2004年1月30日金曜日

古賀潤一郎の学歴詐称/大喜びの山崎拓センセイ

■古賀衆院議員の学歴詐称問題…正直、笑ってしまう。古賀は福岡2区選出であり、山崎拓の対戦相手として注目を集めた。古賀主演の茶番劇も笑えるが、さらに笑いの要素を与えているのが山崎拓だ。山拓センセイもベットの上で変態プレイをしながら、さぞお喜びのことだろう。それを想像すると、何だかわくわくする。早くはしゃいでいる顔が見たいなぁ…笑えること間違いなし。
■古賀サンは国会を休んで、「卒業を確認する」という奇妙な行動に出た。ってか、もう日本中に「卒業していない」って大学広報のコメントがあるのにね。ペパーダイン大学…19単位不足してたらしい。普通の大学生だったら「単位」は大きな関心事であるはずで、知らなかったなんてことはありえない。そのくせ、「あれ?おかしいなぁ」という猿芝居。なかなかの面白いボケしはる。
■そればかりか、著名大学(UCLA)への留学は別の大学(CSULA)の略称と書き間違えたと主張していた。「公開講座」に参加しただけで履歴に書くかなぁ…と思うが、その記録も大学には無いらしい。もはやコントであり、「男泣き」によって、いよいよ滑稽さが増すのであった。
■女性スキャンダルを抱えていた山崎に挑んだ選挙戦で、古賀の学歴に対する集票効果はほとんど無かっただろう。選挙戦では、山拓の変態プレイに対して、テニスをやっているという「さわやかさ」を利用したのである。だが、その「さわやかさ」は一体どこへ行ったのか?
■そもそも「人格」(あるいは「さわやかさ」)といったって、演説や経歴を見て判断できるものではないし、他の候補者と比較するとなれば、膨大な情報コストとなる。「政策」に関しても同じだ。しかも、それらが国政に与える微々たるものだ。なぜなら、政策決定は政党の単位で行われ、一議員だけではどうにもならないからだ。
■おそらく、僕が選挙民だった場合、古賀に入れただろう。だが、それはあくまでも「民主党公認」であったからだ。それゆえに、民主党として「除名」したのは当然のことであると思うし、これで「党としての決着はついた」という責任回避の姿勢では到底納得がいかない。加えて、党として辞職を強く勧告すべきである。
■一方、古賀本人はやる気まんまんで、「今まで以上に国会議員としての務めを粛々と、有権者のために果たしていくのが私の一番の恩返しと今現在も考えている。もう一度私自身、初心に立ち返り地元福岡、国民のために政治活動をこれからも一生懸命務めさせていただくことを改めて今日自覚した」と語っている。あぁ、そうですか。
■「学歴詐称」から「学歴社会」批判みたいなことにつながるケースが多い。う〜ん、ちょっと違うかなぁ…とか思いつつ、新聞社やテレビ局がそんなことを言っていることに、自分たちを棚上げしてよく言えたものだなぁ…と感心している。


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