「キムチを食べてアテネの暑さをしのいだ」。朝鮮日報にも同様の記事があった。けっこう話題になっているのだろうか。しかしまぁ、すげーこじつけだな。「キムチ」があったからこそ金メダルが取れた…って言いたげ。
アテネオリンピック(五輪)女子マラソンで優勝した日本の野口みずき(26)が、アテネ入りする前、高地練習地で「李鳳柱(イ・ボンジュ)キャンプ」のキムチを食べたことが伝えられ、話題になっている。
野口は150センチ、40キロの小柄な体格だが、ご飯2杯を軽く平らげる大食。 先月中旬から今月初めまで、海抜1800メートルのスイス・サンモリッツで李鳳柱と一緒に高地練習を消化した野口は、7月末と8月初めの2回、李鳳柱キャンプで食事の招待を受けた。
李鳳柱を指導した呉仁煥(オ・インファン)三星(サムスン)電子マラソン監督と野口のコーチである藤田信之監督は、国際大会で頻繁に会いながら、親しい関係を築いてきた。 野口は焼き肉やキムチなどが食卓を埋める韓国式料理を軽く平らげ、この食欲に驚いた李鳳柱キャンプがキムチを贈ったという。
��3日(以下、日本時間)、35度の暑さの中で行われた女子マラソンが終わった後、藤田監督は現場にいた呉仁煥監督に親指を立てながら、「キムチパワー」と叫んだ。 藤田監督はまた「野口に続いて李鳳柱もオリーブ冠をかぶり、サンモリッツで築いた友情が金メダルに結ばれることを祈る」と、激励も忘れなかった。
■そういえば、テコンドー外国人選手の間でキムチが人気…ってのも紹介していた。やっぱキムチに対する誇りみたいなもんがあるのだろうか。いや、そう言えば、日本人も選手村で寿司が人気とかって誇らしげに言っていたぞ。
■となると、「キムチパワー」も韓国だけの問題じゃない。寿司が好きな選手が金メダルを取った場合、「寿司パワー」などと言い出しかねない。こりゃぁ、うかうかしていられない。
■野口に関して言えば、キムチよりもマグロなんだそうですよ…
祝勝会はマグロ三昧…大の魚好き「鋼の胃袋」(夕刊フジ)
マラソン発祥の地で小さな女王の称号を贈られた野口の身長は公称150センチだが、実際は140センチ台。体重も40キロを切ってレースに臨んでいた。だが、野口には「鋼の胃袋」がある。なにしろ、毎日が「おさかな天国」。魚介類には目がない。中国で行っていた高地合宿では連日、「1日、エビを20尾は食べていた。通算すると1000尾は食べました」というエビ伝説をつくった。「マグロパワー」である。いや、なにも「マグロ」とか言わなくても…下手すりゃ下ネタだ。
野口の一番のお気に入りは「マグロの赤身」。ギリシャは日本向けにマグロを輸出しており、鮮度の高い逸品が手に入ると聞き、野口からは「祝勝会で絶対、食べさせてください」と藤田監督にリクエストしていた。つまり、最初から勝つつもりでいたのだ。
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