動きが鈍い。ミスが重なる。序盤で高橋をベンチに下げる荒療治に出たが流れは変わらない。速攻が使えず、イタリアが誇る強固なブロックに屈した。193センチのトグットの硬軟織り交ぜた攻めに連続失点を喫した。
5月には一枚岩だったチームに徐々に亀裂が入った。「チームを壊しているのはあなただ」。ある選手が全員の前で柳本監督を怒鳴りあげた。しごきにも似た猛練習への批判だった。以前にも選手の総意として休日を求めて拒絶されたことがあった。波紋は広がった。 五輪直前のワールドグランプリは2勝7敗で1次リーグ敗退。実は大会前に選手には大阪合宿の集合日を7月29日と知らされた。28日からの決勝ラウンドには「勝ち進む必要はない」という意味だった。戦術を隠すためだろうが、一度薄れた勝利への意欲は簡単には取り戻せるはずもない。
まだ、1次リーグ突破の可能性は残るが、メダルへの道は険しい。
今回の五輪で、なぜかバレーは注目度No1らしい。フジテレビの世論誘導の賜物だろう。でも、今のところ、1セットも取れずに完敗している。チームの確執ねぇ…ある選手って誰だろ。
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