2003年1月14日火曜日

木村太論

■欧州統合のレポートの提出日が今日だったが、結局徹夜をしてレポートの作成をするはめになった。僕みたいなもんは、追い詰められないとできないダメ人間なんだ。
■思えば今学年はEUに関する論文ばかり書いている気がしてきた。でも持っていく方向性はワンパターンだ。通貨統合から入り、ヨーロッパ中央銀行による金融政策の一元化⇒財政赤字のGDP比3%に保つ財政規律⇒財政政策における制約⇒国家主権の制限、で、政策論争の空洞化や移民問題をからめつつナショナリズム。最後は今後の課題や展望でしめる。これらをテーマにそくしつつ強引な肉付けをする。かなりまずくないか。
■貴乃花がまた休場だ。右腕の打撲らしい。でも、雅山とのとり直しになった時は元気だったような気がしません?まさか…うまく逃れたなんて思ってたりして。
■『プロジェクトX』の主題曲、中島みゆき「地上の星」がオリコンチャート1位をついに獲得したそうだ。紅白歌合戦の効果らしい。自称・経済評論家の佐高信は朝日新聞に対して「サラリーマンが“すがる対象”として聴くからだろう。リストラに熱心な経営者が良しとされる社会は、いわば“闇”の世界。そこに毅然と立ち向かうのではなく、ただ天上の“星”を仰ぎ見ている。サラリーマンのある種の悲鳴であり、軍歌のようなものだと思う」と答えている。朝の番組で斎藤精一郎も「暗い世相」だからみたいなことを言っていたし、金子勝も「過去の成功体験にすがっていて、後ろ向きだ」と言っている。なんだか経済評論にからめたい人たちによる「もっともらしい」解説だけど、あまり関係ない気がする。
■カバーブームも回顧モードに陥っているとか言うむきもあるけど、それも違うだろう。ブームと言う奴がいるから、ブームになるわけだが、実際に売れている曲なんて一握りだ。そう言えば、宮台真司は「今の若者は時間軸がずれている」なんて頓珍漢な「音楽評論」をしていたなぁ…これも「社会学」による「分析」なのでしょうか。何かに要因を見つけようとする学者の性(さが)でしょうか。
■青森県で行われるアジア大会に参加する北朝鮮に関して、木村太郎が「木村太論」(スーパーニュース、フジテレビ)というコーナーの中で、北朝鮮の美女軍団を逆洗脳せよ、なんて与太話を本気でしている。なんでも拉致被害者の人たちも日本のよさをわからせることができたのだから(拉致被害者を逆洗脳した実績があると言いたいらしい)、美女軍団も逆洗脳できる、と熱弁をふるう。やっぱり、「木村太論」よりも「木村駄論」にすべきなのだ。
■北朝鮮の「美女軍団」って普通にマスコミは言うが、どこが「美女」なんだ?ただの80年代の化粧の濃い女集団じゃないか。しかも後ろの方は「お前は違うだろ!」とツッコミを入れたいやつらばかりだ。韓国のような「美女軍団ストーカー」が日本にいないことを願うばかりだ。そりゃぁ、もう日本の恥だろう。


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