「球団と監督とチームのみんなに感謝しています。対戦してくれた清原君をはじめ巨人軍にも感謝しています。思い残すことなく悔いなく投げることができました。ファンの皆様も最後まで熱い声援ありがとうございました」と満足げな佐々木だが、よくよく考えてみればこれほどの“茶番”もない。美談か茶番か…物議をよんでいる佐々木引退劇。
そもそもの発端は、佐々木が地元での登板を直訴したことから始まる。「佐々木一人のわがままを受け入れたら、チームの士気にもかかわる」と、フロントは難色を示したが、牛島監督は佐々木に引退を表明させることで事態を沈静化させ、ゲームに影響しない“清原限定登板”という落とし所で決着を図った。
とはいえ、ペナントレース中に事実上の引退試合を行うのは、異例中の異例。この日、牛島監督は球場入りすると真っ先に堀内監督を訪れ、「公式戦なのにこっちの事情でバタバタしてすいません」とわびた。堀内監督も「お前も大変だな」と同情を示したという。
今回の引退劇を「涙の対決」と美談に仕立て上げるのは簡単だが、周囲への迷惑を考えれば手放しで礼賛するわけにもいかない。チームよりも自分のことを優先した“わがまま”でしかない。
■清原の涙ってのがぐっとくるらしいけど、それをセッティングするまでの過程に目をやると、どうもねぇ。自分の立場がわかってねぇっていうか、何と言うか。
■莫大な額の年俸をもらっておいて、この体たらくでしょ。そのくせ、地元で清原と対決なんてわがままでしかないでしょう…思い出作りか話題作りか知らないけどさ。そりゃ周囲は冷めた目で見るんじゃないの。
■しかも「家族」として映し出される榎本加奈子がどうもいけない。いや、不倫のことをとやかく言うつもりはないけどさ、どうもいけないんだ。
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