自民党の武部幹事長は15日、ニッポン放送の番組「テリー伊藤のってけラジオ」で、米大統領選について、「(当選は)ブッシュ大統領でないと困ると思う。ケリー候補は北朝鮮問題を(米朝)2か国で協議しようと言うが、とんでもない話だ。やはり6か国協議を継続していくことだ」と発言した。武部さんは、国民的な人気もなく、政策音痴で頭の回転が遅そくって、そのうえ調子に乗って失言する…なんというか、森喜朗タイプの政治家だよなぁ。まだまだ幹事長になったばかり、しっかりとネタを振りまいてくださいよ。私はそれだけを期待している。
大統領選を巡っては小泉首相も14日、ブッシュ氏勝利に期待感を示したが、武部氏の発言はさらに踏み込んだものだ。
野党側は、「内政干渉だ。政権党の幹事長として、不見識きわまりない」(又市社民党幹事長)などと一斉に批判した。
■武部氏、再びケリー氏批判 「選挙干渉でない」と反論 (共同通信)
自民党の武部勤幹事長は16日午後、新潟市内で街頭演説し、米大統領選のケリー民主党候補の北朝鮮政策について「(米朝)2カ国協議を主張しているが、日本の頭越しに核開発問題を含め交渉するというのは北朝鮮の思うつぼだ」と批判を繰り返した。こりないね。これでケリー大統領になったらどうするつもりだろ? 北朝鮮政策できっちりと批判するとこが見えるのかな…ま、楽しみにしてますよ。
武部氏は15日にもラジオ番組でケリー氏を批判し、野党などから内政干渉ではないかと指摘されたばかりだが、街頭演説では「選挙に対する干渉でも何でもない。政治家を34年間やっているが、他国の選挙に口出しするなんてもってのほかとの常識は私にもある」と反論。その上で「政党人として北朝鮮政策についての意見を述べることは許されると思う」と述べ、一連のケリー氏批判発言は選挙干渉には当たらないとの認識を示した。
■ブッシュ氏支持「マスコミの解釈」=米大統領選発言で首相釈明(時事通信)
小泉純一郎首相は15日夜、米大領選でブッシュ大統領支持を表明したと受け止められる発言をしたことについて、「(特定候補への応援と)取るのは一部のマスコミじゃないか。冷静に米国も判断されると思いますけどね」と釈明した。首相官邸で記者団に語った。「ブッシュ大統領とは親しいから、頑張っていただきたい」という発言を「ブッシュを応援している」と解釈してはならないようだ。つまり、「頑張って欲しい≠応援」…う〜ん、日本語は難しいデ〜ス。
■せっかくブッシュ様に尽くしてきたのに、ケリーだったら水の泡…そんな悲鳴が永田町では聞こえてきます。こういう時にこそ、アメリカ一辺倒を反省してもらいたいのですけども。何かにつけて「日米同盟!日米同盟!」と言っている連中が、アメリカに足蹴にされるのはなかなか滑稽だろうなぁ。ま、そうなったら、「アメリカへの忠誠心が足りないからだ」と軍備拡張を主張し始めるのは目に見えている。もちろん、憲法改正&集団的自衛権は込み込みで。
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