オウム真理教の麻原彰晃こと松本 智津夫被告(49)を今でも信奉しているオウム真理教の分派「ケロヨンクラブ」の女性信者が、竹刀で体をたたく修行中に死亡していたことがわかった。教団の幹部信者が、すでに警視庁に出頭していて、警視庁では過失致死などの疑いもあるとみて捜査している。教祖への帰依を強め、オウムの原点に立ち戻ろうとする団体で、かつてのオウムをほうふつとさせるような惨事が起こった。誰もが食いつくとこだろうけど、「ケロヨンクラブ」って。そんなすっとぼけた名前のくせに、竹刀で叩く修行をするなど言語道断だ。
死亡したのは、オウム真理教の分派「ケロヨンクラブ」の36歳の女性信者で、9月10日に練馬区内の教団の関係先で死亡した。この教団の関係先について、近所の人は「いろいろな人が出入りしていた。子どもが3人くらい学校に行かず毎日いたり」、「オウムじゃないかといううわさもある」と話している。
遺体には無数の傷があったため、行政解剖をしたものの、死因は特定できなかった。しかし、22日までに教団の幹部信者が警視庁に出頭し、「カルマを落とすために竹刀でたたく修行中に死亡した。自分がやった」と供述した。警視庁では、過失致死などの疑いもあるとみて、この男性信者ら教団関係者からくわしく事情を聴くとともに、教団の活動実態を解明する方針。
■実はこの「ケロヨンクラブ」、すでにニュース記事になっていた…
■「ケロヨンクラブ」の奪還テロを警戒(スポーツニッポン2004/02/28)
今でも麻原被告を絶対とする、分派グループなどの教祖奪還を警戒した警視庁は、ダミーの護送車まで用意。厳戒態勢の中、麻原被告を東京地裁へ護送した。全国に5つあるとされる分派のうち、東京都練馬区のグループは麻原被告の教義の「原点に返る」という目標から「ケロヨンクラブ」と呼ばれ、最も過激なグループ。公安当局には、実際に奪還テロを計画していたとの情報も寄せられており、東京・小管の東京拘置所から地裁までの道のりは緊張感に包まれた。
■ケロヨンクラブ(同記事より)
関係者によると、ケロヨンクラブは麻原被告が逮捕された翌年の96年ごろから活動を開始。教団が麻原色の払しょくに力を入れる中、麻原被告の教義の「原点に返る」に引っ掛け、カエルのマスコットをメンバーが持っていることからこう呼ばれる。教団を脱会した者が中心となって組織した。
「(麻原)尊師絶対」が大前提で、元信者の女性(39)をリーダーにメンバーは約30人。拠点には麻原被告の写真が多数張られ、麻原被告の教義が載っている冊子やテープを用いて活動している。麻原被告の前世は「徳川家光だ」などとし、栃木県日光市の日光東照宮に参拝したこともあるという。リーダーの女性は昨年10月、麻原被告の最終弁論を傍聴していた。
ダジャレかよ(笑)。「カエルのマスコットをメンバーが持っていることからこう呼ばれる」ってことは自称じゃないのかな。となると、警察が「ケロヨンクラブ」って呼んでるのか。それはそれで深刻だ。だって、捜査会議などでも「ケロヨンクラブの件だが…」などと大の大人が言い出すわけだろ…取り締まる気があるのかと問いたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