2004年7月25日日曜日

野中広務×後藤田正晴

物言わぬ自民は異常 「踏み絵」発言で野中氏(共同通信)
 野中広務元自民党幹事長は24日、TBSの対談番組の収録で、小泉純一郎首相が9月の内閣改造で郵政民営化への協力を入閣の条件とする考えを表明したことについて「『踏み絵』を使う首相は初めてだ。ひと言も問題にしない自民党内もだらしない。異常な状態になっている」と述べ、首相の姿勢と自民党の現状を厳しく批判した。
 対談相手の後藤田正晴元官房長官も「郵政民営化は枝葉の問題だ。雇用、財政再建、税制など、本当に改革しなければならない課題がある」と指摘した。
 野中氏は、自民党の改選議席割れとなった参院選の結果については「敗北した事実に立った謙虚さがないといけない」と徹底した総括が必要との考えを強調。責任論が表面化しないことには「選挙前から大幅な内閣改造を打ち出してニンジンをぶら下げたため、党内から執行部批判が出てこない」と述べた。

 時事放談だね。この番組はよく記事になるよな。重鎮の言葉には、それほどの重みがあるのだろうか。


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