2005年1月20日木曜日

禁煙誓約書

■吸ったらやめます…新入生に異例の「誓約書」 (夕刊フジ)
 喫煙したら自主退学します−。名古屋女子大・短大(名古屋市瑞穂区)は敷地から通学路までを全面禁煙とし、新入生に異例の「禁煙誓約書」を書かせるなど徹底した禁煙教育を行い、喫煙者が半減するなど大きな効果を上げている。

 一部の教員や学生から「女性差別だ」などの反対もある中、「妊娠・出産期の悪影響がはっきりしている以上、煙のないキャンパスを」と2003年度に全面禁煙に踏み切り、04年度には禁煙誓約書も導入した。これまで違反による退学者は1人もいないという。

 喫煙者には個人面接し、禁煙を促すためのニコチンパッチを支給。処方に必要な医師の診断も学内で行っている。また、愛知県内で禁煙運動を進める小児科医も講演でたばこの害を説くなど協力。04年度の調査では喫煙者は195人から98人に半減した。
 無理やり「誓約書」を書かせといて、何が「自主」かは不明で、ようするに、「喫煙したら退学処分」ってことでしょ?だったら、そんなカムフラージュはやめて、はっきりとそう書けよ…って感じだが。

■この取り組み…ちょっと賛否がわかれそうだな。確かに喫煙者が減ることは歓迎すべき事態だ。

■んが、「妊娠・出産期の悪影響がはっきりしている」というんだけども、「たばこは20才を過ぎてから」なわけで、もう大人なんだから、それこそ「自己責任」というやつであって、そんなことまで「教育」されなきゃならないのかな。

■まずやるべきことは「分煙」であって、タバコを吸う自由まで奪うのは、ちょっと奇妙な話だなぁと思う(ちなみに、私は喫煙しない)。

■もちろん、「禁煙」を促すための取り組みは歓迎すべきだが、強制的に「禁煙」の方向へ追いやるのは、自由主義社会のあり方として、なんか間違ってません?それはもはや「禁煙ファシズム」だ。


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