2004年7月15日木曜日

居直り宰相「逆風の中よく頑張った」

■小泉首相「逆風の中よく頑張った」すり替え発言連発(毎日新聞)
 小泉純一郎首相は参院選での自民党敗北を受け13日、「逆風の中でよく頑張った」との発言を連発した。年金問題や自衛隊の多国籍軍参加など政府自身の対応が逆風を生んだことを無視して健闘を強調するすり替え論理だけに、「典型的な詭弁」(民主党幹部)との批判も出そうだ。

 首相は同日の閣僚懇談会や政府与党連絡会議で「逆風の中でよく頑張ったと思う。改革に取り組む考えは変わらない」と強調、自民党の49議席獲得は善戦とアピールした。

 閣僚からも「強気論」が飛び出している。公明党の坂口力厚生労働相は同日の記者会見で「年金への批判があるなら、私のところが一番(票が)減って共産党が一番にならねばならないが、逆だった」と強引な論理を展開し、年金問題が逆風を生んだとの見方を否定した。


■国民がすえた「お灸」も、まるで効いてる様子はなく、首相から謙虚な反省の弁は聞かれない。「逆風の中でよく頑張った」ってのは、「痛みに耐えてよく頑張った」みたいなもんで、ようするに自民党の戦いぶりを自画自賛しているだけだ。民意をないがしろにする言動は、なんとも腹立たしい。今回も、お得意の「居直り」でやり過ごそうというのか。

■議席数の増減を見て、「自民党は敗北していない」とする見方もあるが、これはおかしいと思う。だって、前の選挙があったのが6年前だよ?政治状況はまるで異なるはずであって、勝敗ラインはあくまでもその時の状況に依存するはずだ。

■「目標は高めに設定した」などと首相が言ってたのには驚いた。当初は参院で単独過半数(56議席)をとることが目的であったはずで、それが公明党への配慮もあって、51議席と低めに設定したのである。すでに「低すぎるのではないか?」と指摘されてきたではないか。

■選挙区獲得議席数で民主党に接近され、比例代表では約434万票もの差をつけられた。公明党と合わせても改選議席の過半数は得られず、第1党の座を民主党に奪われた。それでも小泉首相は、「自民党と公明党を合わせると、すべての委員会で過半数を確保できた」「逆風の中で、よく安定多数を与えてくれた。やはり全体を見てくれているんだなあ」などと強弁する。が、それは3年前の「在庫」のおかげじゃないか(小泉フィーバー、思い出すだけでも寒気がする)。選挙結果の意味はまったく別だ。あれがなかったら、どのような状況になっただろうか?


■当初、青木幹雄は「51を割れば首相は辞める」と言っていたが、いつのまにか、「辞める必要はないが死に体だ」と論調が変わり、今では責任論を黙殺するかまえらしい。「51議席を割れば私も責任を取らなければいけない」と言っていた安倍晋三幹事長も、「忘れてしまいました」とばかりに、塩爺ばりのオトボケぶりを発揮している。

■自民党の公明党・創価学会 依存体質はますます深刻になり、この国は池田大作に牛耳られていくわけだ。いよいよ「実現力公明党」な状況である。

■さて、坂口厚労相の発言…「年金への批判があるのなら、私のところが一番減って共産党が一番伸びなくてはいけないけど、逆だった」について。冗談は髪型だけにしてもらいたい。公明党がどんな悪行をしようとも、信者は投票するでしょ。じゃぁ、創価学会員以外で、どれだけの票を獲得できたの?


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