2004年11月18日木曜日

田代まさし&そのまんま東

■インテリ文化人を気取るそのまんま東のイヤ味 (日刊ゲンダイ)
 先週末に行われた田代まさしの初公判。覚醒剤取締法違反などの罪に問われた田代の裁判を傍聴しようと東京地裁に現れた東は、集まった取材陣を前に「今日は法学の授業だったんですが、この裁判を見た方が勉強になると思って来ました。再犯を繰り返す男の顔が見たかった」と発言したのだが、これには取材陣の間から「何様のつもりだ」の声が上がった。

 東は、00年社会人入試で早稲田大学第二文学部に入学。今春卒業すると早大政経学部に再入学した。最近、著書「芸人学生」(実業之日本社)を出版。受験勉強や仕事と両立させながらの大学生活をつづっている。

「東はここ数年、文化人気取りの言動が目立っている。でも、彼は98年に16歳のイメクラ嬢との淫行で騒動を起こし5カ月の謹慎をした身。復帰した直後に、後輩タレントに暴行事件を起こし2度目の謹慎生活に追い込まれている。そんな東が、ノコノコ傍聴に現れて、“再犯を繰り返す男の顔が見たい”なんてよく言えますよ。自分が引き起こした事件をどこまで反省してるか疑問です」(芸能リポーター)
 ゲンダイのことだから、「また学歴コンプレックス記事か?」と思ったが、実に的確なツッコミ。

■「再犯を繰り返す男の顔が見たかった」ってのはすごいな。「てめーの顔を見ろ!」だが、そんなことはすっかり忘れて、田代を見下し愚弄している。これも「早大生」のなせる業?

■ってかね、顔を見ることが勉強になるはずもない。それとも、早稲田の授業ってその程度ってこと?

■結局、田代まさし に便乗しつつ、「インテリタレント」としての宣伝活動だろう。アホ丸出し。こんなのが自身の地位向上につながるのだろか?

「早稲田に入ったことで、自分が偉くなったと勘違いしちゃった。お笑い番組に出ても、自分が芸人だということを忘れて文化人ぽい発言をしたがるし、ギャグを言えば笑えないものばかり。担当者もあきれかえってますよ」(テレビ関係者)
 それはむしろ逆で、そのまんま東は芸人として危機感を感じてたからこそ、「インテリ」路線に向かったんじゃないか? 芸人としてはつまらないうえに、「淫行」という重い十字架まで背負うことになった。だから、「早稲田」という翼を手にして(世間の学歴信仰を利用しつつね)、危機脱出をはかったんでしょう。学業に専心するってのは禊(みそぎ)の意味もあったし。ま、それがまんまと成功したわけだが。


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