2004年5月28日金曜日

スモハラ(スモーク・ハラスメント)

■「スモハラ」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか?

■断れない、上司のたばこ=6割我慢、「スモハラ」深刻(時事通信)
 上司に「吸っていいか」と聞かれると、約6割は断れない―。
 31日の世界禁煙デーを前に「禁煙広報センター」(東京)が会社員を対象に実施した調査でこんな結果が出た。昨年5月の健康増進法施行でたばこ問題への意識は高まりつつあるが、社内の上下関係を背景にした「スモークハラスメント」は解消されていないようだ。
Yahooでこの記事を見つけた時には、見出しが「会社での『スモハラ』が深刻」だった。冷静に考えれば、「スモハラ」が「スモーク・ハラスメント」の略とわかるのだが、いきなり「スモハラ」などと言われたもんだから、「相撲ハラスメント?」と思ってしまったではないか。相撲ハラスメントだなんて、想像するだけでも恐ろしい嫌がらせだ。この上司が筋金入りで、ふんどし の着用まで強要されたら…ふんどし一丁で上司とがっぷり四つ…退職の理由としてはそれだけで十分だ。

■ともあれ、「スモハラ」である。「吸っていい?」って聞くだけでも、良心的とさえ思ってしまう。別に上司じゃなくっても、「吸っちゃダメ!」なんて言いにくいと思うし、そもそも聞く側だって社交辞令として聞いているだけであって、「ダメ!」という回答が返ってきたら面食らってしまうだろう。逆に上司に対して断れるって人もすごいと思う…気が強いというか、ずぶというというか。


■世の中にはいろいろな「ハラスメント」があるもんだ。
セクハラ(セクシャル・ハラスメント)
アルハラ(アルコール・ハラスメント)
ドクハラ(ドクター・ハラスメント)
パワハラ(パワー・ハラスメント)
アカハラ(アカデミック・ハラスメント)

■何でもかんでも「ハラスメント」をつける安易な風潮はいかがなものか…と言ってる私も「カンハラ(感動ハラスメント」だとか、「カラハラ(カラオケ・ハラスメント)」という語を使ったことがあった。いったいどうなってるんだ。

◆追記
 「スモハラ 相撲」で検索してくる方が数名いたので、「もしかしたら」と思って、「相撲ハラスメント」で検索したら、数件ヒット。この人たちも勘違いしたらしい。「自分だけではなかった…」と妙な仲間意識が芽生えた。
 ちなみに、その人たちは、「相撲ハラスメント」を太っている人への嫌がらせと考えたようだ。


■北朝鮮から帰国した家族の報道―もっと静かにしてあげられないものだろうか。まるで「珍獣」扱いだ。どの店に行って何を買った…ってなことまで調べ上げる。日本にはプライバシーというものがないのか。まぁ、日本人は「日本は自由な国で、しばらく住めば日本の良さを理解する」と勝手な思い込みをしているようだが。

■マスコミが押し寄せることで、閉じこもる要因になってしまう。しかも、そういった映像を見た後で、平気な顔して「日本に早くなじめるといいですね」とかコメントするもんだからたちが悪い。

■記者会見で、記者のバカな質問にも蓮池薫さんは丁寧に答えており、見てて気の毒になってきた。「興味本位の報道はやめて欲しい」と前置きしたばかりなのに、「興味本位」な質問ばかりされていた。別に「冬のソナタ」を二晩で見ようがいいじゃないか。


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