2004年5月29日土曜日

日朝会談の真相と小泉総理/朝まで生テレビ

久々の「朝まで生テレビ(朝生)」の感想文。
今回、司会者が宮崎哲弥である。
2001年の生活ノートにて、次のような発言をしている。
��「確率」と「確立」を間違えるほど若かった…)
「田原総一郎の後継者は評論家の宮崎哲弥とみた。かなりの確立だと私は思っている。」
で、その後も、「老人特有の症状」が見られる田原に代えて宮崎哲弥にすべきだ、と言い続けた。ついに今回、それが実現したわけだが…。
青山繁晴(作家,独立総合研究所代表取締役)
木村剛(KFi代表取締役社長)
小林よしのり (漫画家)
重村智計(早稲田大学教授)
原口一博(民主党・衆議院議員)
日垣隆(作家,ジャーナリスト)
平沢勝栄(自民党・衆議院議員)
宮台真司(東京都立大学助教授)
宮崎学(作家)
森本敏(拓殖大学教授)
山本一太(自民党・参議院議員)
柳在順(ノンフィクション作家)

 冒頭、先月出演したフリージャーナリストの橋田信介について。
 勝谷が「大手メディアがイラクから引き上げている」ってな毎度のご批判、その後ろ側で、小林よしのりがハンカチで涙をふいていた。たのむから笑わせないでくれ。
 宮台は、日本人記者は「自己責任」論について問いて謝罪させようとしたが、外国人記者は「よくかえってきた」という状況は、そこに「立場の入れ替え可能性」があるからだと主張した。
 つまり、外国人記者は現地取材を行うために「明日は我が身」と考えるが、日本の大手メディアは危険地域から引き上げており、現地取材をするようなジャーナリストを「賤民」のように見下し、想像力が働かないという説明をした。
 いかにも宮台って感じの「わかりやすい」分析なのだが…そうかなぁ。被害者家族への誹謗中傷、さらには政府高官までもが「自己責任」論を言い出す始末…いわば「自己責任」なるものを問う世論ができあがっていた。日本のメディアはその世論をぶつけるのは当然のことじゃないか(まぁ、産経・読売のように「自己責任」論を推進するメディアがいたことも事実だが)。外国人記者は日本の世論から一定の距離をおけるだろうし、「明日は我が身」という想像力を特に外国人記者がはたらかせていたとする根拠も乏しい。
 冒頭の「自己責任」論議…どうでもいいよって感じですかね。「自己責任がある」とか「国家には個人を守る責務がある」とか言い合ってるけど、別に白黒つける必要性はないだろう。
 「自民党が作り出した世論じゃない」と詭弁家の山本一太が言っていたが、少なくとも、それに乗っかったのは明らかじゃないっすか。また、「あなたは自己責任論者なのか?」と問われても、違和感があるとお茶を濁す。違和感って、それは権力者が言うべきことなのですか?
宮崎哲弥…最初、めちゃくちゃ緊張している様子で、原稿棒読み。議論を始めるとすんなりいくんだけど、決まったセリフを言うのがダメみたい。カミまくり。見てるこっちが冷や冷やモンですよ。
…ぐらいしかいえない。録画したものもどこかにいってしまい、冒頭しか見れなかった。


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