日本テレビが17日に放送した連続ドラマ「女王の教室」の最終回の視聴率が25.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を獲得した。同ドラマでは初の20%超えで、今クールのドラマの中では、今のところ最高の数字を記録。恥ずかしながら、私も見ました。しかも話題になった後から見始めた、ミーハーな奴なのです。
■私のような人間が多いらしく、まんまと話題づくりに成功。初回の視聴率は14.4%ながらジワジワと上がり、最終回では一気に5.6ポイントも上昇した…らしいです。
■打ち切りを求めるメールが届いたり、スポンサーへクレームがいったりしたらしいけど、いやいや、たかがドラマですやん。そんな問題になるような表現があったようには思えんのだが。
■番組の冒頭、「この物語は悪魔のような鬼教師に小学6年達が戦いを挑んだ1年間の記録である」と出てくる。当初ならば、「"悪魔のような鬼教師”と言っているように、製作者は彼女を肯定してないんだから、クレームの意味がわからん」と擁護するんだけど、だんだん「いい先生」に仕立て上げるもんだから、「なんだそりゃ」と苦笑しておくしかないな。
■普通のおつむをお持ちの方ならばわかるだろうが、あれはあくまでも作られた設定なのだ。にもかかわらず、「阿久津先生のような先生が必要だ」などという意見があるらしいってんで、驚きを隠せないのですよ。
■いや、いちいちツッコミをいれるのも野暮ってもんだけど…まず、阿久津真矢があまりにも万能すぎるわけ。生徒に関するすべての情報を手に入れており、いかなる行動もチェックしている。たとえば、「絵の具がお姉ちゃんの使い回しが嫌で、親に無くしたと嘘をついて買ってもらったことがある」などという情報、どんだけがんばっても入手できないでしょ?
■で、そのうえで、生徒が立派すぎ。私の小学6年の頃とはえらい違い。いじめられて登校拒否する生徒がいても不思議じゃないし、自殺もあるし、へたすりゃ刺し殺されますよ。ま、それでも阿久津先生は万能であるがゆえに、未然にそういう兆候をつかむらしいんだけど。
■結果オーライだったんで、よかったんだけど、もし何かがあったら、いったいどうやって責任をとるんでしょうね。ま、そういうのも全部ひっくるめて、しょせんドラマ…となるわけだが。
■これを見た先生方、くれぐれも変な影響を受けないようにね…って、そんな奴いないだろうけど。あぁ、もしかして…そういうバカ教師に悪影響を与えるから、クレームがいくのだろうかぁ。
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