細木数子(66)と和田アキ子(54)が激突――。芸能界を代表する“2大熟女”の全面戦争が勃発だ。どっちもどっちって感じですね。一方は「毒舌」を売りに視聴率を稼ぎ、もう一方は「芸能界のご意見番」気取り。で、和田の売れない新曲のタイトルが「愚かな女たち」だ。なかなか面白い冗談だ。
発売中の女性週刊誌「女性自身」が「芸能界の“女帝”VS.視聴率の“女王”『私を犯罪者扱いした!』『占い当たってない!』」という記事を報じている。
記事によると、和田はかつて細木がホストを務める番組で「2年間はCDを出しても売れない」と占われたという。それへの意趣返しなのか、8月22日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS)でボードに張り付けた細木の写真に白い目隠しをし、“有名占い師”と断った上で「占いは全然当たらない」と徹底的にコキ下ろしたというのだ。
その放送をたまたま見ていた細木は、目隠し扱いに「私は犯罪者なのか!」と激怒し、仁義なき“熟女バトル”に発展しているというのである。
このバトルは今後どうなるのか。
「細木に分があるでしょう。今や細木は出る番組がすべて高視聴率をたたき出す“女王”。一方の和田の番組はマンネリ気味で視聴率も低調です。番組に出ているのは和田シンパの取り巻きばかりで、彼女はエラそうに物を言っているだけ。勢いの差は歴然で、和田に勝ち目はありません」(芸能リポーター)
皮肉なことに細木の占いは当たってしまった。和田は8月25日に新曲「愚かな女たち」をリリースしたが、ほとんど話題にもなっていない。
「レコード会社も和田の扱いに困っているといいます。本人は新曲のリリースに積極的なのですが、どの曲も売れないので困っている。それでも芸能界の大物の和田の意向は尊重しないといけませんから」(レコード会社関係者)
和田は長い間、芸能界の“ご意見番”として君臨してきた。しかし、今回は“負け犬の遠ぼえ”にしか聞こえない。かみついた相手が悪かったようだ。
■「2年間はCDを出しても売れない」って、和田の歌が売れていないのって、いつものことじゃないのか。3年後からは、じゃぁ売れるのかっていうと、それも難しいだろう。
■細木の方も、「谷亮子選手は五輪で金メダルは獲れない!」という感じで「予言」がしっかりと外している。占いがインチキなんてのは誰でも知ってるただ「毒舌」だからテレビで重宝してるだけだっての。
■タレントが“嫌がる”ほどの面白さ細木ブームの前途は…(夕刊フジ2004/09/29)
だが、人気が出れば、反発が出るのもこの世界の道理。男性、女性誌問わず細木批判記事がポロポロ…。テレビでも同じTBS系の「アッコにおまかせ」で和田アキ子が細木に“宣戦布告”したとして話題に。その際、細木の写真に“目張り”を入れ、「あれでは犯罪者扱い」と、スタッフが謝りに行ったとか。「地獄に落ちる」ってのも占いになるのですか。いや、そもそも「地獄」なるものを人類は確認していない。
かと思えば、「ズバリ−」で東京本格進出する前は、豪邸を構える京都中心の活動だったが、関西のテレビ局でも“悶着”があったのでは…といううわさも飛び交う。
さらに、「占いって、当たり外れがはっきりしないけど、そのわりには自信たっぷりで、何かというと『地獄に落ちる』でしょ。『今の彼氏と別れなさい』といわれ、恋人なんていないのに…と困惑を通り越して怒ったタレントもいた。一方的にいわれるのを嫌がる人もいて、出演に尻込みする事務所もありますよ」(女性誌記者)とまでいわれる始末。
和田との“バトル”に「そういえばサッチーのときも、和田が番組でかみついたのをきっかけに“バッシング”になりましたね」(テレビ関係者)という声もあるが、タレントが嫌がるほどの毒舌でなければ、おもしろくないのも確か。バッシングをはね返して、さらなる細木ブームを期待したいものだ。
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