2006年4月25日火曜日

ヘンリー王子

「前線に行かせて」と王子 英紙報道、除隊も覚悟(共同通信)
 23日付の英紙メール・オン・サンデーは、チャールズ皇太子の二男で今月陸軍士官学校を卒業したヘンリー王子(21)が「特別扱い」に反発、同僚と同じ待遇で紛争地帯の前線に派遣されなければ除隊も辞さないとの意向を上官に伝えていると報じた。
 王位継承順位第3位の同王子は、5月にも新任少尉として近衛騎兵連隊に配属予定。同連隊は今年から来年にかけアフガニスタン南部に順次派遣される見通しで、王室と国防省は王子の処遇に頭を悩ませているという。
 同紙によると、国防省は王子をアフガンに派遣しても、本部付きの連絡将校など「より安全」な任務につかせる意向。しかし、部下11人の偵察部隊を率いるのが本来任務の王子は強く反発している。
 にわかに信じがたいですよ、この感覚は。ほんとかなぁ。

■まぁ、王子である自分が危険な任務を行う…ってな自己陶酔にでもひたってんのかも。でもさ、なんでテロリストに格好の的を提供せにゃならんのさ? んな自己満足に付き合わされる者の身にもなってみなさいよ。余計な護衛をつけなきゃいけないし、もし何かあったら責任をとらされるんすよ。

■「特別扱い」ったって、そもそも存在自体が「特別扱い」なわけでね。その事実を確認した後でも、こんなわがままが言えるのかな?


2006年4月24日月曜日

太田和美:「最初はグー、斉藤健」当選

■衆院千葉7区補選…わずか955票差なんですって…「最初はグー、斉藤健」なんてことをやらなければ勝てたじゃねぇかよ。太田和美は武部さんに足向けて寝らんない。

■まったく、あれにはほんと脱力させられた。ってか、武部さん…3年連続で流行語大賞に顔を出そうって魂胆?何かに取り憑かれたように脱力じゃんけんをしていたのだった。

■「ハマコー」こと浜田幸一も応援に駆けつけていた。で、土下座してやんの。選挙民をバカにすんのも大概にせい。

■自転車で応援するのもそうだ。いったい、自転車で走り回ることに、何の意味があるってんだ。いつもは高級車乗り回してるくせにさ(運転手付き)。まぁ、小沢がやったことで、メディアでの露出も増えたし、プラス効果は実際にあったと思われるけど、なんだかなぁ…。

■「国会議員になったら料亭に行きたいと言っている人や、ピンクの服を着た人が歩き回っていると『バカにするんじゃない』となる」…森喜朗も、たまにはまともなこと言うのだった。

■勝因はなんだろうなぁ…やっぱ、小沢民主党への期待感かな。「偽メール問題」は逆風とされたわけだけど、これも有権者のバランス感覚を強めたようにも思えるし。

■太田が「負け組ゼロ社会」を標榜し、勝利した点は注目に値する。有権者は「格差社会」に対して敏感になっているのだろうか。で、これがポスト小泉の政策に影響を与えるわけで、それはそれで望ましいことだといえる。

■じゃぁ、小沢一郎は?っていうと、よくわからない。かつては新自由主義の立場だと思っていたのだが、小泉首相との対立軸を明確にするためなのか、明らかにトーンが弱まっている。変節と言ってもいいほどに。そういえば、「終身雇用と年功序列が日本社会のセーフティーネットだった」と持ち上げてるって話も聞くし。いやはや。

■これまで私は小沢一郎をちっとも評価してこなかったが、「ニュー小沢」でもそれは変わらないのかも。

■そうそう、太田和美が「キャバクラ嬢」だったってのはそれほど影響を与えなかったのかな? 当人は開き直っているけど、これがよかったのだろうか。これが「風俗嬢」や「AV女優」だったら、どうなんだろ?そのあたりの線引きが面白い。


2006年4月19日水曜日

「グレーゾーン金利」廃止へ

[与謝野金融担当相]「グレーゾーン金利」廃止方向で検討へ(毎日新聞)
 与謝野馨金融・経済財政担当相は18日、閣議後の会見で、利息制限法の上限金利(年15〜20%)と、出資法の上限金利(同29.2%)との間にある「グレーゾーン(灰色)金利」について、廃止する方向で検討に入る方針を明らかにした。与謝野金融担当相は「最高裁が判例で一定の考え方を示した以上、行政府、立法府とも真剣に考える義務がある」と述べ、近く金融庁と法務省で法改正に向けた協議に入ると表明した。今後は、一本化する上限金利の水準が議論の焦点になる。
 いやぁ…お得意の「自己責任」論でもって、「借りる奴が悪い」で終わるかと思ったんですがね。でもまぁ、対応遅すぎ。

