2004年8月27日金曜日

ハイブリッド車優遇法、フォード反発

ハイブリッド車優遇法、「日本びいき」とフォード反発(朝日新聞)
 米カリフォルニア州上院が高速道路でハイブリッド車を優遇する法案を可決したことに対し、米自動車大手のフォード・モーターが「日本車優遇だ」と反発していることが25日、明らかになった。米メディアによると、ビル・フォード会長兼最高経営責任者(CEO)がアーノルド・シュワルツェネッガー州知事に対し、「『日本製品購入法』を見るのは残念だ」との書簡を送り再考を求めた。
 米国の高速道路の一部では混雑緩和のため、2人以上が乗っている車に限って通行できる優先車線を設けている。カリフォルニア州議会が24日に可決した法案は、ガソリン1リットルあたり約19キロ以上(法案では1ガロンあたり45マイル)で走る低燃費のハイブリッド車に限って1人乗りでも通行可能とする内容だ。
 現状では、トヨタ自動車のプリウス、ホンダのシビック、インサイトの日本製3車種のみが適合するとみられている。一方、フォードが近く発売するハイブリッド車は1ガロンあたり30マイル台の燃費にとどまるため、燃費基準に対する不満を表明した。
 フォードがそれだけ環境への配慮をしてこなかったということでしょ。これがインセンティブになるのなら、大いにけっこう。


0 件のコメント: