元チェッカーズの高杢禎彦(42)が18日にエッセー「ガンが教えてくれた大切なもの」を発売する。昨年6月に刊行して藤井フミヤの人間性を痛烈に批判した「チェッカーズ」に続く第2弾。この1年半の間にメンバー同士の亀裂は深まる一方だ。それだけに、内容が注目されている。タイミングよく本が出るもんだな。ま、これ以上、フミヤ批判しても話題作りにしか思えないし、逆に風当たりが強くなるのでは?
今年8月にクロベエこと徳永善也(享年40)が急逝した際のドタバタでグループ内の確執は決定的になった。9月にフミヤらが発起人を務めた「徳永善也を送る会」では高杢と鶴久政治が発起人席から締め出され、一般客として参列。それに激怒した高杢はワイドショーでフミヤ批判を繰り返す猛反撃に出た。最新エッセーでさらなる“爆弾”を仕掛けるという話も出ていたのだが……。
「フミヤの女性関係を洗いざらい暴露しようとしたが、結局は芸能界のパワーゲームに負けたのです。フミヤサイドからの“圧力”に屈して、フミヤの話題には一切触れていない。あとがきにクロベエへの追悼文を掲載しただけで、当たり障りのない闘病記になっている」(出版関係者)
肩透かしの内容といっていいだろう。高杢のファンしか興味がないかもしれない。
■高杢のファンしか興味がないかもしれない…って、「高杢のファン」はどれくらい存在するのだろうか?
“暴露第2弾”と期待された高杢禎彦のひどい期待外れ (日刊ゲンダイ2004年10月20日)
高杢禎彦(42)は次にどんなカウンターパンチを浴びせるのか――。こんな期待が大きかった本が18日に発売された。藤井フミヤ(42)とのバトルのキッカケをつくった暴露本「チェッカーズ」に続くエッセー「ガンが教えてくれた大切なもの」。
だが、周囲の“期待”は完全に外れてしまったようだ。この本で明かされたのは高杢個人の“美しい思い出”だけ。な〜んだ、である。
「ガン――」は3章構成で、触れているのは熱烈な男性ファンとの交流や柳川高校野球部時代の思い出、がん闘病から暴露本出版までの家族の葛藤など。それと、2人が「送る会」で火花を散らした徳永善也への追悼文である。
出版を前に高杢は週刊誌のインタビューに応じて「フミヤよ! もう戦争だ」とフミヤを徹底的に非難し、名誉棄損訴訟までチラつかせた。
それなのに、このトーンダウンした内容だ。17日に行われた出版記念サイン会では法的措置について「する気もない」と一蹴している。
「当初は彼の最新のエッセーにフミヤの女性関係を加筆して洗いざらい暴露する企画でした。ところが、急に企画が変更になり、当たり障りのない本になってしまった。出版元は“なんで”“これじゃ売れるわけがない”と発売前からあきらめムードでした」(出版関係者)
高杢の変節は明らか。これでは本当に正しいのはフミヤではないかと考えたくなる。
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