2004年7月25日日曜日

リベラルの会

集団的自衛権行使に反対の民主党若手、勉強会発足へ(読売新聞)
 集団的自衛権の行使反対を「旗印」に、民主党の若手議員が政策勉強会「リベラルの会」(仮称)を発足させることが23日、明らかになった。8月2日に国会内で設立総会を開く。

 旧社会党出身の横路孝弘・前副代表に近い生方幸夫、大出彰両衆院議員や、近藤昭一、平岡秀夫、西村智奈美各衆院議員らが発起人となり、衆院当選3回以下、参院当選2回以下の議員に参加を呼び掛けている。

 設立趣意書では、〈1〉憲法9条の精神を世界に広め、生かす〈2〉自衛隊は専守防衛に徹する〈3〉日本は集団的自衛権は行使せず、国連を中心とした集団安全保障の確立を目指す――などを目的に掲げている。党内では、「憲法改正の議論に向けて、9条改正慎重派が動き出した」との見方も出ている。
 民主党があぶなっかしい方向を向いているんで、まぁ、期待したい。で、これから憲法論議が盛んになっていくことだろうが、民主党は大丈夫なのだろうか?「国連中心」というごまかしで乗り切るつもり?


■まぁ、やや関連するが、朝日新聞/社説「中川議員――情けない外圧頼み」。アーミテージ米国務副長官が「憲法9条は日米同盟の妨げの一つになっている」「軍事力の展開ができなければ国連安保理の常任理事国入りは難しい」と発言したことに関して、中川秀直を批判している。
 もっとも、この件でアーミテージ氏を責めるのは筋違いかも知れない。むしろ問題は中川氏の振る舞いにある。

 日本の政治家たちは盛んに「アーミテージ詣で」をする。握手し、選挙区向けの写真を撮り、もっぱら日本に対する期待や要求を聞く。中川氏も自分がアーミテージ氏に何を主張したのかを記者団に語っていない。そんなことはどうでもいいかのようだ。ならば、これは議員外交どころか、ただの御用聞きである。

 中川氏にはもともと、アーミテージ氏から改憲を望む発言を引き出そうという狙いがあったのかも知れない。実際、アーミテージ氏の発言は、中川氏が国内の改憲論議を紹介する流れのなかで出た。それを報道させてみずからの「外交成果」としたい気持ちもあったに違いない。だが、そうであれば、これこそ情けない外圧頼みではないか。

 「日米同盟の妨げ」発言には、さすがの小泉首相も「現行憲法のなかで良き同盟関係を形成している」と語った。常任理事国入り問題では、細田官房長官らが「平和憲法の下で国際貢献をし、常任理事国になる」と、火消しに躍起だ。

 政府内には、中川氏が紹介したアーミテージ氏の発言は正確さを欠くという指摘もある。もしそうなら、国の重い課題をいかにも軽く扱う政治家らしからぬ姿勢がなおのこと問われる。
 そりゃ、さぞかし新しい「押しつけられた憲法」が欲しいのでしょうね。


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