高知競馬(高知市長浜)でデビュー以来113連敗中の牝馬ハルウララ(8歳)が休養に入った問題で、宗石大調教師らが16日、高知競馬場で記者会見し「必要な手続きもできないまま、いきなり連れて行かれた」と、馬主で競馬エッセイストの安西美穂子さんの対応を批判した。
安西さんは「休養入りは調教師と同意の上」と話しており、両者の意見は食い違ったまま。高知競馬側は安西さんとの話し合いを続ける意向だ。
宗石調教師は会見で「今すぐ安西さんとの預託契約を解除したいと思うほど、感情的になっている」と怒りを隠さず、「ウララが高知競馬で1日も早く走れるよう、ファンの協力をお願いしたい」と訴えた。
■もっと見たいハルウララ…馬主会見「引退前もう1回」(読売新聞,2004/09/17)
放牧は約2か月で、来年3月の引退レース前に出走させることを明らかにしたが、「1回でも多く走って欲しい」と願う高知県競馬組合は、人気馬の突然の休養に戸惑いを隠せないでいる。ハルウララはやっぱりお金を落とすんだなぁ…「1回でも多く走って欲しい」高知競馬…で、安西美穂子さんはハルウララを休養させたい…という対立?
安西さんによると、ハルウララは、隣の馬房の年下の馬と鉄格子越しに顔を寄せ合ったり、じゃれ合ったりしているという。出走については「引退までに1回は走らせたい」と話した。
一方、競馬組合は、引退レースを含め10回の開催を計画していた。ハルウララの出走日には約2000人が訪れ、売り上げも800万―1000万円に上る。出走しない日は、半減するという。
■ハルウララが負け続けても、金稼ぎのために走らせ続けてきた…その両者が急に対立とはねぇ…ぶざまったらないね。安西さんの心変わりが妙だ。年老いたハルウララをさんざんこき使っておいて、なぜ急に休養させようと思ったのか。自らの欲得のために、搾取してきたハルウララが急にかわいそうになったのかねぇ?
一方、こんな記事も…
■ウララ馬主 グッズ関連トラブル否定(スポニチ)
宗石調教師との対立について安西オーナーは「放牧の了解はとっている」と否定。「わが子(ウララ)に対する愛情は同じだが、教育方針をめぐって言い争うパパとママという感じです」と、表現した。「教育方針をめぐって言い争うパパとママという感じ」だってさ。笑わせんなよ。子供を芸能界に入れて荒稼ぎする親に似てる。その結末は金稼ぎの路線対立。離婚秒読み状態。
一方で、ウララグッズのロイヤリティーに関する契約で金銭トラブルが発生していることも明らかになった。グッズの販売を行っている高知県競馬組合の関連法人サポートKRAと、安西オーナーが代表取締役を務める(株)エムエイオフィスが、売り上げの取り分をめぐり、双方が弁護士を立てる事態となっている。
この問題に関し安西オーナーは「サポートKRAが得た利益は高知競馬の救済のために使うという約束。目的通りに使われていない可能性があり説明を求めただけ」とし、今回の放牧騒動とは関係ないことを強調した。しかし、トラブルの背景には、あらゆる点で主張が食い違っている高知競馬サイドと安西オーナー側の根深い対立があるとみられる。
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負け続けてもひたむきに走り続ける姿が支持を集めたハルウララ。意見の相違が「最後の花道」に水を差すことにならないか。ファンの反応も含めて注目したい。
■「負け続けてもひたむきに走り続ける」って、まだ言うか。これに関してはハルウララ引退を参照のこと。
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