2003年4月16日水曜日

産経新聞の珍説

■産経新聞社説が例によって頓珍漢な分析をしていて面白かった。

■「政府のふがいなさが残る外交課題への石原知事の姿勢は、人々に強烈な印象を残したのは間違いない。不法入国者を断固取り締まる姿勢や、北朝鮮の拉致事件に対する毅然とした態度に、多くの人々が共感を覚えたことだろう。」「毎年八月十五日に靖国神社を参拝する姿には、ばかげた戦争賛美の抽象概念などより、中国の批判を跳ね返す強い信念を見たに違いない。さらに、災害派遣に必要なら躊躇なく自衛隊派遣を要請する姿勢は、上滑りな平和主義の言い訳を吹き飛ばしてしまった。」

■例によって、これってすごく産経にとって都合のよい解釈をしている。これほどイデオロギーにまみれた分析も珍しい。それはお前らだけに通じる論理だろうに。まぁ左派も「戦争か平和か」というバカな論法を適用しようしたわけで、どっちもどっちだが。石原慎太郎のVTRで流れたのはほとんどが銀行税、ディーゼル車のパフォーマンス、国と戦うという姿勢、カジノ構想でしたよ?

■まぁ、これは産経的な淡い期待の一種なんだろうか。あるいは、産経読者=国民、それ以外=非国民、という解釈で分析しているのだろうか。

■小宮山洋子参院議員が衆議院に鞍替えするために、参議院議員としては失職した。せめて参院の任期をまっとうした後にしろよ、露骨だなぁ。参議院議員は怒ってもいいと思うよ。

■保守新党・松浪健四郎衆院議員がピンチ。森総理不信任案の時の水をかける映像を見る機会が増えそうだ。今度こそチョンマゲを切るのでしょうか?

■ザ・グレート(自称)・サスケは覆面を取るべきだ、と増田寛也知事や自民党に批判されているが、偉大なる(自称)サスケは取れば公約違反になると反論している。僕は覆面を取るべきではないと思う。自民党は「神聖な議場には顔の見えない人が入るべきでない」と言うのだが、あんなバカに議場の席が用意されるのだ、そんなものが神聖なものか。完全に失墜しているのだ。それに、このバカが岩手県民の代表です、と全国に示す必要もあるのだ。恥を知れ、岩手県民。

■それにしても、こんなバカなことを書いている暇がなくなってきた。こんな駄文を書くくらいの時間はたかが知れているのだが、自分自身にあせりが出てきたからいけない。こんなことをしてる暇があったら、勉強しなくてはという考えが僕を支配するのだ。かなり更新の速度を落とす必要がありますねこれは。


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