2006年8月29日火曜日

24時間テレビ:24時間マラソン

アンガ100キロ完走は25.6%…昨年には及ばず(ZAKZAK)
 日本テレビ系で26、27日に放送された「24時間テレビ29『愛は地球を救う』」の全平均視聴率が、17.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが、28日分かった。また、お笑いコンビ・アンガールズが“史上最弱ランナー”の汚名を返上して100キロマラソンを完走した27日午後7〜9時のフィナーレ=写真=は、平均視聴率が25.6%と高い数字をマークした。

 昨年は人気番組の弁護士、丸山和也氏(60)のマラソンが注目され、2日間の全平均視聴率が19.0%、午後7〜9時の平均視聴率が30.3%と、同番組史上最高だったが、これには及ばなかった。
 ここんとこ、高視聴率傾向が続いているのかな。こんな番組が人気があるなんて、なんか世も末ですねぇ…ま、アンチもたくさん見てるんだろうけどさ。

■偶然見ていたところで、篠原涼子が「元気な私たちはもっとがんばらなからなければいけないと思いました」ってな発言をしていた。この番組の本質は、まさにこのお決まりのセリフに尽きるんですね。結局、健常者のための番組なんだ。

「障害者でもこれだけのことができる」→(励まし・感動装置)→「私たちは健常者なんだから、なおさらできる。」

■ま、この番組について語っても、過去言ったことの繰り返しになるだけなんで、見たい人はそちらをどうぞ。


■2002年に「制作費をそのまま募金した方がよっぽどマシのように思える」って書いたけど、wikipediaによれば、「番組制作費は平均40億円前後。寄付金は平均2億円前後。」(2004年度)だってさ。ここまで差が出ますか。だから、今年は募金額も多くしたのかな(当局発表によれば3億を超えたんだとか)。


 アンガールズの2人がメーン会場の東京・日本武道館にゴールインしたのは、走り始めて25時間45分後の27日午後8時43分。

 ひざを痛めたため、途中、歩く場面も多かったが、二人三脚でのゴールに、田中卓志(30)は「全国の皆さん、応援してくれてありがとう」と感謝。山根良顕(30)は「こんなつらい罰ゲームはないですよ」と本音をもらし、「走ってるときは、皆に『頑張れ』と言われたけど、今は皆に『頑張れ』と言いたい」と“迷言”を残した。
 「こんなつらい罰ゲームはないですよ」ってのは、まさに24時間マラソンの無意味性を指摘するような問題発言ですね。だって、何のために走ってんのか、さっぱりわかんないんですもの。「絆」を確認しあうためですか?

■深夜と最後の方だけ録画して、飛ばし見したんだけど…深夜のバラエティもつまんなかったな。出演者たちの見られたくない映像ってのを流すんだけど、別の番組とかでさんざん流されたものも多い。大した映像でもないのに、わざとらしいリアクションしてさ。そもそも、ネット上にごろごろ転がっているのに、そんな映像ありがたがってる奴はいるのか。

■くりぃむしちゅーが司会してるってんで、かつてのボキャブラメンバーが登場したけど…なんか同窓会的に盛り上がっているだけで、こっちにはちっとも伝わらないというか。ま、すっかり落ちぶれちゃって、プライドってものもなく、出演する「絆」には心打たれましたがね。


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