2004年6月25日金曜日

バカバカしいニュース

■参院選公示日。あえてバカバカしい記事を…
■携帯の所持率、非行少年72%、一般少年57% 警察庁(朝日新聞)
 警察庁は24日、中学生と高校生の携帯電話の使用状況についてまとめた。検挙されたことのある非行少年の方が、検挙されたことのない一般少年より、携帯電話の所持率や使用頻度が高かった。
 調査は、警察庁が依頼した学識経験者らによる「青少年問題調査研究会」(委員長、矢島正見・中央大教授)が02年9月から12月にかけて実施した。調査期間中に逮捕・補導された中高校生約1000人と、一般の中高生の計約4400人から回答を得た。
 携帯電話の所持率は、検挙されたことのある少年が72%、ない少年は57%だった。高校生の所持率は90%前後で差はなかったが、中学生では検挙されたことのある少年がない少年よりも男子で32ポイント、女子で26ポイント高かった。1日に使う回数は、検挙されたことのある少年は7.7回、ない少年は2.7回だった。
 同庁は「携帯電話を持つから非行につながったとはただちには言えないが、このような調査結果を広く国民に知ってもらい、今後の非行少年問題に役立てたい」としている。
 この調査結果を知ったところで、どうやって今後の非行少年問題に役立てろというのか。バカもやすみやすみ言え。携帯電話に年齢規制すれば気が済むのか。
■いわゆる「まじめ」な子ほど携帯とは無縁の生活を送っているわけで、これが「勉強する時間が少ないほど非行少年が多い」としてもいいわけだ。検挙率低下をうけて、警察官を増員すべきとの意見がある。しかし、こんなくだらない調査をする組織的ゆとりがあるのなら、まだまだ改善の余地がありそうだ。
■イラク戦「反対」なら5点追加…愛知の県立高中間試験(読売新聞)
 愛知県内の県立高校の男性教諭が、5月に実施した3年生の日本史の中間試験で、「イラク戦争についてどう思うか」と尋ねる記述問題を出題し、政府の対応を批判した解答には満点を与え、肯定する解答には加点していなかったことが24日、わかった。
 同日の同県議会文教常任委員会で、県議が取り上げた。試験問題は7部門の設問から成り、日本史担当教諭が相談して作成した。
 しかし、この男性教諭は自分が受け持つ2クラスの生徒約80人を対象にした試験問題に、8番目の設問として、イラク戦争についての意見を聞く記述問題を独断で追加。試験後、生徒に配った解答例には、「他国に軍隊を送ることはいけません。私たちの税金が無駄遣いされ、罪もない人たちが殺されています」「悪いのは最初に軍隊を送ったアメリカとそれと同盟して自衛隊を送った政府です」などと記載していた。
 一方、別の紙には「自衛隊はイラクの人たちのために良いことをしている」「自衛隊が憲法違反なら憲法を変えればいい」などとした生徒の解答を列挙し、「低俗な例」と指摘していた。
 記述問題の配点は5点で、105点満点となるため、追加分は生徒の生活態度を評価する「平常点」に加点していた。
 学校側は、事実関係を認め、「生徒に一方的な思想を押しつけかねない」として、配布した解答例を回収させるとともに、加えた点を無効にするよう指示した。県教委は近く、この男性教諭から事情を聞く。
 愛知県立か…私の母校じゃないとは思いたい。
■こういうのは論理的な文章構成かどうかを見るべきなのだが、自分こそが正解だと思い込んでいるようだ。すごい独善的だなぁ。まぁ「反日的分子」って言ったバカと思考回路は似ているのかもね。しかも、日本史のテストに出してるってのがわからない。自分の主張を押し付けたいばっかじゃないか。
■例題に「殺して山分け」 小6担任教諭を厳重注意(共同通信)
 宮城県迫町の町立小学校6年生の算数の授業で、担任の男性教諭が最小公倍数を求める問題に、銀行強盗の犯人が仲間を殺して、奪った現金を山分けする場面を例題とし、校長が厳重注意していたことが24日、分かった。
 同町教育委員会によると昨年10月、40代の男性教諭が「7人で銀行強盗をして札束を山分けしたら2束足りません。そこで2人を殺しましたが、それでも2束足りません…札束は何束でしょう」などと黒板に書き出し、児童がノートに書き写した。
 ノートを見た保護者が学校に抗議。学校側は文書で保護者に謝罪した。教諭は「子どもが飽きないように出題したが、反省している」と話しているという。
 町教委は「子どもによる凶悪な事件が相次ぎ、命の大切さを教えている中で、極めて不適切な問題だ」としている。
 とほほ…どうなってるんだ、この教師。ってか、ちょくちょくこういうのが問題になるよね。どういう神経してんだろうか。ところで、この解答は「35α−2(α=1,2,3…)」でいいのか。解答が無限に存在するじゃないか。
■…と思っていたら、朝日新聞に解答があった。どうやら、この問題、続きがあったようだ。
〈7人で銀行強盗をした。札束を山分けしようとしたが(束単位で平等に割るには)2束足りない。そこで仲間を2人殺したが、それでも2束足りない。また2人殺したが2束足りない。何束あったでしょう〉。想定した答えの一つは、条件を満たす数のうち最小の103束だったという。
なるほど、さらに2人殺しているわけね。罪な奴らだ。となると、7・5・3だから…最小公倍数は105。で解答は「105α−2(α=1,2,3…)」。α=1とすれば想定した答え103が求められる。すっきり。
■誰かが譲ればいいものを「平等」を重視するあまり、割り切れるまで殺し合わなければならない。103束の場合、一人になるまで殺し合わなければならず、まさにバトルロワイヤル状態だ。ここにもこの教師の残虐性が垣間見える。
■キティがお出迎え サンリオ、テーマパークで株主総会(朝日新聞)
 キャラクター玩具大手のサンリオが24日、東京都多摩市の自社のテーマパーク「サンリオピューロランド」で株主総会を開いた。個人株主から要望があり、新たな客層を開拓する機会にもなるため今年初めて実施。株主1人につき3人まで無料で入場でき、約2000人が遊具で遊んだり、「ハローキティ」などの人気キャラクターと触れ合ったりした。総会出席者は昨年の550人から786人に増えた。
キティちゃん を見て「かわいい」と無邪気にはしゃぐ子供たちの姿が浮かぶんだけど、やってることは株主の接待だからね。このギャップが何とも。キティちゃん の中に入り、株主のお子様のご機嫌取りをしてる人がいるわけだ。「キティちゃん」も大変である。
■ところで、キティちゃんってどこがかわいいの?ただの化け猫ですやん…


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