそうじゃないのでは? 

■個人的には…松浦やモー娘がずらりと並んでると、吐き気がするんだけど。うまく説明できないけど、下品じゃないっすか?タレント自身もそうだし、かわいい子をずらりと並べておけという発想も。店先で松浦&モー娘の写真が並んでいたら、逆に買う気がしなくなる。

■エプソン側は、松浦一人じゃぁマズイってんで、モー娘を使って補強したってわけでしょ?でも、これって逆効果じゃないかな。一時の勢いを失った松浦を、凋落しきったモー娘が取り巻くわけです。マイナスにマイナスを足してもプラスにはなりませんて。

■で、幅広い層を開拓して市場を広げていく“冒険戦略”…っていうんだから笑っちゃうよね。幅広いどころか、固定層(ハロープロジェクト・オタク)をピンポイントで狙っているとしか思えないんですが。まぁ、ある意味でそれは「冒険」なんだろうけども。


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