井内顕策・東京地検特捜部長が一部の記者に「マスコミの取材と報道は捜査にとって有害無益」などとする書面を配ったと報じられたことについて、南野知恵子法相は28日の閣議後記者会見で「穏当を欠いた表現があった」としながらも、「親しい記者に出したあくまで私信」と弁明。本人が謝罪し、上司も指導したとし、処分について「今のところ考えていない」と話した。南野法相が「穏当を欠いた表現があった」とはね。あーたがいいますか。
文書は今月初旬に井内特捜部長が一部記者に渡したもので(1)逮捕や捜索の強制捜査の前打ち報道などは捜査を妨害し、社会正義の実現を妨げ、犯罪者および犯罪組織を支援している(2)マスコミはやくざ者より始末におえない悪辣(あくらつ)な存在――などと書かれていた。
■文章の詳細
■当局にとって、メディアがうっとうしい存在であるのは当然。ただ、それを言わないのが最低限の作法ってもんでしょ。あるいは、戦前まで時計の針を戻そうとしているのだろうか。
■ま、こういうのをメディアが「けしからん!」とばかりに報道すっから「傲慢」と見られるんだろうけど。メディア叩きってのはひとつの流行ではあるんで、「よく言った」という人もいるでしょうね。
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