2004年9月3日金曜日

日本人と韓国人/優越感と劣等感

韓流旋風…我々のすべきことは?(朝鮮日報)
これまでほとんどの日本人は、韓国人に優越意識を持つか、あるいは完全無関心だった。 ところがある日突然、韓国人に近寄り始めた。
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日本人はなぜこんなに変わったのか?どう考えても、02年のW杯共同開催と『冬ソナ』に代表される韓流ブームが関係していると思う。「興味を持ってみたら、思ったよりもずっと魅力的な国だった。これまで韓国について全然知らなかった」というのが、日本に住む「韓国マニア」が持つ共通した反応だ。

日本人の心が韓国に向けて開き始めたのは明らかだ。だとしたら今度は我々心の扉を開く番だ。 韓国サッカー代表に「日本に負けたら玄海灘に身投げしろ」と脅して競争心をあおったり、恨みに満ちた感情を持つのは、非常に退行的な考えだ。心を開いて相手を理解しようという姿勢をとった時、はじめて本当の和解に向けた基盤が作られる。

もちろん、このような期待はいまだ時期尚早だという主張は理解する。韓国が心の壁を崩すまでに日本がすべきことはまだ山積しているからだ。それでも我々にできることは何かあるだろう。
 ワールドカップよりも、冬のソナタの方が断然、親しみを感じるのに役立っていると思う。こういった「ソフトパワー」が政治家や外交官よりも友好関係を強めてくれる。そのためにも、韓国にはぜひ日本文化を受け入れて欲しいね。(参照:韓流


■この記事と前後して、こんな記事も見つけた…
「逆から見た金メダル」人口数を勘案すると日本は32位(朝鮮日報)
アテネオリンピック(五輪)の1位はバハマ、米国は34位…。

あるインターネットサイト(http://www.simon.forsyth.net/olympics.html)が変わった見方で紹介した五輪の順位だ。 公式順位52位のバハマがトップで、1位の米国は34位、2位の中国は53位、9位の韓国は23位、5位の日本は32位となる。

各国が獲得した金メダル数を人口数と比較して付けた順位だ。 31万7000人が住むバハマは金メダルを1個(陸上女子400メートル)しか獲得できなかったが、100万人基準では3.15個という計算になる。 一方、人口2億8800万人の米国は100万人当たり0.12個となる。

サイト制作者は「人口が多いほどメダルを獲得する可能性が高まるという常識を前提に、『逆から見た五輪順位』を計算してみた」と話す。人口13億人の中国が獲得した32個よりも、バハマが獲得した1個の価値の方が大きいということだ。

国内総生産(GDP)を基準にした成績も算出した。 GDPを10億ドルで換算した場合の金メダル数だ。 やはりグルジア、エチオピアなど劣悪な国が上位に入った。 GDP11兆ドルの経済大国である米国は57位。 韓国は実際の順位では日本(5位)よりも低いが、この基準では31位となり、52位の日本を上回った。
 小国に自尊心を与えるためのデータ。でも、人口やGDPに比して、五輪出場選手を増やせるわけじゃないのだからねぇ。

■なんか韓国の日本に対するライバル心、というか、劣等感というのを見せられているようで、妙な気分になる。メダルの獲得数でも「韓国ため息、日本躍進」(東亜日報)とショックを受けているようだった(そもそも、日本人は韓国のメダル数に興味などない…ネットウヨクを除いて)。だからって、こんなデータを誇らしげに示して、「日本を上回った」って自慢されても…


■韓国では日本のニュースなども詳しく報じられているのに対し、日本は韓国に無関心のままだ。よほど大きなニュースじゃないと報じられない。まぁ、総じて日本の場合は、国際ニュースには無関心なんだけども。


■いつも思うのだが、日本の新聞社もハングル版ニュースを提供してもよさそうなもんじゃないか。より日本の出来事がわかってもらうためにも。特に産経や読売は韓国人に対して、たくさん言いたいことがあるんじゃないか?


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