2003年6月17日火曜日

阪神ファン

■このノートを書かなかったのは、忙しいからではなく、ただ机に座らなかったからである。勉強もしていない。
■それにしても、あれだ…SARSはどこへ行ってしまったんだ。まったく聞かないが…
■松井秀喜がやっとエンジンがかかり出した。だが、冷めきってしまった報道熱を再び呼び戻すには至っていない。これにイチローの活躍や新庄剛志のおもしろコメントが加わっても、まだ阪神フィーバーには勝てない気がする。
■今、考えているのは「阪神ファン」だ。どうも人々は、阪神タイガースのファンはいつも熱狂している、というイメージを持っているのではないだろうか。テレビに映し出される巨人ファンというのは、けっこう普通なコメントが流されることが多い。それに比べて、阪神ファンのバカ騒ぎはなんだ。あれがどうもいけない。バカなファンのバカ騒ぎには、「バカだなぁ」の一言ではすまされない何かがある。
■どうも阪神ファンのイメージが出来あがっていて、メディアもそれに合致した映像を意図的に流しているような気がしてならない。冷静に語っている阪神ファンは「阪神ファン」のイメージとは合致しないからだ。あるいは、本当の「阪神ファン」は陽気でなくてはならないという「暗黙のルール」があり、皆それを演じているのではないか。そうなることでやっと自分も「阪神ファン」になれる。きっとそうに違いない。じゃなきゃ、阪神ファン・バカ率の高さを説明できっこない。
■「イラク新法」なる法律ができそうだ。実際は「戦闘協力法案」なのに、「復興支援法案」と粉飾している。ごまかしごまかし…いったいどこまで行ってしまうんだろうか。
■過失致死・致傷罪で禁固1年6月の実刑判決を受けた毎日新聞元写真部記者、五味宏基受刑者がアブドラ国王による特赦を受け、釈放される見通し…らしい。なんだか日本に迎合した特赦という気がしてならないのだが。この人、毎日新聞を解雇されちゃったのかなぁ…
■川崎市川崎区の古本店で今年1月、漫画本などを万引きして逃走した中学3年の男子生徒が踏切で電車にはねられ死亡した事故で、警察に通報したことを「人殺し」などと非難された店長が店じまいした…らしい。おそらく店長はひどく自分を責めたに違いない。自分が通報した結果、志望したのだからなぁ。
■ここから出てくる論点は、中学生の万引きを警察に突き出すかどうか、ということだが、この事件の場合、店主の行動は正しい行動をとったまでだと思う。この中学生は、親や学校に知られたくなくて、正しい情報を喋らなかったというし、万引きの被害が深刻で、厳しい処置をとらなければならかったはずだ。店長に他の選択肢があっただろうか。
■「ごめん」で済んだら警察いらん。親や学校に知られたくないばかりに、何も語らない。そんな子供に「反省しているから許そう」「喋らないから見逃そう」と思うだろうか。店主は厳正な対応をしたにすぎない。列車で死亡するということは、予想できなかったことであるし、それは正当な対処の不幸な結果に過ぎない。
■カメラ付き携帯電話で盗撮して逮捕されたというニュースを聞いた。まぁ、当然こういった事件は今後増えるだろうなぁ、デジカメ携帯の性能アップで。


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