2004年9月26日日曜日

曙(マケボノ)

曙、KO負け! ハイキックに沈む(スポーツナビ)
 曙が大の字に倒れた! 元横綱・曙が25日、日本武道館で「K1 WORLD GP 2004 開幕戦」に出場し、前年の王者レミー・ボンヤスキーに3RKO負けを喫した。K−1転向後、勝ち星なしの4連敗であとがない曙は背水の陣でボンヤスキー戦に臨んだが、中盤以降は完全にペースを失い、最後は右ハイキックを食らって大の字に倒れた。壮絶なダウンで5連敗を喫した曙は、ノーコメントで病院へと向かった。

 大会終了後、谷川貞治K−1イベントプロデューサーは、曙のGP決勝大会(12月4日、東京ドーム)出場は「当分、1回リセットしなくちゃいけない」とリザーブマッチなどを含めて行わないと明言。しかし「アンディ・フグのように復活してもらいたい。新しいアンディ・フグは曙選手だなと期待を込めて思っている」と元横綱の再挑戦を望んだ。
 今やすっかり「マケボノ」と愛着を込めて呼ばれる曙太郎さん。それもそのはず、ついに五連敗となり、このままだとハルウララの連敗記録も更新しそうな勢いだ。K1人気にも陰りが見えつつあっから、それもいいんじゃないかな。

■やっぱさ、曙は24時間テレビで他人を応援してる場合じゃないって。ボブ・サップに敗けた時も、平面ガエルみたいになってて笑ったけど、(曙には悪いけど)今回も笑ったな。ケリをスコーンと食らって、上からぐしゃっと脂肪塊が潰れる…なんともすっきり爽快な負けっぷり。しかも、レミー・ボンヤスキーはローキックを意図的に多用しなかった感じがするからね(チャンピオンのプライド?主催者側とのお約束?それとも単に空気の読める人だったのか?)。

■こんだけ負けてても、試合前の曙はビックマウスを続ける。だからこそ人々は、そんな曙を痛々しく思い、あるいは、「そんな大口叩いて大丈夫か」とハラハラさせ(親御さんのような心境?)、この「格闘技界のハルウララ」を見守り続けるのかもしれない。「ノーコメントで病院へと向かった」ってのも、なんとも物悲しい。

■鞭打たれて走っているハルウララよりも、自分の意志で闘い続けるマケボノの方がよっぽど「ひたむき」だ。まけぼの…次こそがんばってくれ、そして、綺麗に散ってくれ。そんなマケボノを私は応援している。

■曙もう限界…失神KO負け K−1 WORLD・GP開幕戦(スポーツ報知)
 曙(35)が壮絶に散った。昨年GP覇者レミー・ボンヤスキー(27)=オランダ=とワンマッチ対決で3回33秒、右ハイキックで沈没。バンザイしながら大の字にあおむけに倒れる失神KO負けを喫した。デビュー以来、白星なしの5連敗となり、K―1限界説も再燃。総合格闘技、プロレスへの転向も浮上した。

バンザイ…あおむけバッタリ…
大の字…病院直行

 曙が豪快に沈んだ。3回30秒過ぎの衝撃。ボンヤスキーの放った右ハイキックが曙の首をとらえる。右ロー、左パンチを浴び、両手のガードが下がったところを狙われた。ボブ・サップ(29)=米国=とのデビュー戦では前のめりに沈没したが、今回はバンザイしながらあおむけにバッタリ。さらに、大の字で失神する醜態をさらした。試合後は精密検査を受けるため都内の病院に直行。「頑丈」が売りの曙だったが、会見を初めて欠席した。

 出口の見えないトンネルからの脱出を図ったが玉砕した。消化不良の判定負けが続きマッチメークに不満を爆発。「真っ向から打ち合える相手」との特例の試合を認めさせた。ゴリ押し要求を通した試合だけに、試合直前にはストレスとプレッシャーから円形脱毛症も発症。だが、やるしかない。曙は序盤からエンジン全開で突進した。王者をコーナーに押し込み、パンチを連打。厚い脂肪で防御して、飛びひざ蹴りが飛んでくれば、得意の突きで吹き飛ばした。だが、すぐにスタミナ切れ。3回には王者の巧みなテクニックでサンドバッグにされた。ボンヤスキーは「やせた方がいい。あの体重では動けない」とアドバイスした。

 バンザイしてましたか(笑)。ぜひ画像を手に入れたいな…何かに使えそうだ。


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