2004年12月9日木曜日

右翼・街宣車

■朝日新聞/社説「街宣車―わがもの顔は許せぬ」
 街宣活動には、そのときどきで狙いがあるようだ。自分たちの売名もあるだろう。嫌がらせをした相手に音を上げさせて金を払うよう仕向けたり、誰かの依頼で活動したりすることもあると言われる。右翼を名乗る集団によるこのような街宣活動は、ほかの先進国に例がない。

 警察庁によると、いま約900の右翼団体に約1万人が所属する。このうちかなりの団体が街宣車を持っていると思われる。暴力団と見まがう団体もある。

 国会周辺などでは20年近く前にできた法律で街宣活動が規制されている。また、警察は騒音を規制する条例や様々な罪名で街宣を取り締まってはいる。しかし、被害を受けている人々の間には手ぬるいとの不満が大きい。

 警察にすれば、政治活動や表現の自由に絡むことだけに、慎重にならざるを得ない面もあるようだ。

 しかし、強力な拡声機から怒鳴り声を流しながら、一目でそれと分かる塗装をした車が列をつくって走る。居丈高な街宣活動と、普通の政治活動との違いは、誰が見ても明らかだ。
 まぁ、いまさら言うこともないのだが、これを放置し続けてきた国の不作為ってのはどうよ?

■でも、あれって効果があるんかね。主張にネガティブなイメージをもたらすだけじゃない?ま、従来はそういう人たちは孤立していたもんだけど、自民党や民主党が右翼団体みたいな今日この頃。

■で、最後…
 東京には路上でたばこを吸ってはいけない条例を作った区がある。騒音被害をまき散らす異様な街宣車を規制する条例があってもおかしくない。いつまでも無法を許すわけにはいかない。
 東京が出てくるあたり、「石原に期待?」と皮肉を言ってるのかと勘ぐる。ま、あの人は自分が気に入らない人には「爆弾仕掛けられてあったり前」だそうですけども。

■となると、「石焼きイモ」や「竹や竿竹」はどうしよう?あれも迷惑じゃない? 私はさらに選挙カーだって何とかして欲しいのだ。あんなもん、ちっとも投票の参考になりはしない。


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