■ミーハーな連中が、急に「戦争反対!」と騒ぎ出した。その象徴が芸能人である。新聞に意見広告を出したり、ミュージシャンならば反戦の歌でも作るだろう。そういって、自分の宣伝に利用するわけだ。笑わせてくれる。こういう人の「情熱」は戦争の時だけで、すぐに冷めるのがオチだ。それでは、彼らは、どれだけ国際情勢に関心を持ってきたというのか、どれだけ有事法制について考えたと言うのか。そして、小泉純一郎とは、彼が自分たちの代表であることを忘れ去っているかのようだ。
■「何がなんでも戦争には反対!」と言う人ほど無責任な人はいない。そういう人たちというのは、このイラク戦争というのがいかなる性格のものかがわかっていないだろう。
■気がついたら、カウンターが1000を回っていた。二重カウントを防止しているといっても、これは遅すぎだろう。まぁ、徐々にペースは速くなってきているが。
■現在のイギリスの状況というのは「二大政党制の弊害」を説明するのに便利だ。「戦争反対」を「選挙」で示そうとした場合を想定すればよい。この場合、「保守党」と「労働党」が選択肢になるが、「保守党」は「戦争支持」であり、「労働党」は執行部は「戦争賛成」だが「戦争反対」という声も大きい。したがって、この選挙民の立場は「労働党」に近いことになり、選挙では「労働党」と書くとなろう。しかしこの場合、「戦争支持」のブレア政権に対しては「お灸をすえる」ことはできない。批判票の行き場所がないのである。
■メディアの世論調査でわかるように、「戦争反対」でブレア政権の支持率は下がっている。しかし、有権者が「保守党」に投票するということはないだろう。
■「二大政党制」は二項対立となる場合、選挙民にとって「わかりやすい」のであろうが、あまりにも問題点が大きすぎる。というわけで、僕は現状では「(消極的な)民主党支持者」であるが、「二大政党制論者」ではないのです。
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