2005年2月12日土曜日

吉野家:牛丼復活

■1日だけ復活「吉牛」に列、3時間足らずで売り切れも(読売新聞)
 牛丼チェーン最大手の吉野家ディー・アンド・シーは11日、1日限定で牛丼販売を再開した。

 米国産牛肉の輸入停止で販売を休止してから丸1年にあたるこの日、商社などから集めた在庫肉を使って休止以前の平日1日分の2倍に当たる約150万食分を全国約1000店で用意。都内では午前11時の販売開始から3時間足らずで売り切れる店もあった。

 大阪府堺市の第二阪和浜寺店では、販売開始直前、店の駐車場に駐車しようとしたワゴン車の男性(63)が、アクセルとブレーキを踏み間違えて店内に突っ込み、客ら7人がけがをする事故があった。店内が大破しても客の行列が途切れないため、事故から約40分後に営業を再開、「吉牛」人気を裏づけた。

 ただ、他の牛丼チェーンと異なり、吉野家は米国産牛肉使用にこだわっており、今後継続的に牛丼を提供できるメドは立っていない。
 なんか行列も出来ていた店舗もあったらしく、休日なのにご苦労様という感じだけど。

■狙いは2つだろうか。まず、「日本の消費者が米国産牛肉を好み、今も食べたいと思っていることを確認した」とのべーカー駐日大使の発言が示すように、輸入再開を促すアピール。あと、「牛丼=吉野家」というように、他のチェーン店との差別化をアピールし、「吉牛ブランド」を誇示するもの。

■それを「牛丼を愛するお客さまからやまない再開の要望に、感謝の意を込めた」などと恩着せがましく言うもんだから、そりゃ車もツッコミを入れるわ…って話。


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