2006年1月11日水曜日

功名が辻:内助の功

■あけましたね。めでたいですね。って、もう遅いですか。一ヶ月ばかりほったらかしでしたね。論文書いたり飲み会やら帰省やらでしてね。

■で、例によって、目についた記事。

■「功名が辻」は19・8% NHKの大河ドラマ(共同通信)
 8日始まったNHK総合テレビの大河ドラマ「功名が辻」の視聴率は関東地区で19・8%、関西地区で18・7%だったことが10日、調査会社ビデオリサーチの集計で分かった。
 昨年の「義経」は関東地区24・2%、関西地区21・5%で、いずれも下回った。ヒット番組の目安とされる20%を切ったのは2001年の「北条時宗」の19・6%(関東地区)以来。
 どんなんか見ようと思ったが、パソコンの調子が悪くて録画できなかった。再放送見るかなぁ…大して興味ないけど。

■視聴率が悪いのもわかる気がするなぁ。「功名が辻」…作品自体は有名だけど、世間的には「山内一豊って誰だよ」って感じっしょ?まぁ、山内一豊の名は知っているものの、そんなに盛り上がりどころのある人物なのかよくわからんし、しかも、その妻が主人公ですよ。

■でさ、やんなるのが、しきりにでてくる「内助の功」ですよ。大辞林によれば、「表立たない、内側での功績。夫の外部での働きを支える妻の功績をいうことが多い。」ですよ。で、「夫の外部での働きを支える妻」ってのが、美徳として語られるんすかね。産経抄とか喜びそう。

■そういや、「やまとなでしこの見本、みんな憧れる…仲間由紀恵」(産経スポーツ)なんて見出しのインタビュー記事あったけど(意図的かどうかはわからんが、仲間本人の言葉ではないが、こんな見出し)。それを書いた記者曰く…
「功名が辻」は、戦国動乱期に一武士から土佐24万石の藩主に上りつめた山内一豊(上川隆也)と明るい性格と機転の良さで一豊を支えた妻千代の物語。千代は没後400年近く経った今も、「日本女性の手本」と謳われる。
「日本女性の手本」ですか…なんか洗脳に近い者を感じるのは私だけ? 時代背景も考慮せずにこんなふうに祭り上げてっと、「女は男を支えるもの」なんて都合よく勘違いしちゃってる男が出没してくんじゃないのか。


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