2004年11月28日日曜日

血液型番組

■<血液型番組>「性格決めつけ」視聴者から抗議相次ぐ(毎日新聞)
 血液型による性格判断を扱うテレビ番組が、今春から増えている。特定の血液型を「いい加減な性格の持ち主」「二重人格」などと決めつける内容が目立ち、NHKと民放が設立した第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」には、視聴者から「子供が血液型でいじめを受けた」「一方的な決め付けで不快」などの抗議が4月以降、50件以上寄せられた。このためBPOの青少年委員会は番組内容などを検討し、「科学的根拠があるかのような体裁で問題がある」などと判断、近く民放各社に対し、番組制作にあたり慎重な対応を、と要望する。
 へぇ…不寛容な社会ですねぇ。

■こんなのは血液型占いとか星座占いみたいなもんで、てきとーに聞き流してりゃいいじゃん。それが不快で耐えられないのであれば、チャンネルを変えたり、テレビを消せばいいわけで。

■幼稚園児を使って「実験」したりとか、科学を装ってるから悪質なのかな。

■「見なきゃいい」って言われたらおしまいだから、「差別を助長する」ってのを引っ張り出して、理論武装するのかな。「子供がいじめにあった」と言ってしまえば、製作者としては謝るしかないもんね。でもさ、子供なんて、ささいなことがいじめにつながるわけで、これが「血液型」じゃなくっても、世の中にはいくらでもいじめの要因は転がってるって。

 立命館大の佐藤達哉助教授(社会心理学)によると、血液型性格判断は80年代にブームになった。学者らが「統計上の違いはわずか。科学的には何も実証されていない」などと批判し、沈静化したが、再び雑誌などが取り上げ「大衆の常識のように定着してしまった」という。
 血液型番組の差別・偏見を告発するサイトを9月に開設した岡山大の長谷川芳典教授(心理学)は「ほとんどの番組は、いい加減なデータでレッテル張りをしている。血液型という生まれつきのもので他人を判断することは不当だ」と批判している。
 こんなのをいちいち信じ込んでる奴がいるとすれば、私はそっちの「知性」を問題視したくなるけども。こんなもん一種のお遊びであって、それに基づき差別するバカがいるとしたら、それはそっちを批判すべきだと思うけど?


【追記】
 てきとーにあしらってた粘着クンが久々にお出ましになった。しばらくの間、出没しないので、追い払ったと安堵していたが、やっとのことで他人の「伝聞」を見つけたらしく、喜び勇んでやってきたらしい。失笑というか、滑稽というか … 一生やっててくださいよ。
 私は「血液型番組」そのものを肯定しているわけじゃないんだからねぇ。こんなとこで鬱積をはらしてないで、差別主義者に直接ぶつけたらどうだろうか。ってか、見つけたんなら、お前がそいつらに、さっさと抗議しろ(笑)。これ、次の宿題だから、持ち前の粘着力でもって、必ずやっておいてね。
 それとも、相手にされないから、ネット上でストレス解消しているのかな?いずれにせよ、暇人は相手にしない…ってのが私のファイナルアンサー。


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