2004年5月18日火曜日

おしおきだっちゃ! byラムちゃん(ラムズフェルド国防長官)

■「おしおきだっちゃ!」とばかりに拷問を指示したのではないか…そういう疑惑が持たれているのがアメリカのラムちゃん(ラムズフェルド国防長官)である。まぁ、こっちのラムちゃんは「うる星やつら」のラムちゃんよりも100倍は狂暴で恐ろしいからねぇ。

■国防長官が特殊尋問承認 イラク人虐待で米誌報道(共同通信)
 米誌ニューヨーカー(電子版)は15日、ラムズフェルド米国防長官がイラクでの情報収集強化のため、拘束しているイラク人男性に対し睡眠を妨害したり性的に辱める特殊な尋問方法を承認し、それが最終的にイラク人虐待につながったと報じた。情報機関当局者らの話として伝えた。
 報道が事実とすれば、バグダッドの旧アブグレイブ刑務所で広範囲に行われていた虐待行為の「土壌」となる特殊な尋問方法は、国防総省トップの承認を受けていたことになり、同長官の政治的責任を問う声が一層強まる可能性がある。
 国防総省スポークスマンは「虐待につながり得る計画を国防総省が承認したことはない」と記事を全面的に否定した。
 同誌によると、この尋問方法は、国際テロ組織アルカイダ関係者の情報を集めるためアフガニスタンで実行されていた。「テロとの戦い」を進める上で重要な人物を逃がさないため、殺害や逮捕、尋問を事前承認する極秘作戦の一環で、過酷な条件下の尋問も認めている。
 ニューズウィークによる最新の世論調査によれば、ブッシュ大統領の支持率は42%と就任以来最低を記録したという。ふふふよい傾向だ。

■拷問よりもひどいのは殺害であるはずで、結局のところイラクでの戦死者は何人になるわけ?あと、アフガニスタンも。


産経抄(産経新聞、17日)
 こうした捏造・誤報といえばどうしても、昭和十二年の南京攻略戦での「百人斬り」報道を思い浮かべる。日本軍の将校二人が日本刀で殺人競争を行ったと東京日日新聞(現毎日新聞)が報じた。これがもとで将校二人が中国の軍事裁判で死刑になってしまったのだ。

 もとより荒唐無稽な話である。現地にいた東京日日のカメラマンも虚報を認め、当時は「戦意高揚のためのホラ話だ」とすまされていた。ところが戦後になって、真実顔をしてひとり歩きし、歴史の副教材になるなど「自虐史観」のよりどころになっているのだ。

 虐待はあってはならない忌まわしい事件である。しかしそれが捏造報道によって事実以上に誇張され、ゆがめられ、米国のイラク政策にまで影響を与えてしまうことも危険きわまりない。「百人斬り」が戦前の歴史をねじまげたように。
 イギリスの大衆紙デーリー・ミラーとアメリカのボストン・グローブ紙の捏造を受けて。
 何十年もの前の話を持ち出して、毎日に対してチクリと皮肉を言っている。朝日バッシングをする連中が好む手法だ。
 そうなると蒸し返したくなるのが、「大量破壊兵器」である。これも「戦意高揚のためのホラ話」だったなんて冗談はよしてよね。


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