2004年7月25日日曜日

自殺者過去最悪・小泉悪政?

■おととい・昨日あたりのネタだが…

■自殺者が過去最悪 「経済苦」急増8897人 警察庁、昨年まとめ(産経新聞)
 昨年一年間の全国の自殺者は三万四千四百二十七人と、前年に比べて二千二百八十四人(7・1%)増加し、統計を取り始めた昭和五十三年以降で過去最悪となったことが二十二日、警察庁のまとめで分かった。三万人を超えたのは六年連続となった。負債や生活苦といった「経済・生活問題」が動機とみられる自殺者も過去最悪の九千人近くに達しており、不景気やリストラなどの影響を色濃く反映している。

 「経済・生活問題」は、平成九年まで千人台から三千人台で推移していたが、十年になって六千人台にまで急増。十一年以降も増えつづけ、昨年は八千八百九十七人に上った。

 内訳は、「負債」が五千四十三人と最多で、「生活苦」の千三百二十一人、「事業不振」の千四十一人、「失業」の六百十人、「就職失敗」の百八十三人、「倒産」の九十六人などが続く。経済問題での自殺の九割以上を男性が占め、五十歳代前後の中高年の自殺が目立っている。

 「経済・生活問題」以外の動機では、「健康問題」が一万五千四百十六人、「家庭問題」が二千九百二十八人、「勤務問題」が千八百七十八人などとなっている。

 自殺者全体のうち、男性が72・5%を占め、年齢別では、六十歳以上が全体の33・5%を占め、五十歳代(25・0%)、四十歳代(15・7%)、三十歳代(13・4%)の順と大半が働き盛りの中高年男性が目立つ。
 

■こうなると、赤旗を読みたくなる。で、不謹慎にも笑わせてくれる記事…
 不況・失業・高金利…小泉悪政の犠牲者
 全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会・本多良男事務局長の話

 「経済・生活問題」が動機の自殺は、一日平均二十四人が亡くなっていることになります。リストラにあい、失業し、生活苦からサラ金で借りて、ヤミ金まで借り、「家を燃やす」などと脅され命を絶った人が後を絶ちません。

 不況、失業、高金利を当然としてきた自民党・公明党連立の小泉悪政の犠牲者です。怒りで涙がこぼれます。

 サラ金の利用者に「高金利」って批判されても…


■ちなみに、悪政をしいた小泉さんはと言うと…
「あまり悲観的に思わないで、頑張ってほしい。できるだけ少なくなる対応が必要だが、なかなか特効薬がなくて困っている」
「自殺の事情は経済だけではないが、経済状況を改善していく努力をこれからも続けたい」
 …と語っている。経済状況を改善していく努力、って一体、これまでどんな努力をしてきたんだ?で、これからどうするつもり?


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