2004年4月20日火曜日

イラク人質/韓国総選挙・山本一太・評/史上最強打線

■帰国した三人はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を理由に予定されていた記者会見をしなかった。このことが一部で顰蹙(ひんしゅく)を買っている。涙流して「ごめんなさい」と言っておけば、そういう連中の気も少しは晴れたのかもしれないが。
■イラク戦争の結果を警告 国務長官が大統領にと新著(共同通信)
 イラク戦争開始前の昨年1月13日に、パウエル米国務長官がブッシュ米大統領からイラク攻撃を決断したことを伝えられ、戦争がマイナスの結果をもたらす可能性があると警告していたことが明らかになった。
 17日付の米紙ニューヨーク・タイムズが近く発売されるボブ・ウッドワード記者の著書「攻撃計画」の内容として報じた。
 ブッシュ政権は外交解決を目指すと言明しながらも戦争開始の2カ月以上も前に既に攻撃を決断していたことを示しており、論議を呼びそうだ。
 ホワイトハウスの大統領執務室で大統領からイラク攻撃を決断したことを告げられた長官は「本当ですか。戦争の結果を理解していますよね。この場所を支配することになることを分かっていますよね」と半ば質問するように応じた。
 長官は2002年夏にも大統領に「(イラクの)2500万人の支配者として、彼らの望み、願いや問題すべてを背負うことになる」と警告していた。
ブッシュ政権は同時テロの首謀者とされる国際テロ組織アルカイダよりもイラクに強い関心を向けていたと指摘したクラーク元米大統領特別補佐官会の証言の信ぴょう性を裏付けている。また、同著書によれば、戦争に反対していたパウエル国務長官と推進派のチェイニー副大統領の対立は激しく、一時はほとんど口もきかなかったほどだったという。
■山本一太参院議員がみた韓国総選挙(中央日報)
「韓国政治は変化が激しく、ローラーコースターのよう。だが今回の総選挙で進歩・保守の両党体制となり、一方に偏ることはなくなりそうです。長期的には韓国政治にプラス要因でしょう」−−。
日本の代表的な知韓派政治家、自民党の山本一太(46)参議院議員は16日「韓国と日本は国民性や政治環境が違うとはいえ、韓国政治はあまりにもダイナミックだ」と話す。
「新世代総理を創る会」を率いる山本議員は「日本では政界の世代交代が非常に遅いが、韓国では一気に行われた」と話し、うらやんだ。 しかし「変化があまりに急激だと政治が不安定となり、昨日まで行われてきた政策が一朝一夕に変化するなど、一貫性不足となる危険性もある」と指摘した。 「開かれたウリ党」(ウリ党)が議席の過半数を占めたことについては「弾劾が契機となったが、ここ数年間進んできた有権者、特に若い層の政治意識の変化と新政治への欲求が背景にあると思う」と話した。
一方山本議員は、参議院・外交防衛委員長としても活躍。その視点から「総選挙の結果により、北朝鮮核問題をめぐる日韓米間の協調体制に多少摩擦音が出る可能性もある」と懸念した。 対北朝鮮政策については「安定した政治基盤と自信を手に入れた盧大統領は、日米との協力強化や、自主・自立路線の強化のひとつを選択するだろう。盧大統領は韓国が独自の判断のもとで北朝鮮政策を展開すべきだとの立場であり、後者を選ぶだろう」と予想した。 また「北朝鮮に関する経験の少ない若い世代も、盧大統領のDNAと一致し、盧大統領は対北朝鮮政策で圧力よりは対話をさらに重視するだろう」とし、これが日韓米のチームプレーを阻害する不安要素となり得ると予想した。 さらに「杞憂かもしれないが、韓国のムードが左(進歩)側に偏り、独島(ドクト、日本名・竹島)、首相の靖国神社参拝、歴史問題をめぐり、韓国側の(日本批判の)声が高まれば、日韓に摩擦が生じる可能性もある」と懸念した。
だが一方で「韓日共同ワールドカップ(W杯)や文化交流の増加で両国国民の相互理解は広がっており、深刻な状態には陥らないだろう」と期待をのぞかせた。山本議員は、韓国・日本の若い議員10人余りが結成した交流ネットワークを率いている。

■ジャイアンツのチーム打率2割4分2厘で、リーグ6位だとか。「史上最強打線」という名称に疑問符が付いてもいい状況だが、これは一時的なものだろう。なにせ、ローズ・小久保・ペタジーニと他球団の主砲級をそろえたあの強力打線だ。それにしても、なぜピッチャーを取らなかったんだろうか。ピッチャーはたくさんいればいるほどいいのだから。


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