■これは、メディアの責任が大きい。問題点を指摘するどころか、一緒になって「グレーゾーン金利」を推奨していたわけだかんね。

■アイフルの不祥事発覚以降、急にいい子ぶりっこしだして、「けしからん」だもんな。ホリエモンの時に見せた変わり身の速さは健在ですよ。普通なら「ごめんなさい」と落ち込んでもよさそうなもんだけど…このタフネスぶり…ほんと、見習いたいね。

■にしても、以前にも述べたが(参照)、チワワに隠れて、えげつないことしてましたね。もちろん、どの会社も似たようなことしてんでしょうけど。あと、これによるイメージダウンとかあるのかな。タレントもそうだけど、強引な取り立てを連想するため、チワワの人気がダウンとかさ。

 利息制限法の上限金利を超えた「超過利息」は、出資法の上限内で借り手が任意で支払うなどの条件を満たせば、有効とされるため、消費者金融は主にこのグレーゾーン金利で貸し出している。しかし、最高裁が1月に「一括弁済規定のある契約では超過利息は受け取れない」との判断を示したことを受け、同懇談会は消費者保護の観点からグレーゾーンについて議論を進めていた。

 懇談会の提言には、多重債務者問題の解決に向け、貸付額と金利、期間についての規制に加えて、貸金業への参入規制などの規制強化策も盛り込まれる。

 このうち返済能力を超える過剰な貸し付けについては、これまで出せなかった業務改善命令など行政処分を出せるようにして、実効性を高めるよう求めている。また、貸金業務取扱主任者を試験による資格制度にするなど、参入する際のハードルを新設するよう促す。さらに貸金業協会が、自主規制機関として借り手の保護や苦情処理、貸手への指導・研修などを通じて過剰貸し付けを防止することも求める。

 貸金業者への規制強化をめぐっては、アイフル、武富士、プロミス、アコム、三洋信販などの消費者金融大手各社が反対を表明。借り手の消費行動を診断するサービスなど多重債務者の発生を防ぐための自主的な取り組みも打ち出しているが、同懇談会では「実効性に疑問がある」などと否定的な意見が大半を占めていた。
 どうせ「ご利用は計画的に」程度の「自主的な取り組み」なんでしょう?


2006年4月18日火曜日

川野辺充子(60)

■このBLOGをひさびさに発見した。で、ちょうど目についた、しょーもない記事…

��女性検事正>実年齢「オープンに」 公表拒否受け法相会見(毎日新聞)
 高松地検の川野辺充子検事正(60)が就任会見で年齢の公表を拒む一幕があり、杉浦正健法相は18日の閣議後会見で「世間では女性に年を聞くのはタブー。気持ちはよく分かる」と述べながら、「法務・検察幹部の年齢は公益性が高い情報。隠すことはない。オープンでいい」との認識を示した。
 12日の就任会見で記者から年齢と生年月日を聞かれた川野辺氏は「プライベートなことなので」「女性に年齢を聞くんですか。すごいですね」などと述べ、公表を拒んだ。法務省が発表した人事異動の資料でも、川野辺氏が公表に同意せず、当初は生年月日と出身大学が伏せられていた。一部記者の指摘後、これらの情報が記載された略歴が改めて配り直された。
 川野辺検事正は7日付で最高検検事から同地検検事正に就任した。過去に秋田地検検事正も務めており、二つの地検で検事正になったのは女性では初めて。
 私は「フェミニスト」を自称するほど傲慢ではないが、フェミニズムには共感している。ゆえに、このような「女性に年齢を聞くのは失礼」ってのに違和感を覚えるんですよ。じゃぁ、男なら聞いてもいいのか?

■年齢差別は男女問わずあるはずなのに、なぜ女性だけ優遇措置があるんだろ。もちろん、男でも女でも年齢を聞くのは失礼とされるんだけど、女だから公表しなくても許されるって感覚って?

■で、抵抗むなしく、「川野辺充子検事正(60)」になる運命なのでした。