2008年7月8日火曜日

島田紳助と「おばかブーム」

「“おバカ”で一番ニンマリしているのが島田紳助」のナンセンス(日刊ゲンダイ)
 デビューシングル「羞恥心」は39万枚を売り上げ、6月末にリリースしたシングル「泣かないで」は、すでに売り上げ21万枚を突破。発売キャンペーンでは3会場で計2万4000人もの観客を動員している。
 そんな過熱する一方の人気ぶりに紳助の笑いが止まらない。
「紳助は、2曲とも作詞を担当しています。印税契約をしている作詞家には、売り上げの5%程度が支払われるのが一般的です。CDは1枚1260円で売り上げが合計6億円だから、それだと紳助側には3000万円が転がり込む計算になる。また、羞恥心の曲は『カラオケランキング』でも上位をキープしています。カラオケでは、通常その曲が1回歌われるたびに平均3円の著作権料がJASRACから作詞家に支払われます。これだけでも、1カ月で1000万円近い金額になりますが……」(マスコミ関係者)
 歌唱印税は売り上げの1%程度といわれ、紳助は羞恥心の3人よりもはるかに多くを手にすることになる。紳助はおバカ女性3人組「Pabo」と「羞恥心」を合体させた6人組「アラジン」の結成も発表。“おバカ”の裏で、賢い男がニンマリのナンセンス。
 「“おバカ”の裏で、賢い男がニンマリ」って…まぁ、文章表現のためなんだろうけど、さすがに「島田紳助司会者」を「賢い」と形容するのは躊躇するけどなぁ…「島田司会者」も「おバカ」も嫌いなんで、そこんとこの事情をまったく知らなかった。あざといというか、わざとらしくて、見てて気分が悪くなる。

■でも、「おばかブーム」ってのは、面白い現象ではあるよな。視聴者は「こいつらバカだなぁ」と笑いつつ、見下して優越感にひたれる。その一方で、島田紳助と「おバカ」なども、「視聴者はバカだから、こんなことやりゃ笑う」と視聴者をバカにしているんだ。まぁ、このバカ騒ぎもそう長くはあるまい…と希望的観測。

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