「こんにちは、キム・ジョンナムです。年末年始が近づいてきました。健康と幸せを祈ります」。3日深夜、朝日新聞記者のパソコンにこんな内容のハングルの電子メールが送られてきた。インターネットでポルノを見るのが趣味という噂もあるぐらいで、そらメールやってても不思議ではないよ。
「9月25日に北京空港でお会いした」。アドレスは、ヤフー・コリアのフリーメールのようだ。記者はその日、同空港で北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男である金正男(キム・ジョンナム)氏を名乗る男性を取材し、メールアドレス入りの名刺を渡していた。
「どこにいるのですか。また会いたい」と返信を送ったら、4日未明、再びメールが届いた。
「私はあなたの聞きたい問題について、明確に答えられる立場にない。名刺をいただいたので、あいさつを送っただけ」
発信者が本人かどうかわからない。空港で名刺を渡したほかの日本メディアの記者3人にも、同様のあいさつメールが届いたという。
■いたずらとは言い切れないよな。記者がそれなりの信憑性を認めているからこそ、記事になるのだろうし。でも、最高指導者の息子がメールを出すのか。後継者争いに敗れたってのもあるし…なんか意図があんだろか。
■で、ヤフー・コリアってのがねぇ。ヤフーがその気になれば、情報が垂れ流しだよ。それとも、アドレスを使い分けてるのかな。それでも場所は特定されてしまうけども。
■金正男氏?から読売記者にメール「健康、幸福で…」(読売新聞)
今年9月に北京で開かれた日朝実務協議の際、空港で北朝鮮代表団の到着を待つ報道関係者の前に突然姿を見せ、話題となった、金正日(キムジョンイル)労働党総書記の長男の金正男(キムジョンナム)氏とみられる人物から、3日深夜(日本時間同)、本紙記者あてに電子メールで年末のあいさつが届いた。
ハングルで記された内容は、「お元気ですか。キム・ジョンナムです」で始まる短いもの。「さる9月25日に北京首都空港でお目にかかりうれしく思います」とした後、「年末年始が近づいています。健康で、幸福であることをお祈りします。12月3日、キム・ジョンナム」と記されていた。
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