2005年2月18日金曜日

森喜朗:ゆとり教育

■森前首相、ゆとり教育見直しに異論・自作絵本を紹介(日経新聞)
 「ゆとり教育に大賛成。勉強しなくていいのではなく、好きなことをいろいろやらせて学校が嫌いな子をなくす趣旨をくんでほしい」。自民党の森喜朗前首相は17日の森派総会で、中山成彬文部科学相が「ゆとり教育」を掲げた学習指導要領を見直すよう中央教育審議会に要請したことに関し、文科相を前に異論を唱えた。

 日本の子どもの学力の順位が低下した経済協力開発機構(OECD)の調査を念頭に「外の雑音に右往左往したらみっともない」と、学力偏重の見直し論議を批判。ニッポン放送の大株主に躍り出たライブドアの株式買い集めにも触れ「金さえあればなんでもできるというのは教育の成果なのか」と疑問を呈した。

 森氏は「一番すばらしい教材はこの『あひるのアレックス』だ」と、自らも参加して出版した絵本まで紹介。カルガモに育てられたアヒルが旅立つまでを描いた絵本を出席議員に配った。
 ま、森喜朗が擁護するってことは、「ゆとり教育」は見直した方がいいってこと。

■「学力偏重」というけども、じゃぁ何を指標にして教育改革を論じればいいのかが明示されていない。ま、森サンお気に入りの「滅私奉公」の精神でも叩き込みさえすればいいってことか。

■思わず笑ったのが、ホリエモンの行動までも教育のせいにしてるとこ。「戦後教育」って、こんなとこでも使えるのか。すごく便利。


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